観葉植物 育て方 Q&A

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ハオルチア 十二の巻の育て方 ぐらつくのは根腐れ?|育て方 Q&A


ハオルチア 十二の巻

育て方 Q&A


ハオルチア 十二の巻の育て方 ぐらつくのは根腐れ? 投稿者:まき 投稿日:2014/04/27(Sun) 16:10

深緑の細長く立体的でとがった葉っぱに白い横縞が入った植物(調べたところたぶん十二の巻だと思います)を母が育てているのですが、ぐらつきます。

買ってすぐ植え替えたとき(四月上旬)も少しぐらついていたのですが、今日見たところ悪化しているように思います。

根腐れではないかと思うのですが、14枚の葉っぱは全部かなり固くしっかりしています。植え替えたほうがいいのか、葉ざしで一部だけでも生き残らせたほうがいいのか判断に迷います。

以下生育環境、まあまあ軽い室内(昼間はほぼ明るい)・陶器の丸い鉢・観葉植物の土のみ水遣りは1週間に1度くらい(乾いたらあげる・受け皿の水はすぐ捨てる)


Re:ハオルチア 十二の巻の育て方 ぐらつくのは根腐れ? 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2014/04/27(Sun) 19:45

ハオルチアと言う「多肉植物」の、硬葉系品種の‘十二の巻’ですね。四月上旬の植え替えと言うのは今年の事ですよね?

失礼ながらお母様は多肉植物の栽培の経験がおありでしょうか?知らなかったとは言え、あまりにも掟破りな栽培なので、これでは不調になるのも当たり前なのです・・・。

まず、熱帯自生の植物を4月に植え替える時点でアウト・・・。春遅くの梅雨前か秋早くの気温の高い時期に植え替えるものです。

植え替え時、使うのは「サボテン・多肉植物専用土」の清潔なもの

植え替え時、使うのは「サボテン・多肉植物専用土」の清潔なもの。これ以外の土をハオルチア(特に硬葉系に)に使うのは無理です。

ハオルチアの多くは関東標準だと寒くなれば休眠するので水を控えて耐寒性さえあげれば屋外でも越冬出来るくらい。
本来はできるだけ日差しに当てた方が良いのですが、日焼け(本来の色)してしまう時の赤い色素が緑に混じる色が好みで無ければ、ずっと緑と白の対比を楽しむには明るい室内の乾燥気味の所に置きます。それでも日焼けして昼間から夕方の置き場所の工夫が必要。

陶器の鉢は釉薬がかかっていて通気性が悪く成り易いので完全にパス。素焼きかテラコッタ製か、プラ鉢使用。あまり大きめな物は使わない。

週一回の水やりは与えすぎ。少なくとも乾燥が酷い場所であれば10日に一回からで、土の配合によってはもっと待ちます。専用土が完全に乾いて鉢が軽くなってからたっぷり与え、鉢底皿に溜まった水は速やかに捨てる。(水やりで土中の空気を新しい物に入れ替えできる=根ぐされの予防)

おそらく観葉植物の一種と思われたのでしょうが、多肉植物の管理は観葉植物とは正反対。硬葉系ハオルチアは、ほぼサボテンに近い育て方になります。

本当は不調な株を今時期植え替えするのはあまり良くないのですが、そっと抜いてみて腐っている部分を取り除き、カッターなど清潔で切れ味の良い刃物で切り口が白くなるまで切り戻します。

切り口を室内で2〜3日乾かしてから専用土で新しい鉢に植え替え

切り口を室内で2〜3日乾かしてから専用土で新しい鉢に植え替えますが、すぐ水を与えてはいけません。3日後位に、根元にほんの少しちょろっとです。そして5日後くらいに同じくらい。この方法で新しい根が水分を求め伸びる様に促します。2週間後位に土からそっと持ちあげてみて手ごたえがあれば新しい根が生えて来ているので、それからは水をたっぷり与え鉢底皿の水を捨て、次の水やりは鉢中の土が完全に乾いたら鉢がかなり軽くなるので、それを確かめて与えます。でも、硬葉系の不調になった物は回復させるのが難しく今回はダメモトと思って下さい・・・。

硬葉系の葉挿しは、アロエに構造が似ている軟葉系(オブツーサなど)と違って成功率がかなり低く、十二の巻を増やすには大きな株を途中から切るか生長点を潰して残った根付きの方から強制的に脇芽を出させるか(初心者にはお勧めできません)、根元から自然分球を待つくらいしかありません・・・。

詳しくは「多肉植物」「ハオルチア 十二の巻」で検索すると必要な物や育て方がいろいろ出てきます。

お母様には正体の解らない植物は、どういう物かをちゃんと確かめてからご購入なさるようにお伝え下さい・・・。


  


Re: ハオルチア 十二の巻の育て方 ぐらつくのは根腐れ? 投稿者:ふら 投稿日:2014/04/27(Sun) 20:22

おそらくまだ根が張っていないというだけのことでしょう。もう少し日数が経てばしっかりと根が張ってぐらつかなくなるでしょう。 春・秋にはそんなに簡単に根腐れを起こす植物ではありません。

十二の巻を含むハオルシアは「春・秋生育型」の多肉植物。植え替え適期は3〜4月なので、いちばんいい時期に植え替えたと思います。 多肉植物とは言え、ハオルシアは極端な乾燥を嫌うので、生育期である春と秋には極端に水を切らさないようにしましょう。 ベンケイソウ科の多肉植物とは異なり、植え替え時にも乾かさない方がいいと最近では言われていて、私もそのように管理しています。

用土はあまり選びませんが、赤玉土主体の用土がいいと思います。観葉植物の土と言ってもいろいろで、ピートモスが極端に多いものだとやや過湿になるかもしれません。 絶対ダメということはありませんが、ピートモスの多いもので管理に自信がないという場合は、「サボテン・多肉植物の土」などに植え替えてもいいでしょう。

陶器鉢・テラコッタ鉢・駄温鉢でもよく育つ

陶器鉢・テラコッタ鉢・駄温鉢でもよく育ちますよ。通気性がまったくないプラ鉢でも育てられるくらいですから。 ただし素焼き鉢は乾きすぎてやや管理が難しくなります。

十二の巻は葉挿しで非常に簡単に増やせますが(初心者のころ遊び半分でたくさん増やしました)、上記のようにさほど心配はいらないと私は思います。でも興味があったら葉挿しも試してみてください。

管理方法
http://www.yasashi.info/shi_00043.html

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-993/target_tab-2


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