ヤマボウシ|育て方 Q&A
10年目になるヤマボウシの葉が落葉しはじめた移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策
ヤマボウシの1本の幹が折れた後の対処方法
ヤマボウシとハナミズキ、カシの木の葉が枯れたようになる
ヤマボウシが梅雨がはれてた後、枯れました。
育て方 Q&A
10年目になるヤマボウシの葉が落葉しはじめた
ヤマボウシが落葉しはじめた。 投稿者:tana 投稿日:2014/10/02(Thu) 11:14
こんにちは。花壇に植えて10年目になるヤマボウシの葉が先週から突然黄色くなり、どんどん落葉を始めました。
まだご近所の木は青々としています。 もう葉は半分以上落ちてしまい、このまま枯れてしまうのでは、と心配です。 虫などは見当たりません。
花壇は後ろと横をコンクリートの擁壁に囲まれた扇形で、南向きで夏は暑く、風通しはよくありません。
高さは4m弱ではないかと思います。肥料は、4年くらい前まではあげていましたが、今はとくにあげていません。 どうぞよろしくお願い致します。
Re: ヤマボウシが落葉しはじめた。 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2014/10/02(Thu) 19:46
根がコンクリートに挟まれているので、その場所の日当たりなどによってはコンクリートから伝わる冷気が強く根に作用してしまい早めに落葉しているのかも。
毎年余所のお宅のより落葉が早かったりしていませんか?それとも今年だけで初めての事なのでしょうか。
これから休眠期ですし、木の根元にテッポウ虫の穴など見当たらなければ、枯れる原因に心当たり(近くを今年何か手直ししたとか、根元に新たに何か植物を植えたなど)がなければとりあえず大丈夫と思います。
その木が枯れるか枯れないかは枝を一本観察し、切って切り口をみればだいたい解ると思います。
まず、切っても樹形には影響しない様な来年は剪定してしまう予定の枝で試してみて下さい。
枝の先端の落ちた葉の付いていた場所に来年用の芽が出来ているか、その芽を一つ取って丁寧に分解してみて中が乾燥していなければ問題無いと思います。もしその芽がすでに中まで乾燥し枯れているなら、今度はその枝を先端から徐々に切っていきます。
先端付近が枯れていても枝の途中からは切り口の樹皮の内側が乾燥しておらず、樹皮が縦に容易に剥けて木材の固い部分も乾燥して無いのなら特に問題は無いかと。
木は、もし枝の先端付近の芽が全て枯れてしまったり細い枝が途中まで枯れてしまっても、枯れさえ進まなければ枝の途中から新しい芽が出て来て新たに伸びる事もあります。
もし使ったのが幹から直接出て来ている様な細い枝(将来大きな枝に育てる予定の無い枝)なら、この確認を試した後は付け根の幹付近で少し残して切っておけば良いです。
切り口が小さいならそのままでも良いでしょうが、もし少し太めだったりで切り口が気になるのなら癒合剤できちんと塞いでおいて下さいね。将来は残した枝部分も自然に枯れて取れ、その跡は樹皮が徐々に包み込み普通の幹の様に治ると思います。
できれば冬に入ってからこの確認を行ってみて、無事でしたら来春はちゃんと芽生えてきてくれると思いますよ。
木の場合、同じ樹種のがご近所にも植わっていても栽培環境(日当たりや土質)や手入れ、地下の根の状況はそれぞれが違いますし、ヤマボウシ自体もそれぞれが元々自生していた所の影響や個体差でそれぞれの変化の時期が少しずれる物も珍しくありません。
これと言った原因の心当たりが無いのならとりあえずは大丈夫と思いますが・・・。
ただ、根が張れる範囲が狭そうなのは気になりますね・・・。お宅はご家族所有の土地や家屋でしょうか・・・。
木が育てば育つほど、根の方も同等に広がっていかなければなりません。
できれば今の場所に植えたままにせずに、可能なら近いうちに別の広い場所に移植しておいたほうが樹齢は長く保てずっと元気に育ってくれるでしょう。
もし何年か後に移植が可能なら、10年は経った木なら移植のダメージを出来るだけ和らげるために移植予定の年の2〜3年前に移植に向けて根切り作業をすることも必要です。
将来大きくなって邪魔に成ってきたりで仕方なく根元から切っても(切る事さえ大変になりますが・・・)切り株からヒコバエが沢山出てきます。
そうなるとかえって始末に負えなくなるので、出来る事なら広い場所に移すか、切ったら完全に切り株を取り除いてあげて下さい。
もし、そのまま育ってしまえば何年も経つうちに状況によっては徐々に人が気づかないくらいのゆっくりなスピードで弱って行って、将来限界がきて枯れてしまう事もある事がありますが、そういう時の弱り方は春から真夏の生育時期に目立ってきて人が気づくはずですので(春遅くなっても芽吹かないとか、葉は出ても花は付かなくなったなど)生育期には特に何の問題も無く「落葉が早い」だけと言うのであれば、当てはまらないと思います。
もし側のコンクリートが老朽化してヒビが入ってきたりすると根がその隙間に入り込みます。根が徐々に育つにつれてコンクリートのヒビの進行が余計早まる事もあり得ます・・・。
