冬のウンベラータ、根腐れ？｜育て方 Ｑ＆Ａ

育て方 Q&A

助けてください！涙。購入して1年半、120�p程のウンベラータが次々と葉が落ち、今は残りが2枚になりました。昨年の冬は葉落ちすることもなく、成長期には30�p程高く伸びるほど元気でした。 過去にはハダニにも悩まされましたが、シャワーで洗い落とし、今ではハダニは着いていません。

しかし、今までは南向き、日当たり良好の部屋で育てていましたが、11月頃に引っ越し、北東の部屋で育てています。室内5度程度はキープしていますが、1月頃から元気がなくなり、葉も黒ずみ、せっかく出ていた新芽も黒くなり萎んでしまう始末。

日当たりの良い部屋や温度の高い部屋に置いても元気がないまま、ついには、水をあげた後、根が弱っているのか、吸い取る力が弱っているようで、水をあげてから数日経っているのにも関わらず、底に水が溜まってしまっています。

この子は、もう元気を取り戻すことは難しいのでしょうか。ご教示をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

「底に水が溜まってしまっています」とのことですが、受け皿に水を貯めているのでしょうか。（年間を通じて避けなければなりませんが）寒い時期には特に危険で、根腐れの原因になりやすいものです。 低温過湿は絶対に避ける必要があります。 大きい鉢だと大変かもしれませんが、受け皿の水は必ず捨てるようにしてください。 どうしても難しい場合は、雑巾などで完全に拭き取ります。

フィカス・ウンベラータは落葉しやすい植物で、低温の環境だと特に葉を落とします。場合によっては葉がすべて落ちてしまうこともありますが、根が傷んでいなければそのまま越冬し、暖かくなれば新芽を伸ばします。 最低気温3℃くらいの場合なら、むしろ葉がない状態が普通と言ってもいいかもしれませんが・・・ ただし、その場合でも根が傷んでいなければ新芽が黒くしおれてしまうことはありません。

なお温度が低く、葉が少ない状態だと、健康な株でも用土の乾燥が遅くなります。根が傷んでいないことを祈り、受け皿に絶対に水を貯めないように管理を続けて、様子を観察なさってみてください。 黒変した新芽は枯れてしまうと思いますが、生きていればその下から新芽を出すでしょう。

ふら様

ご丁寧に、また植物への愛情溢れるご返答をありがとうございます。 私の言葉が足りませんでしたが、詳細を申し上げると、受け皿の底の水を捨てても、また溜まってしまい、与えた水の量からすると今までは1度で丁度よかったものが、捨てた翌日などにまた水が溜まってしまう、という状況です。

しかし、以下、

> 最低気温3℃くらいの場合なら、むしろ葉がない状態が普通と言ってもいいかもしれませんが・・・
> なお温度が低く、葉が少ない状態だと、健康な株でも用土の乾燥が遅くなります。

…との通り、引っ越し後の環境の変化や、ウンベラータの些細な変化を私自身甘く見ていたのかもしれません。 また元気になることを信じて、ご教示いただいた通り、根腐れの原因となる状況はさけながら、大切に見守って参ります。 コメントをいただき、本当にありがとうございました。

翌日になっても水が染み出すということですね。そうなると水はけの悪い用土のような気がします。どんなに生育が鈍っているとしても、翌日まで水が出てくるということは、用土の方に問題がありそうな気がします。

用土自体に保水性があり、用土同士の隙間には停滞水が貯まらないものが理想的。用土の隙間の余分な水分は、さっとはけるのが理想的なので。

気温の低い環境では植え替えは厳禁なので、梅雨の時期に、良質の用土で植え替えをした方がいと思います。そうでなくても、フィカス・ウンベラータは根の生育が早いので、できれば毎年植え替えたいところなので。

茎を触ってみてしっかりしているようなら、生きている可能性が高いと思います。茎を切ってみて判断するという人もいて、それでもいいのですが、切るならあまりダメージを与えないようにご注意ください。

ふら様

ご返信をありがとうございます！ そうなのです、翌日になっても水が染み出す状態なのです。 （そのように表現できず申し訳ありませんでした）

用土に問題がある、とは思いもつきませんでしたので、時期をみて良質な用土に植え替えを行ってみます。 根の生育の早さにつきましても、自身の想像以上のもののようです。

梅雨の時期になるまで、元気に生き延びてくれたらいいのですが。。（涙）茎や土の状態、変化にもっと敏感になるべきでした。ウンベラータにはかわいそうなことをしてしまったと、後悔しております。

不安な中、ふら様からご回答をいただけて心強い限りです。植物を育てる上で、基本的なことを伺ってしまい、大変に失礼いたしました。 本当にありがとうございます。

解説