ワラジムシが湧いて困ってる方|育て方 Q&A
育て方 Q&A
ワラジムシが湧いて困ってる方 投稿者:七福神 投稿日:2015/04/27(Mon) 18:52
ワラジムシが湧いて困ってる方、どんな植物に湧きますか?
Re: ワラジムシが湧いて困ってる方 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2015/04/27(Mon) 21:02
もし七福神さんがお知りになりたかった答えでは無ければお許しください・・・。 本州に居るダンゴ虫はよく生きた植物を齧るそうですが、こちら北海道の東側の方ではダンゴ虫はおらず、逆にワラジムシなら嫌になるほどいます。
でも、あれだけいるのに生きた植物への害と言うのはほとんどないです。何かの具合で地中で部分的に腐ってしまったもの(例えば大根やニンジン)の腐れ部分に居る事はありますが、これはワラジムシが原因では無く、ただ腐れがあったから寄ってくる様です。植物の植え替えの時に時々鉢の中に数匹紛れ込んでいるというのはありますが、生きている植物自体を食べているというのはこちらでは見たことがありません。
反対に、雑草を抜いたのや枯れ草を纏めて長い期間放置していた物を別の場所に移動しようとどかせると下からどっさり、それも赤ちゃんまで数えきれなくいると言うのは多いです。春に陽だまりのコンクリートと土の境目にびっしりと集まり枯れた植物を食べてたり・・・。 どうもワラジムシは枯れた植物の分解が主で、害虫と言うほど生きた植物への害は無い様に感じますが・・・。私は、枯れ草を良い土に変えてくれる役割の虫として、屋外ならどんなにどっさり居ても気になりません。
反対に、私は築年数の古いボロ家に住んでいるので、暖かくなると縁の下などから家に入ってくるのが嫌ですね・・・。室内で時々侵入して歩いてるのを見ます。でもクモが室内を歩いているほどは嫌じゃないです。摘まんで窓からポイです。特にお風呂場にはしょっちゅう入ってきて、温かい湿気が多い場所が好きな様ですね。 前夜の入浴の残り湯を使おうと思って風呂蓋をあけると底の方で溺死してるのをみつけ、ウンザリします・・・。
Re: ワラジムシが湧いて困ってる方 投稿者:七福神 投稿日:2015/04/29(Wed) 18:05
ばんざいうさぎさんありがとうございます。町に住んでいるのでなかなワラジムシを発見することが出来ません。私はワラジムシの研究始めたので沢山採取したいんです。お送り頂ける場合はお願いします。何匹でも構いません。
Re: ワラジムシが湧いて困ってる方 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2015/05/01(Fri) 13:39
七福神さんこんにちは。申し訳ありませんが、今回はお力添えは諸事情からできかねません・・・。 こちらの掲示板は植物に関しての質問の場で昆虫の話題は植物の害に関してに限られると思うのです。サイトの使用規約に抵触するおそれもあります。なので、最初は何か植物に害があったのかと思い私の知る限りをお答えをさせていただきましたが、昆虫の生態に関しての協力やお譲りに関してはこちらのサイトは対象外なので、個人的なポリシーの事もあり、ワラジムシをお送りする事はできません・・・。 ただ、何かの役に立つかもしれませんので今回の返信に限り、自分なりの考えと、もしすでにご存知でしたら申し訳ありませんが、ワラジムシ入手へのアドバイス的な事を書かせていただきますね・・・。
私には昆虫をお送りする方法と言うのが解りません・・・。昆虫に詳しくない人だと多いと思います。生きているものをお送りするなら呼吸ができて逃げ出さない様な梱包の仕方にしないとなりませんが、密閉が可能(不可欠)な水生生物の観賞用メダカやレッドラムズホーンでなら経験はあるのですが、呼吸する為に外気から空気が取り込まれる様な梱包が不可欠な昆虫では経験が全くありませんし、ワラジムシは僅かな亀裂でも出入りが可能な生き物ですし、もし輸送中に幼虫が生まれてしまえば微小のがワラワラと親の通れない隙間からでも通り抜けられ輸送途中に荷物から這い出てしまう恐れが・・・。もし生きていない物を送る方で良くても、私にとっては自分の家の敷地で良い土を作ってくれている「働き者の良い存在である生き物」の一員ですから、できません・・・。
昆虫の飼育が趣味の人なら適切な送り方が解っているのでしょうね・・・。輸送中に逃げてしまったり孵化してしまうなどは聞いた話や経験上で知っているので、個人的にどうもそれが心配なのです。
