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ヒメイチゴの木 投稿者:TAKU 投稿日:2003/06/10(Tue) 19:08

昨日、ヒメイチゴの木が届きました。
<用土は、中性または酸性の肥沃な土を好みます>と書いてあり、
また、<乾燥を嫌うため・・・>とあります。
土のことはよく分からないのですが、ピートモスや腐葉土を普通
の配合より多くすればよいでしょうか。
ピートモスは、酸度調整をしていないのがあるそうですが、わた
しの手持ちのピートモスは普通のタイプです。

もう、花が咲きそうです。蕾の房はグ〜ンと曲がって、下向きに
なっているところは面白いと思います。
明日にも植え替えて・・・と思っています。
出来ましたら、配合の比を教えて戴けますでしょうか。
 よろしくお願いします。


Re: ヒメイチゴの木 投稿者:sakura 投稿日:2003/06/10(Tue) 21:20

私は昨年秋に果実から取り出しました種を播いて育てています
生育が良ければ1年、15cm位から花が見られるそうで楽しみです

ヒメイチゴは「植え替えを嫌う植物なので
植え替えの時は根を傷めない様にする」事です

用土は 赤玉6 腐葉土2 砂2。(参考までです・・)

もっと詳しい方お願します。



Re^2: ヒメイチゴの木 投稿者:SAS 投稿日:2003/06/10(Tue) 22:08

そのまま庭植にしたものがガンガン成長し、去年の秋の花がたくさん結実していますので
土にはそれほど神経質になる必要はないと思います。

極端に排水性の悪い粘土質の土でなければ、なんでもいいと思います。

せっかくあるのですからピートモスと腐葉土を1つかみほど混ぜるとなおいいでしょう。

ちなみにヒメイチゴノキは流通販売名で
英名のストロベリーツリー(cane appleというのもあります)の直訳です。
正式な和名は無く、学名をアルブツス・ウネド(Arbutus uned)と言います。
イチゴノキ、ヒメイチゴノキ、ベニバナイチゴノキの3種あります。
ちなみに属名のアルブツスはケルト語で
粗く渋い実のなる低木、ウネドは1回だけ食べる
という意味があるといわれているとおり
あまり実は美味しくありません。
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/arbutus-unedo0.htm
http://www.naturapath.net/NewFiles/strawberrytree1.html


Re^3: ヒメイチゴの木 投稿者:TAKU 投稿日:2003/06/11(Wed) 09:55

sakuraさん、SASさん ありがとうございます。

タネから育てるのは大変興味深いです。親によく似た木が出来ると
きとそうでもないときがあるそうです。わたしはまだ、木の違いが
よく分からないので(これまでは、よく似た子株だったのかも知れ
ませんが)実がなりましたら、ぜひ、sakuraさんのように、
タネから育ててみたいと思います。
地植の場合は大きくなって、果実も沢山取れるのでしょうね。
果樹・花木を持つと、畑が欲しいです。夢に終わるのですが・・・。
土の配合も、ありがとうございます。
早速、その配合+SASさんお勧めの・一握りずつを加えて、植え
込むことにします。 肥料も入れて。

ヒメイチゴノキの名前については、とても面白いと思いました。
学名に、ケルト語が使われていると言うことは、特に興味が増すこ
とで、またまた、想像の世界が広がってきます。

年に一度の木の実を収穫し、木樽に詰めて荒々しい海へ旅立ち、初
めの間は果実として食用にして(ケルトの男達は頑丈で・繊細で、
船上で食べるアルブツスは格別の味であることをよく知っていたり
していて。
航海も長くなると果実も次第に腐る一歩手前に至り、船員達は樽に
水と何かを加えて、船底に置きっぱなしにしたのではないかと想像
が広がります。
そのうちに木樽の中のヒメキイチゴのアルブツスは、樽の中で荒波
に船が揺れるたびに頃合い良く攪拌されて、渋みと共に、こくのあ
る美味しいお酒になっていたりして・・・?
渋みがこの上ないよい風味(?、お酒のことは分からないのですが、
勝手に思っているだけで・・・)を加えて、とびっきりの美酒に変
わっている。・・・と言うわけで、今夜も船上では乾杯が続く、と
か楽しい想像です。

学名の由来を知ることができるとき、植物を育てる楽しみが奥深く
なって、知らない世界を知るようでドキドキします。
子どもの頃は、多分、このような緊張と新しいことを知る喜びで毎
日が楽しかったような気がします。

このような専門的知識を易しく解説して戴けますと、益々園芸の楽
しさが増してきて、最近では興味の範囲がドンドン広がって、1日
24時間では足りなくなりました。
・・・と言うことで、ヒメイチゴの木は大切な木になりました。
(学名について、易しい解説と楽しい物語、の本などを図書館で探
すことになると思います) 
この掲示板のお陰様で、園芸や関連する知識などを知ることができ、
とても楽しくて興味深いです。 ありがとうございます。
 (BSさんへ・・・済みませんが長くなりましたので、要点のみ
  でカットして戴いてもよいです)









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