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今年、挿し木の穂を戴いて活着したものです。
根付いたな、と思っていましたら、じきに、小さな蕾が出てきました。
それから、ずーっと、枝が伸びる先々に、可愛い花が付いてくれます。今も個性的な可愛いランプのような花が並んでくっついています。
まだ、花がさかないものもあります。
同じように挿し木をしても、それぞれの個性があるのでしょうか、同じように扱えないようです。
(1.2本ずつ、別に挿し木しています)
大分長く伸びてきましたので、時期を見て、鉢寄せ(こんな言葉はあるのでしょうか? 一つの鉢に一緒に植えたい、と言う意味で書いているのですが・・)したいと思っているのですが、ずっと花が付いていたりしますので、きっかけを掴めないうちに冬になってしまいました。
日当たりがよくて、花のために使える塀もなく、南向きの軒下は既に一杯で使えませんので、一つの鉢に寄せて、円柱のトレリスか何かを利用して、見て楽しい・ようにしたいのですが・・・。
ご近所では、南向きのブロック塀に、素晴らしく繁茂(?)して、一年中楽しそうにランプが途切れることがありません。
(実は、こちらのお宅で2度挿し木の穂を戴いて、2回目に挿し木出来たのです)
このように、(多分)一年中良く育つ場合、植え替えなど、動かして良い時期は、いつ頃でしょうか。
挿し木は、よく雨が降る頃に成功したと覚えているのですが・・・。
よろしくお願いします。
挿し木の多くは5〜6月、20度前後で行います。
特に暖かいのを好むものはこの時期だと、はずれがないです。
真夏になる前がいいかと。
発根率はいいです。
でも、この時期だとおそらく、この年は花がつかない場合もあると思います。(チロリアンランプの場合)
何故かというと、チロリアンランプの花期は
5〜11月、暖かければもう少し咲きますね。
すると、花芽分化といって、花が蕾をつける気になる時期が、
冬という事になります。
大抵の花木は、自然環境から何らかの刺激を受け、花をつけるスイッチが入ります。
熱さ、寒さ、日照時間などがきっかけです。
だから、花がなくとも内部に花芽のある状態で切り取って挿し木すると、
刺激やストレス、根っこを出す事にエネルギーを使い、花がさけません。
この花芽分化は、植物によってまちまちですが、
私が園芸関係の人に聞いた話では、花木は大体花の咲く45日前辺りだそうです。
花芽分化についてはこちらを。
http://www.yonemura.co.jp/main/engei/hyappan/haname.htm
だから切るならその少しまえでないと、花は咲かないのです。
でも、チロリアンの場合だと3月くらいで、ちょっとさし芽には向きませんね。
その年の遅い時期に新しく出てきた、元気な枝を6月に挿すといいかもしれません。
秋にもさし芽は出来ますが、6月ほど成功率は高くない気がします。
花を全部取ってしまい、9月頃します。
ですがこの時期はいきなり寒い日があるなど変動が激しく、
同じ変動でも寒いほうに動くので、よく失敗します。
動かすのは、その植物の生育期が、まだ一ヶ月以上残っている頃がベストだと思います。
ちゃんと根っこが張ってから休眠期や厳しい季節に入らないと、
ダメージを受けやすくなります。
りんさん いつもありがとうございます。
芽の中で、花芽の動き始めるのが、45日前、と言うことは驚きです。
それで、剪定などの時期が決まってくるのですね。難しいことは分かりませんでしたが、このことを知れば、今までのように、ウッカリ切っちゃった、なんていうことも、少しは減っていくと思います。
チロリアンランプは、根の付きのよい時期が、わかっていますので、鉢に集める時期を、ご説明のことを守りながら、1ヶ月の余裕を入れて逆算をして、慎重にやってみたいと思います。
今回は、今後にとても役立つ事を教えていただきましたので、しっかりと身につけようと思いました。
花や蕾は、惜しがっていないで、作業上で取ることが必要なときには取ることにします。これまでは、折角芽を出した花を取る、など、出来ませんでした。しかし、一時の我慢、ですね。次にこうなって欲しい、ということで、負担を掛けないためには、その様な手順も必要なことが、よく理解できました。上手に管理するためには避けられないことなどがあるということで、この度は、わたしも、少しだけ進歩(花や花木の管理)出来るのではないでしょうか。 楽しみです。 ありがとうございます。
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