蔓バラの種は、ローズヒップとして使用可能？｜育て方 Ｑ＆Ａ

育て方 Q&A

蔓バラに赤い種が出来ました。スペースの都合で増やしたくはないのですが　赤い実をどうすれば、あのローズヒップとかいうものとして使う事ができるのでしょうか？簡単に利用できる方法を教えてください。

食用（飲用）のローズヒップとして用いられるのは、主にロサ・カニナという原種とチリ産のやはり野生の原種の果実です。ハマナスなどの実も食用にされます。 ハーブティーとして用いる場合は種を取り除いて自然乾燥、または熱風乾燥させることが多いようです。
多くの場合、ローゼル（ハイビスカス属の一種）とブレンドして飲用にされます。

それ以外のローズヒップ（バラの実）にも強い毒性はないとは思うのですが・・・
ただし、バラの園芸品種には多様な原種が関与しています。中には弱い毒性を持つもの（たとえば緩下作用の強いもの）などもあるかもしれません。 そのバラの実は、今までに食用（飲用）にされた実績のないものということになります。

個人的には悪くてもお腹をこわす程度とは思うのですが、こればっかりは責任を持てません。また農薬の使用も問題になります。

以上をふまえてご判断ください。

枝付きのままからからに乾燥させて観賞用のドライフラワーにするくらいが無難かもしれませんね。種をまけばオリジナルの品種（個体）が生まれるので楽しいものですが。

ふらさま　ありごとうございました。 よく解りました。ローズヒップは限定されたバラの物とは知りませんでした。ドライフラワーとして楽しみます。

ふらさんがおっしゃっている通り、ローズヒップの品種は、あとはヨーロッパ原産のイヌバラ（ドッグローズ）の1種のロサ・カニーナという品種と日本に自生するオールドローズのハマナスになります。ハマナスは、秋になると実がなります。

解説