できるだけ早めに移植した方が木の為にもコンクリートの為にも良いのですが・・・。
Re^2: ヤマボウシが落葉しはじめた。 投稿者:tana 投稿日:2014/10/03(Fri) 00:36
ばんざいうさぎ様
早速のご回答ありがとうございます。例年はこんなに早くは落ちなかったと思います。場所を書き忘れましたが、東京都内です。
そういえば、花が今年は少なかったように思います。 コンクリートのせいなのでしょうか・・。移植できるような場所はないのですが、剪定で小さく保ってゆくしかないのかなと思います。 今週末にでも、木の枝を切ってみて、乾燥していないかどうか、見てみようと思います。 またご報告致しますね。どうもありがとうございます。
Re^3: ヤマボウシが落葉しはじめた。 投稿者:ふら 投稿日:2014/10/03(Fri) 02:06
単に肥料切れということはないですか?
落ち葉などが厚く積もる山などとは違い、花壇などの限られたスペースで肥料を与えないと、土の中の窒素・リン酸・カリなどの成分は減って行く一方です。
必要な成分が根から供給されないと、植物体を維持していくのが困難で、落葉も早くなるでしょう。
もし肥料不足が原因なら、すぐには枯死しないにしても、少しずつ弱ってしまいます。
今は肥料を与えてもあまり有効に利用できないと思うので、冬に「寒肥」を施してみてはいかがでしょうか。
育て方
http://www.yasashi.info/ya_00006g.htm
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移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策
移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 投稿者:うり 投稿日:2012/02/03(Fri) 17:22
北関東在住です。先週建て売りの新築住宅に入居しました。シンボルツリーとして常緑ヤマボウシが1月末に移植されました。
ここのところの寒波と強風で根の周りが凍結して盛り上がってきています。また葉がどんどん乾いてきました。枯れてしまわないか心配です。
移植したばかりなので水やりをしなければならないと思うのですが、午前7時前に出勤し帰宅が午後8時過ぎになりますのでどのタイミングで水やりをして良いのか解りません。また夜間の気温が−8℃を下回り風も強いです。
何か被せてあげた方がよいのでしょうか?被せる物は何が良いのでしょうか?その際に注意することはありますでしょうか?
また根本の養生の方法、その外に気をつけなければならないことなども教えて頂けると幸いです。
Re: 移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 投稿者:群馬の山さん 投稿日:2012/02/03(Fri) 21:44
私も北関東で標高が500mくらいあるので毎日ー7〜8℃になっていますが・・・・・
どうもこの木は耐寒性がなさそうなので北関東では無理かも知れませんよ
ともあれ水をやるのは毎日でなくてもいいので休日にやって下さい。たっぷりやったら根が凍みないようにコモか麻布(ドンゴロス)を敷いておきます。また葉に風が当たらないように遮光ネットか寒冷紗を木全体に巻き付けてやるといいかと思います。
これらの資材はホームセンターの園芸品売り場にあるのでそこの人に聞いて見るといいでしょう
Re: 移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 投稿者:pine 投稿日:2012/02/03(Fri) 22:04
私は九州南部ですので、そちらの寒さはよく解りません。
お急ぎでしょうから、当座の対策としてお伝えいたします。もし、詳しい方がおいででしたら、そちらに従って下さい。
寒風防止に被せるのであれば、おすすめは「ワラコモ」ですが、入手が難しい様であれば、「寒冷紗」です。ホームセンターなどで入手できるはずです。ポリのテープをざっくりと編んだやや厚手のものが良いのではないかと。スダレやよしずでも代用できます。
上から被せて、ポリロープなどで巻いて固定します。ばたつくと葉を傷めたりしますが、心配してあまりきつく縛り付けないで下さい。
防寒資材は寒が落ち着くまで被せたままです。日照不足が心配なら、支柱を4本立てて、樹を囲って下さい。
コモや寒冷紗は、寒風によるダメージを軽減するものです。ポリ袋やビニールシートでは、日中、中の温度が上がりすぎますので、避けた方が無難です。ただし、4本の支柱を使って囲うならこれらの資材でも使えますが、風にはご注意下さい。
樹の乾燥を防ぐにはパラフィン系の蒸散防止剤などもあります。入手できれば、併用した方が効果的かも知れません。
もし大きな枝の切り口などがあれば、木工ボンドや接ぎろうなどでカバーしておいて下さい。乾燥のダメージが軽減できます。
かん水は、
>根の周りが凍結して盛り上がってきています
からは、根回りの水分は持っている事が推定されます。過湿になると逆効果ですので、お気を付け下さい。
