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出窓でポトスライムを育てています。
ずっと元気に育ってきていたのですが、最近元気がなくなったため、植え替えて肥料等もやってみました。
しかし、それから少し元気にはなったものの、今日ふと見ると土に虫が出ているのです。
虫の大きさは鉛筆の1ミリもなくて白っぽく、羽がついています。
アブラムシかなと思いましたが、茎や葉にはおらず、土にだけ出ています。これはなんの虫なのでしょうか?また、対策の必要なものでしょうか?色々見てはみましたがわからず困っています。
どうかアドバイスお願いします。
虫は植え替えた土に未分解の有機物が多く、それを餌とするトビムシか
コバエ他の虫が発生したものとおもいます。基本的には植物に害はなく
不快なため不快害虫と呼ばれます。
差しあたって問題はないのですが、乾かし気味の管理(鉢土の表面が
乾くのをまって水を与える)で自然にいなくなると思います。
オルトラン等の薬も効くかもしれませんが、不要な薬剤は室内では
使いたくないですね。
窓際は朝方何度位あるのでしょうか?。温室のように15度以上常に
保てるのであれば別ですが、それ以外の普通の室内では、冬の植え替え
は非常事体を除いては行いません。植物の成長も鈍っており、植え替え
の適期ではないからです。また、夏と同じように新芽が出てくるなら
別ですが、冬は肥料も与えないほうがよいです。肥料の吸収が鈍っており
土に残った肥料分で根が痛む原因になります。
肥料切れで元気がないのか、寒さで元気がないのか見極めが必要です。
鉢土や鉢のふちに止まっている小さなハエみたいな虫は
植物自体には害はありませんのであまり気にしない方がいいでしょう。
培養土などに含まれる有機成分(腐葉土、油粕、鶏糞等)には
必ずいろいろな虫の卵が含まれていますので少しは発生するものです。
多く発生して深刻な場合は
そのハエは一般にミバエと呼ばれている種類だと思います。
土の表面の有機質、例えば腐葉土、ピートモス、堆肥の塊の
下に透明のウジが隠れているはずです。
これは害虫に効果のある一般の消毒ではいまいち効果がありません。
よほど強い消毒をして人間が体調を崩すほどやっても駆除できないので、
これが発生すると農家の人たちは冷や汗ものです。
農家だったらフェロモントラップといって、
メスのフェロモンでオスを集めてオスだけ駆除する方法が有効です。
オスがいなければ卵が産めないですからね。
対策ですが、家庭用の殺虫剤(キンチョールなど)が
一番効果があります。
それと幼虫であるウジが土の表面近くにいますので、
鉢の表面の土をとって日光に当てて日光消毒するとウジは死にます。
予防としては、風通しを図ってください。
特に発生してからでも風通しを良くするといつのまにか
消滅しています。
sunnyboyさん、神さん、ほんとうに丁寧なアドバイス、ありがとうございます!参考にさせていただいてじっくり様子を見ていこうと思います。
本当にありがとうございました。m(_ _)m
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