フィロデンドロン クッカバラが枯れそう｜育て方 Ｑ＆Ａ

育て方 Q&A

とても大切にしていた植物が異常な状態になっているので調べてもどう対処したら良いのかわからず、こちらにたどり着きました。アドバイスいただけますと幸いです。 フィロデンドロンクッカバラの一人では持ち上げられないかなり大きな鉢植えを部屋の窓辺に置いています。 寒冷地ですが窓辺のカーテン越しの日差しが必要ということでしたので窓辺が定位置です。冬は水を控えめにということでしたが土を少しほじくりかえしても乾燥していたら水をあげていました。

何枚もの葉が枯れ始めたと思ったら枝がポキッと折れてしまい、中身が水っぽくなっていました。他の枝も気になり触れてみると、中身がスカスカになっている枝がとても多く、とりあえずそれらは切り取ってしまいました。

一番芯になっているような太い枝も葉は生きているのにスカスカになっており、少しのしっかりしている枝以外もうだめなのかと不安です。 どうにか生き返らせる方法はありませんでしょうか？

一番愛着がある鉢植えだったのでショックが大きいです。深夜の冷え込むときも窓辺に置いたままにしたことが良くなかったのでしょうか？水をあげすぎたのでしょうか？

「枝」と書いていらっしゃいますが、「葉柄」のことではありませんか？
切れ込みのある葉と、茎（幹）をつないでいる棒状の部分は、枝ではなくて葉柄です。

水不足などの原因で葉と葉柄が枯れることがあります。葉柄が枯れても、中心の幹がしっかりしていれば全体が枯死することはないでしょう。

フィロデンドロン・クッカバラは寒さに強く、最低気温3℃程度で越冬します。寒冷地、窓際ということですが、室内なら3℃以上を保っているのではないでしょうか。 その状態で極度に乾燥させると水不足で葉は枯れ始めます。

もし3℃以下に下がったようなら、低温による症状かもしれません。あるいは、細菌による軟腐病（普通は高温期）か、いずれかちょっと判断できません。 枯れている部分が枝なのか葉柄なのか、冬の最低気温などの追記をお願いします。

水を与えすぎての根腐れでもそのようになりますし、寒さによりそのようになったりもします。スカスカになり、幹自体がパサパサしていて、茶色っぽく、少し幹を傷つけてみて中がみずみずしくない場合は、その幹についている葉もじょじょに枯れてくる場合があります。

一番芯になっているような太い枝も葉は生きているのにスカスカになっている幹も葉は元気とのことですので、その幹はしばらく様子を見られてください。幹自体が生きておりましたら、葉も元気な状態でそのままいます。元気が良い幹も残っているということですので、その幹を大事にしながら、夜間でも比較的、暖かい明るめな場所で育ててください。

解説