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初めてシクラメンに虫が付いてしまいました。最初に気づいた時、蜘蛛の巣のような物が、葉や花に付いていたので蜘蛛?と思ったのですが、すっごく小さな虫(クリーム色)がいっぱいいました。虫がいる葉は黄色くなってしまい、花にも付いています。この様な虫が付いてしまう原因はなぜなんでしょうか?
とりあえず、オルトランを与えてみました。どうすれば良いのでしょうか?
ハダニかスリップスもしくはその両方の被害じゃないでしょうか?
ハダニは親になっても体長が0.5mmに満たないごく小さな虫で主に
葉の裏にたかって吸汁します。数が増えてくると、卵や幼虫が無数
にばらまかれるため、粉っぽく見えるようになります。また、クモ
の糸のようなものも張られるようになります。スリップス(アザミ
ウマ)も吸汁被害を与える害虫ですが、サイズはハダニより少し大
きく1mm内外で、細長く、若芽やつぼみ、花弁が被害を受けると奇
形になったり、色が抜けたり、よじれたり、といった被害が出ます。
スリップスの方は一般の園芸用の殺虫剤でもある程度防除できます
が、それらの薬剤はハダニには効果が低いので、ハダニ用の薬剤
(ケルセン、テルスター、バロック、オサダンなど)を使う必要
があります。シクラメンにはハダニよりもずっと小型で肉眼で見え
ないホコリダニもつきますので、普段からのチェックが必要です。
ハダニは風で幼虫や成虫が飛ばされて植物につくことで広がります。
大発生している植物の周りに他の植物があると、それにも広がり
ますので注意が必要です。スリップスの方は親になると羽を持ち、
それが飛びまわって産卵することで増えますので、幼虫のうちに
しっかり退治しておきましょう。
みぞぐちさんが詳しくお答え下さったので、ちょっと裏技的な方法です。
シクラメンは地上部に水をかけてはいけないとされていますが、葉のホコリ
と共に蓄圧式スプレーで葉の裏表を水洗いしてしまいます。このままでは
球根のくぼみ等に溜まった水から球根腐敗を招く恐れがありますので、
ダコニール1000とケルセン乳剤を合わせた物を1000倍にして葉の裏と球根
に散布します。風通しの良い場所で水分を乾燥させます。私は生育継続で
夏越しする場合、この方法を使います。株の地上部が乾いたら株元の土に
オルトラン顆粒をばら撒きます。葉を水洗いする事で土ぼこりなどが
流され、結果的に光合成の効率が良くなります。ダニ類は乾燥を好み水は
苦手なので一石に長です。
ダニ類やスリップスは薬剤慣れしやすいので2種類の薬剤を交互に使うと
効果的です。ダニ類はケルセン乳剤とテルスタースプレー、スリップスは
オルトラン顆粒とベストガード顆粒等です。
まだ花が咲いているようでしたら、もう開花時期を過ぎていますから花は
抜き取って下さい。葉を生育させて夏越しにチャレンジして下さい。
みぞぐちさん、まつさん、詳しい回答ありがとうございます。
アドバイスからすると、シクラメンに付いたのは、ハダニの方でした
他の植物の葉の裏に、赤色のハダニが付く事があるので、それと違う状態でしたので分かりませんでした。
スリップスについてですが、初めて知りました。去年ごろから、若い葉(だけ)に入り、葉と共に成長して、羽をつけ飛び回り、あっという間に増えてしまう。被害を受けた葉は、葉の中に入る為に這った跡が透明(葉脈だけ残っている)になっています。なんか、葉の中を食べたような感じです。こっれって、スリップスなんでしょうか?
このシクラメンを回復させ、来年には花を咲かせたいです。
> スリップスについてですが、初めて知りました。去年ごろから、若い葉(だけ)に入り、葉と共に成長して、羽をつけ飛び回り、あっという間に増えてしまう。被害を受けた葉は、葉の中に入る為に這った跡が透明(葉脈だけ残っている)になっています。なんか、葉の中を食べたような感じです。こっれって、スリップスなんでしょうか?
今ごろ遅いレスですが、この症状は、ハモグリバエというものです。
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