サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた|育て方 Q&A
育て方 Q&A
サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた 投稿者:アネラ 投稿日:2014/09/07(Sun) 18:56
こんにちは。 友人から頂いたサンスベリアの鉢植えですが、室内の日の当たる場所に置き、土が乾燥したら水を与えるようにしています。 頂いた当初は葉を紐でまとめてありましたが紐を外したら葉がアチコチに広がってしまいました。真っ直ぐで葉の広い元気なものもありますが、広がって倒れているのは細く少し巻いた状態です。
根も少し見えます。 小さな新芽も出てきています。
どうしたら真っ直ぐに幅の広い葉を何本も(HPの画像のような)の束に出来るのでしょうか?
Re: サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた 投稿者:ふら 投稿日:2014/09/08(Mon) 00:19
日照不足が主な原因だと思います。夏の間はやはり屋外の直射日光の下で育てた方がよく、室内だと日当たりのいい場所ではどうしても日照時間が足りないことがあります。 その結果、やや葉が軟弱に育って自立できなくなります。 ただし古い葉に日光を当ててもだめで、日光を浴びて新しく出た葉がしっかり育つようになります。
根も少し見えるということなので、用土や植え方にもやや問題がありそうな気もします。根がしっかり張れる用土で、しっかりと植えられていないと倒れやすくなります。
また意外に思われるかもしれませんが、水不足だと葉がしっかりと自立しないこともあります。葉が巻いた状態ということなので、水が少なくてしおれぎみという可能性もあるかもしれません。
今年はもう無理ですが、来年の初夏くらいに根がしっかりと張れる用土(赤玉土主体の用土など)に植え替えてみてください。そして葉焼けを起こさせないように日数を掛けて日光に慣らしてから、屋外の直射日光に当たる場所で育ててみてください。 最近は水やりの頻度をかなり控えてしまう人も多いようですが、高温で日照量が多い環境ではそれなりの水を必要とします。 夏の間、直射日光がんがんという条件で、適度な水やりを続けて育てると驚くほどしっかりとした葉を出すようになると思いますよ。
Re: サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2014/09/08(Mon) 21:29
サンセベリアの種類は解りますか?一般的なローレンチーでしょうか?この仲間は異種交配種も含めるととても種類が多くて、種類によって葉の付き方が違うタイプが多いです。よく根元を見ると葉が扇の骨の様に並んで生え古い葉はどんどん横に倒れていくものも珍しくありません。 あと、若い株だと幼葉の形と新たに生えてくる成葉の形がかなり違う物も多く、それを見て何か不調を起こしているのかと思い込んでしまう事もあるかと思います。
サンセベリアは種類によっては好む環境などが少し違う物もあるので、種類ごとの栽培管理の仕方を確認しておくと良いですよ。もし種類名が解らないままであれば
http://matome.naver.jp/odai/2132038619467875601
こちらの画像でよく似た物を見つけて、改めてその種類名で検索してみて下さい。栽培経験者のサイトやブログなどがヒットして、これからの管理の参考になると思いますよ。
Re^2: サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた 投稿者:アネラ 投稿日:2014/09/09(Tue) 12:10
ふらさん、ばんざいうさぎさん。とても分かりやすい回答をありがとうございました。こんなにもサンセベリアの種類があるとは驚きました。
根が見えてしまって、しかも横からは新芽が出ています。このような状態でいつまで置いてたらよろしいでしょうか?
また、植え替えはいつしたら良いでしょうか?
ビギナーなので初歩的な質問ばかりですみません。
Re^3: サンセベリア(サンスベリア)の葉が倒れてきた 投稿者:ふら 投稿日:2014/09/09(Tue) 13:04
はじめのご質問で「葉の広い」と書いていらっしゃるので、一般的なアツバチトセラン(Sansevieria trifasciata)かその園芸品種の‘ローレンティー’(フクリントトセラン)などであろうと私は解釈しました。普通のベルト状の葉を持つサンセベリアですよね。それとも棒状の葉を持つ別種でしょうか?。普通とは違う変わったサンセベリアですか?
(「NAVERまとめ」のサンセベリアのページには学名等間違いがあり、代表的なフクリンチトセランは載っていないのでご注意ください)
↓単に「サンセベリア」と言えば、多くの場合はこの植物を指します。
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/sanse1.htm
(斑が消えたものも出回ります)
お手元にあるのはこれとは異なる植物ですか?
対処方法・植え替え適期ははじめに書いた通りなのですが・・・
置き場所の最低気温が低い場合は、晩秋から来年の春まで水をまったく与えずに管理します。完全に水を切ればかなりの低温に耐えられます。
「冬はまったく水を与えない」というのはかなり雑な表現で、本当は最低気温に応じて細かく水やり方法を調整する必要があります。
しかしそれを書くと煩雑で、かえって分かりづらくなると思うので省略します。ご心配なら冬は完全に断水しておけば、少なくとも枯らすことはないでしょう。
*一例を挙げると、真冬でも明け方近くの「最低」気温15℃程度を保てる場合は水やりを継続します。*昼間の気温や最高気温ではなく、いちばん寒い時間の最低気温なのでご注意ください。
かつては、鉢から抜いて新聞紙で包んで暖かい場所で越冬させるという人もいましたが、そのように越冬させても枯れることはありませんが、実際にはこれはあまり意味がないと私は考えています。ただしそれくらい乾燥には強い植物なので、春まで根が露出していたとしても枯らすことはないでしょう。 気になるようなら、根元に赤玉土などを掛けておくといいでしょう。
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