以前花屋で働いていた時によく本州から入荷するソテツの葉や枝物にカマキリの卵塊が付いていたりクロゴキブリが張り付いていました。配達途中の短時間の間に車の中で卵が孵化して子カマキリがこれから配達先に飾る花籠に沢山逃げ出してしまったりとか、葬儀会場で供花のスタンド台から参列され傍にお座りになられていた方の頭上に、使われているソテツについていて見逃された物が冬の人が大勢集まる会場で呼気で室温が上がり春と勘違いして孵化しだした子カマキリが沢山落ちてきて葬儀中に会場が大騒ぎになったなど花屋仲間(同じ街の花屋同士は結構おつきあいがあるのです)の経験話を聞いていたりすると、元々その地に居ないはずの昆虫が逃げてしまうと環境に良くないだろうなぁという事も私は感じてしまいます。と言うのも、なぜか私はそういう類をよく見つけてしまうんですよね・・・。これは今まで移り住んできた各地の土地柄の様なんですが。
北海道で居るはずの無いカマキリが小学生の時に校庭で捕まえられたのを目撃していますし(何十年も前の話)、私の以前住んでいた街では、本州産の昆虫がどういう経緯か侵入し越冬して害虫としてすでに定着してしまっている例があり(近隣では見かけずその街でだけやたらと見かける)、輸入材が外国船で運ばれる港町ではチャバネゴキブリらしい種類が30年前にすでに輸入木材の貯木場に近い飲食店と自分の職場にも出没していたので、本州の個体では無く東南アジアからの輸入材に紛れて運ばれて来たのが移動してきて年中暖かい厨房(暖房を切ると朝方に水道管が凍結し破裂するので)などで越冬している様です。
余所の地で生息している生き物は出来る限り移動や余所の土地での飼育はしない方が良いと言うのが私の考えです。
植物の場合は移動が出来ないかゆっくりなので自分の責任で植えて敷地外に出さない様に気を付けられますが、我が家敷地では元々生えていた地元産の植物と近縁の外国種との間に交雑個体が出来ました。
植物の園芸品種と言うのはそういう経緯で作られた物がほとんどなので(自生地が遠い近縁種同士での交配組み合わせでは一代交配で優れたものが出やすく後の改良にも優位になる)元々その植物も外国では近縁種との交配がいろいろ行われているので、我が家から地形的に逃げ出しにくい事もあり自己責任で管理できれば問題ないと思っていますが、動物や昆虫だといつ逃げ出して、どのくらいの距離を移動してしまうのかが解りません・・・。
北海道は昔から人間をはじめあらゆる生物が集まってきている土地柄、植物も含め外来種の侵入・野生化が激しいです。山には外国種の松の仲間が多く植林されていますし、家畜の輸入飼料に交じっていて広まった外来の植物は沢山。毛皮用に飼育されていたミンクが野生化し元の毛色に戻って野や川に生息していますし、昔逃げ出した毛皮用のギンギツネと交雑した子孫らしい、背中がかなり黒いキタキツネも近所で見かけます。セイヨウマルハナバチの交雑個体の様に、すでに遺伝子が変わってしまって近縁の在来種が駆逐されてしまっているケースも・・・。こちらではカブトムシがすっかり定着してしまい、幼虫や成虫のエサが共通であるノコギリクワガタやミヤマクワガタが滅多に飛来しなくなりました。
当地のワラジムシが純粋なこちらの在来個体かどうかすら昆虫に疎い私にはわかりませんし(もし交雑体なら日本在来種とどこか違うかもしれません)、もし移動させる途中や飼育中に何かのトラブルで逃げ出したら・・・と考えると、私個人の考えでは「移動しても問題ない類以外の生き物を移動させる」というのはなるべく避けたいのです・・・。
それと、もしお送りするとしても連絡や輸送にはこちら掲示板の交換掲示板のPMを利用することになると思いますが、こちら掲示板の使用の手引きには交換や譲渡は「個人の手で栽培されて余剰が出た、輸送しても何も問題の無い、種類や品種の植物」に限られます。鉢などの栽培に必要な物までなら問題はないようですが、流石に昆虫を対象にするのは規則違反と思われます・・・。もしまだお読みになられておられないならご一読下さい。
昆虫の譲渡は昆虫に詳しい方にお願いする方が良いと思います。昆虫愛好家サイトの掲示板に投稿なさるのが良いかと・・・。ワラジムシの様な土壌に密接に関係している昆虫なら、遠い土地から送って貰うよりも地元に近い所に生息している個体が一番でしょう。どんな都会に住んでいてもワラジムシは居る所には居ます。探す環境を見極められないか、すぐには見つけにくいだけです。河川敷や自然風に造園してある木の多い散策路や公園の植え込み、拳大くらいからの石の裏や落ち葉の下や枯れ草の溜まった所など、土に有機物が多めの場所で雨の後の土が湿っている時など見つけやすいと思います。試しにお知り合いで庭付きのお住まいで鉢植えを地面置きしてる方がいらっしゃれば、聞いてみると大抵ワラジムシを見ていると思います。