暖かい日の午前中が基本ですが、どうしても水が必要で、お書きの時間で朝か夜かの究極の選択なら、朝をおすすめします。
以下は、余計な話ですが、 私の場合、ミカンなどの常緑果樹では、秋植えなら寒さが来るまでにある程度根が伸び、春植えなら寒さが一段落して根が伸び始める時期に移植します。生育期なら梅雨前にします。
緑化樹には素人ですが、そもそも、何故にこの時期に移植するのかが、大きな疑問です。根切りしての移植は論外だと思いますが、例え移植に備えて十分な根回しがされていたとしても、厳寒期のヤマボウシの移植が適するのかどうかは、何かの機会に確かめられた方がよろしいのではないでしょうか。
Re: 移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 。。。ありがとうございました。移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 投稿者:うり 投稿日:2012/02/06(Mon) 19:00
質問者のうりです。「群馬の山さん」、ご助言ありがとうございました。お礼が遅くなり済みません、
> どうもこの木は耐寒性がなさそうなので北関東では無理かも知れませんよ
そうですね危惧はしていたのですが、建て売りを買おうと下見に行ったときにご近所で元気に育っているのを見たものですから期待してしまいました。植え替えの時季がこの寒さで常緑ヤマボウシには本当に気の毒なことをしたと思っています。
ありがとうございます。休日にたっぷり水をあげようと思います。
その後は根が凍みないように麻布で養生してあげれば良いのですね、やってみます。風対策は応急措置として夜に不織布の布団袋を被せて朝取り外していました。被せたり外したりは、あまり良くないのですね。
寒冷紗を買ってきて全体に巻き付けてあげることにします。本当にありがとうございました。
Re: 移植した常緑ヤマボウシの厳冬対策 。。。本当にありがとうございました。 投稿者:うり 投稿日:2012/02/06(Mon) 20:33
質問者のうりです。「pine」さん、丁寧に教えて頂いて本当にあ
りがとうございました。お礼が遅くなり済みません、
寒冷紗を買ってきて被せて巻いてやろうと思います。
防寒用の資材は毎日着脱してはいけなかったのですね。不織布の袋を被せたり外したりしてしまったので、こすれて木を傷めてしまったかも知れません。
蒸散防止剤があるのですね。そのことには、思い至りませんでした。 園芸品店で探してみます。
大きな切り口は、無いようです。
温かい休日の午前中に様子を見ながら灌水して、根本を麻布で覆ってやることにします。移植後はたっぷり水やりをしないといけないと誤った認識で焦ってしまっていました。教えて頂いてありがとうございます。安心しました。
ご指摘、その通りです。言い訳になりますが、建て売り住宅の引き渡しが、今月初めでシンボルツリーの移植が突貫工事の外構工事完了後の引き渡し当日でした。
芝生の植え付けとともに、植栽は引き渡し後に植物にとって条件の良いときにお願いしたいと申し出たのですが、却下されました。引き渡し時には、体裁が整っていなければならないようです。
芝生も常緑ヤマボウシもうまく活着しない場合は、代替え品を用意しますと言われたのですが縁あって我が家に来たヤマボウシです。
愛着が湧いているので教えて頂いたことを実践しつつ何が何でも頑張って木を守ろうと決意しました。ただ芝生も本当に可愛そうな状態で、四角い周りが盛り上がったり下がったりしています。こちらも何とか頑張って欲しいと祈るばかりです。
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ヤマボウシの1本の幹が折れた後の対処方法
ヤマボウシの1本の幹が折れた後の対処方法 投稿者:いな 投稿日:2011/03/21(Mon) 15:00屋根の雪下ろしの結果、株立ちのヤマボウシの1本の幹が折れました。(地上1メートルくらいのところ)
このような場合、根元から切った方が良いのか、折れた個所の下で切った方が良いのでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いいたします。
Re: ヤマボウシの1本の幹が折れた後の対処方法 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2011/03/21(Mon) 16:46
そこのスペースには充分な余裕があるのなら、折れたすぐ下で切り切り口の部分には癒合剤を塗っておけば幹の途中から枝が何本も出てくるはずです。
その枝を数本伸ばして「株立ち仕立て」にすれば将来は樹高は低いものの一見数本の木が寄せて植えて有る様な見かけに成るはずです。
詳しくは「株立ち仕立て」で検索してみて下さい。
Re^2: ヤマボウシの1本の幹が折れた後の対処方法 投稿者:いな 投稿日:2011/03/26(Sat) 08:38
ありがとうございます。参考になります。 他の方法として、接着材等を使用するなどして骨つぎ的に修復する方法はダメでしょうか?
