観葉植物 育て方 Q&A

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ハオルチアに白カビ|育て方 Q&A


ハオルチア ブルーレンズ

育て方 Q&A

ハオルチア ブルーレンズに白カビ! 投稿者:Atskiita 投稿日:2013/04/13(Sat) 11:11

昨年3月に購入したクリスタルプラント。土というか、そだち(肥料)の表面に白カビがでてきました。 ふわふわと白いカビと、少し黄みがかったものも。 どうしたらいいでしょうか? また原因は? 教えてください。

Re: ハオルチア ブルーレンズに白カビ! 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2013/04/13(Sat) 13:39

クリスタルプラントというのは、植物名ではありません。葉のてっぺんが透明(窓と呼ぶ)に成っていて日光を葉の内部に取り込めるように成っている多肉植物の総称で、いろんな科の多肉植物の中で同じ構造を持つ植物をひとくくりにした呼び方です。日本では窓植物と呼ばれます。 まず、お手持ちの物の植物名をはっきりしなければなりません。

インターネットで調べたところ、軟葉系のハオルチア数種にブランドネームとして付けて売っているところが多い様なのでハオルチアと仮定してお答えします。

はっきり言ってしまうと、植えた土が適していません。多肉植物の中でもハオルチアだと、カビが生える様な土は普通使いません。サボテンに使う様な有機物のかなり少なめな土に植えます。自分で混合すると大量に出来てしまい、多肉植物やサボテン以外に使うのは難しいので、「サボテン・多肉植物専用土」の小袋を買って使うのが良いです。

少し深さのあるプラスチック鉢に専用土だけで植え、水やりはだいたい10日に一度くらい、土全体がすっかりカラカラになってからたっぷり水やりし、鉢底皿に溜まった水はすぐに捨てます。

ハオルチアくらいの砂漠に近い荒野自生の植物は葉がしおれ気味になるくらい水を与えなくても枯れず、私の家では試験的に2年間全く水やりしていないのにまだ生きている物があるくらいです。

そんな植物ですので、普通カビが生えてくるというのはあり得ません。肥料にカビが生えていたとしても、適した土に使っていれば肥料はカビません。
おそらく有機質の多めな普通の鉢花に使う様な土か、金の成る木の様な多肉植物でも有機物が多く入っている土で植えていませんか?そして、これらの土でも水やりを控えめにしていればカビませんから、おそらく水やり頻度が多すぎると思います。

もし御心あたりがあれば、サボテン・多肉植物専用土と適したプラスチック鉢を買ってきて、八重桜の咲く頃にでも植え替え(今の土が乾燥気味の状態にし鉢から根鉢を抜き、根を傷めない様に土を手でそっと全部落としてから植える)、植え替えたら水はたっぷり与え鉢底皿に溜まる水は捨て、次の水やりは鉢を持ってみて軽く成ってから与えて下さい。10日間隔はあくまでも目安で、乾ききっていなければ更に3日くらいは待つ事。

あと、ハオルチアの場合は置き肥の様な追肥は必要ありません。自分で土をブレンドする時に、粒状肥料を少量混ぜるくらい。専用土に肥料分が含まれていなくても、多肉植物専用の液肥を適宜薄めた物を成長期に10日に一度くらいの頻度で与えれば良く、特に休眠期の肥料は必要ありません。

ハオルチアの軟葉(硬葉系は窓が無い。‘十二の巻’など)は、主に2つの姿で楽しむ事が出来ます。緑色が淡い系統のは本来適している水やり頻度よりもちょっと多めに日光もレースのカーテン越しくらいに弱めて瑞々しいプリプリな葉で楽しむ事が多い様ですが、欠点は徒長しやすくなり姿が乱れる、葉が裂けることがある、梅雨時などに根ぐされさせてしまう事も多いです。本来は屋外くらいの直射日光で管理水やりも控え目にして徒長を防ぎ土が蒸れない様に気を付けます。でも、綺麗な緑色に保つのは難しく時期的に葉が紅葉してしまいます(品種によっては紅葉が綺麗です)。

前者はインテリアの飾りもの的な栽培、後者は本来の性質や自生環境に合わせた栽培です。

まずは多肉植物の愛好家のサイト(特にハオルチア専門の愛好家のサイトが良い)などを探して、そちらの育て方を参考にして育ててみて下さい。葉の先が尖った物も、丸く成ってる物(オブツーサ)も育て方に違いはありません。

株が大きめだったり脇芽が育っていれば、枯れたり根ぐされした時の為に、絶やさぬ保険として殖やしておくと良いですよ。
植え替え時に株の外側に脇芽があり脇芽に葉が6枚くらいあれば付け根から手でねじって外しよく切れるナイフで少し切り戻して3日くらい切り口を乾かしてから、小さな鉢に一株植えか平鉢などに数株、専用土に挿しておくか、外側の充実している葉を茎から千切らない様にゆっくり外し、すぐに専用土に斜めに挿して置いて、どちらも水は少し控え気味で与えておくと、葉挿しはしばらくすると葉の付け根から芽が発生する事があります。これは株が育っても親である葉は取らず自然に親葉が枯れてから一株ずつ植え替えて下さい。

もし、ハオルチアで無い場合は多肉植物サイトで多くの植物が載っている中から探してみて下さい。種類は違っても管理や使う土は概ね同じと思います。

Re^2: ハオルチア ブルーレンズに白カビ! 投稿者:Atskiita 投稿日:2013/04/20(Sat) 12:45

ばんざいうさぎ様
ありがとうございました。品種名は、クーペリーブルーレンズ(ハオルチアブルーレンズ)でした。水やりが最近、少し多くなっていたように思います。

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