都会の様な自然が少ない環境でも結構いろんな生き物が沢山住んでいて思わぬものが居たりします。札幌の中心地にはまるで野良犬の様に明け方キタキツネが徘徊していますし(中心部の某植物園で代々繁殖している)、一番古い国道の4車線の中央分離帯の植え込みの植え木の下では排気ガスに耐えながらカタクリが咲いてたりもします。テレビの番組で見ましたが上野駅前の植え込みの土にはネズミが巣を作って住んで居ますよ。
どうしても見つけられないなら、もしお近くに圃場を持っているお花屋さんや造園業者があれば、そういう所に事情を話し頼み込んで、ちょっとした謝礼で所有地内を探させていただくと言う手もあります。
研究をするからには、生息環境での観察なども実際に行わなければならないので、休日にでも郊外に行ってみたりも必要かと・・・。ただ、里山や畑や空き地(休耕地)など私有地らしいところには無断で入らない様にご注意ください。神社仏閣の敷地などが林もあり敷地に入っても大抵大丈夫なので狙い目で(針葉樹よりも広葉樹の林)、そういう場所なら社務所や住職さん、管理者に一声かければ怪しまれず問題ないと思われます。
昆虫に関してのお問い合わせなら、植物愛好者対象の掲示板ではなく、やはり昆虫愛好者対象の掲示板に投稿するのが一番と感じます。珍しくない昆虫ですから同じように研究されている方がいらっしゃるかもしれませんし、興味は別の昆虫にあっても集めるのに協力して下さる方がいらっしゃるかもしれません。
もし運よく行ける範囲に昆虫に対しての知識の多い(標本の展示のある)博物館などがあれば、そちらでワラジムシの採取についてのアドバイスを求めても良いかもしれません。博物館によっては館内には対象の展示や資料が無くても調査していて資料を持っていたり、近隣の博物館で昆虫に詳しい学芸員さんが居るところや個人で詳しい方に問い合わせてくれることがあります。
私の家の近所にある博物館はちょっと特殊で、ある一時期の地元の歴史に関するものが集められ展示されているものの、定期的に学生などと一緒に地元の生き物の種類や生育範囲を調べ把握しているので(地域の広報に毎回コラムが載る)私も画像など持ち込み自分の知らない植物の種類を教えて貰ったりしていて、その場で解らなくても後に必ず調査結果の連絡を下さいます。昆虫に関して詳しい方は居ませんが、最近植物の害虫であまり知られていない種類のものの生態が知りたくて(とても目立たないのが例年になく大発生し困ったので、日本では情報自体も少なく効果的な駆除をするのに産卵時期が知りたかった)何年も館内を見ていない事だし新たな展示物もあるだろうと(古い生活用品など見るのが好きなんです)見学がてら相談に行ったら、近くの街にある昆虫館に問い合わせると良いと担当の方のお名前を教えて下さいました。
昆虫ではありませんが、私もある植物に対していろいろと調べたり観察して長年記録を付け続けています。植物の性質柄交雑や交配の事も伴ってきて、まだ日本ではそれほど普及していないけれど外国ではバラ並みに歴史が古く園芸化が盛んにおこなわれていたので遺伝子が複雑になっている事も解り、植えてある異品種同士で交雑したりで何パターンか元々の品種とは特徴の違う物が出てきて今年も交雑2世代目と思われる物から、一代目の親株の花色とは色の出現に全く脈絡が無い色素が違う(過去の交配で遺伝子に隠れていたらしい)色のが2個体出て来ました。
他の人から見れば地面を這い開花時期が短く花も小さい、これと言って目立つ花では無いのですが、その植物の日本での育種では珍しいものが出て来ていると思っていて、以前から別の理由でその植物に関連する全国規模の愛好会に在籍しているので著名な専門家の方や運営スタッフの方にアドバイスをいただきながら、どうにか調査を長年継続できています。
他人にとっては取るに足らない様な物でも、詳しく調べてみると意外なことや興味深い事が解ったりでとても面白く感じる事がありますよね。研究するにあたってはいろいろと苦労する点などもおありになるでしょうが調べて結果をまとめ、どこかで公表出来ると何かの点で後に誰かのお役に立つかもしれません。頑張って下さいね。
Re^2: ワラジムシが湧いて困ってる方 投稿者:キム 投稿日:2015/05/21(Thu) 18:05
いろいろありがとうございました。
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