折れた幹は一部つながっており、完全に分離していないものですから・・・。
Re^3: ヤマボウシの1本の幹が折れました。 投稿者:群馬の山さん 投稿日:2011/03/29(Tue) 23:12
横からすみません。付いている部分があればおっしゃるように添え木を縛り付けておけばつながります。ただ残っている部分に応じて先の枝を切って減らさなければなりません、つまり半分つながっているのに葉が全部の量付いたのでは蒸散量が多くなって萎れてしまう事になります。
またつなぐ所の直下に出ている枝を曲げて折れた先に接木してやれば回復が早くなります。
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ヤマボウシとハナミズキ、カシの木の葉が枯れたようになる
ヤマボウシとハナミズキ、カシの木の葉が枯れたようになる 投稿者:園芸親父 投稿日:1999/09/13(Mon) 07:43最近、庭に植えているヤマボウシとハナミズキ、カシの木が、共に葉っぱが枯れたようになってきました。
葉の先端から始まり、葉全体の1/4から1/2程度が枯れたようになってきます。
枯れてない部分も少し点々と同様にかれたような症状が見られる葉もあります。
これは、病気でしょうか?
3本とも同時期から発生しました。どうしたらよいでしょうか?薬はありますか?
本に”葉枯れ病”というのがありますが、良く類似しているようにも感じますが・・ ご教示お願いいたします。
Re: ヤマボウシとハナミズキ、カシの木の葉が枯れたようになる 投稿者:ブルーミングスケープ 投稿日:1999/09/14(Tue) 23:28
カシの木になりやすい「ペスタロチア葉枯病」かもしれません。最初は、葉っぱに不整形や円形で茶色の斑点がでるのですが、ひどくなっていくと、健全な葉っぱの部分とはっきり区別がつくようにその病気の部分は、褐色になっていきます。
病葉は集めて焼き、ダイセン水和剤6000倍液、4-4式ボルドー液、銅和水和剤400倍液を数回散布します。
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ヤマボウシが梅雨がはれてた後、枯れました。
ヤマボウシが梅雨がはれてた後、枯れました。 投稿者:園芸親父 投稿日:1999/08/10(Tue) 18:51今年春、大枚をはたいて4mのヤマボーシを購入しました。
梅雨前は勢いがあったのに、梅雨がはれてた後ふと気がつくと全体に枯れてしましました。(落ちないでついている)
猛暑での水不足となったのでしょうか?
根元にわらを引き詰めて、早朝水を多めにやっています。これだけでよいでしょうか?
ほかに良い手がありましたら、是非ご教示下さい。全体に枯れた枝を少し切りつめたらよいのでは?と思いますが、いかがでしょうか?
また、この真夏に幹にテ−プを巻いている木を見かけますが、冬場の手当と思っていましたが、効果があるのでしょうか?
ど素人ですみません。。
Re: ヤマボウシが梅雨がはれてた後、枯れました。 投稿者:ブルーミングスケープ 投稿日:1999/08/16(Mon) 20:11
基本的に、ヤマボーシ(ヤマボウシ)の植えつけは、12月〜3月までに行った方が、根の活着率が高いのですが、春頃というのは、何月頃だったのでしょうか?
暖かくなってから植えこむと、新芽が吹く時期なため、あまり良くありません。
根が充分、張れないまま、夏が来てしまい、夏の水枯れで、枯らしてしまうことが多いようです。
強い剪定は、あまり良くありませんので、若干であれば良いと思います。
本当の時期は、12月〜翌年2月頃が良いです。
剪定の際、著しく樹形を乱す枝を付根から、剪定したり、枯枝を取り除いたりします。
おそらく水切れが原因だと思います。
水を切らさないようにしてあげ、若干、葉数を少なくして蒸散を少なくしてあげた方がよいかもしれません。
幹にテ−プを巻いている木は、蒸散を防ぐためや、寒さから守るため等に用います。
ヤマボウシは、落葉樹ですので、来年の春頃、新芽が出てきたら大丈夫だと思いますよ。
がんばってみてくださいネ。
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