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ワレモコウ(小型のタイプです)を初めて育てています。
1ヶ月くらい前に穂が出ている鉢植えを購入しました。
その日は暑い日でしたので、長い茎のワレモコウは頼りなく見えましたが、<そこがワレモコウの・ラシサ・>と思いながら、念願叶った喜びで一鉢購入しました。
1週間くらいで穂も順次枯れて、山盛りになっていた葉もドンドン枯れてきました。日当たりに置き、水切れしないようにということでしたので、その様にしていましたが、枯れ込みは止まりませんでした。
蕾はみんなしぼんでしまいました。 ムシなどはついていませんでした。
どうしてなのか心配になりましたので調べてみますと、鉢底から根が沢山出て、中では鉢沿いに回っていましたので本来は暑い時期の植え替えではないのですが、気温もあまり高くない頃でしたので思い切って植え替えました。
用土はこだわらないと山野草専門のHPで読みましたので、草花用の市販の配合土に、赤玉土腐葉土パーライトを少しと籾殻くんたんをほんの少しプラスして少し深い鉢に植えました。根腐れ防止の粒と、元肥は少な目にマグアンプを使いました。
山野草は気難しいとか、根を切らないように、とか聞いたことを思い出しましたので根鉢は崩さず、そっと底の方の根の層を少しほぐして一回り大きな少し深さのある鉢に植え替えました。水はけをよくする積もりでパーライトを砂の代用として混ぜてみました。(以前、車山高原に行きましたが山の土は意外にも砂が多いように思ったことを思い出しましたので・・・)
・・・暫くの間、日陰に置きました。
現在は、鉢一杯だった株立ちはモサモサしていた葉が枯れてしまいましたので、株立ちの姿があからさまに見えています。
株の草むらは、ほぼ3つのグループに分かれています。
枯れた穂を摘み取った後の茎は枯れ込んできて、黒っぽく汚い色になっています。(変色した部分は、切り取った方がよいでしょうか)
地面の方からは、2〜3本新しい葉芽が伸びてきました。まだ何の動きもないグループもあります。
ワレモコウは秋にチョコレート色の実(?)が付くのかと思っていましたが、園芸品種はどうも、違っていたようです。
植え替えは失敗だったのでしょうか?
(山野草の?)小型のワレモコウには元肥は、全く不要でしょうか。
新しい環境下で、新葉が伸びて来ましたので、少しは希望もあるかと思いたいのですが、今後、どのようにすればヨロヨロになってしまったワレモコウが元気になってくれるでしょうか。
よろしくお願いします。
枯れた時(弱ってる時)に肥料はあげない方が良いかと思います。肥料は通
常の場合、回復を待ってからあげますよね。ワレモコウが元気になってくれ
れば良いんですが・・・。植え替えの件なんですけど、黒くなった葉っぱは取
り除いた方が良いと思います。芽が出てきているならば一応希望は持てるん
じゃないでしょうか?この芽を大切に育てていけば回復してくれる可能性は
大きいと思います。肥料もあげると良いかもしれません。ただ、普通に育て
てる時は山野草は一般に肥料はさほど要らないと思います。あげるとしても
時々ごく薄い液肥を上げる程度ですね。中にはシラネアオイやアツモリソウ
などの様に、肥料を効かせてやらないと花を咲かせないものもありますが。
反対のパターンもあります。サギソウなどの「かよわい感じを楽しむ植物」
に肥料を与えすぎる(園芸植物と同じような頻度や量で与える)とたくまし
くなりすぎて風情が失われます。ワレモコウもこのパターンかと思うんです
が(違ったらごめんなさい)。時期については私の場合、「◇◇は○月頃に
植え替えると良い」というようなものもある程度は参考にしますが、大体は
植物の様子を見て決めます。買ってきてばかりの花を小さいポリポットに入
れたまま「今は植え替えてはいけない時期だから・・・」といってそのまま育
てていたらかわいそうでしょう?最悪の場合、根詰まりして枯れるかもしれ
ません。いくら時期ではないからとはいえ、植え替えをしなければならない
時だってあるのです。私は花を買ってきたら、まず底を見て、根がまわって
いたら時期など考えずにすぐ植え替えます。今のところ一度も枯らしてはい
ません。蕾がついてるのに花が咲かないと思って植え替えをしたら、翌日に
花が咲いた・・・こんな事もありました。植物は私達と話すことはできないの
ですから、あまり約束(?)などに縛られずに、様子を見ながら世話をした
方が良いですね。
最後に山野草について。「山野草は気難しい」「すぐ枯れる」「神経質」と
いったことをよく聞きますが、そこまで言うほどではないと私は思うんで
す。私が今まで育ててきた中で、植え替え時期にうるさい植物とは言って
も、植え替えたとたんに元気になったり「根を崩すとよくない」といわれる
植物の根をほぐして植えたけれど、特に問題なく育っていたり・・・と、「難
しすぎる!」というわけではないんです。図鑑とかを見て育ってる環境に近
くすれば(もちろんできる範囲で)、普通の植物と同じような感じだと私は
思っています。もちろんカタクリとかアツモリソウの類とか、そういう難し
いものもあります。でもその分、魅力がいっぱいですよね。
なんかほとんど経験談になってしまった・・・ごめんなさいm(_ _)m
Iris☆さん 早速のReありがとうございます。
ご経験からのご助言は、間違いのない選択ができますので、初心者としては一番心強いことで有り難いことと思います。
山野草とは知らずに、好きだからと言うことで育てている植物が山野草の類だった、ということが最近増えてきました。
今回は、植え替えたことに付いては良かったのですが、肥料はマグアンプは入れず、回復期に入って後ごく薄い液肥にすれば良かったのですね。
ワレモコウの育つ環境をちょっと思い浮かべれば、次からは間違いをせずに済むかと思います。 園芸的に育てられた(?)元気な花ばかり見ていますと、つい、植物の自然な状態を考えることを忘れてしまっていました。
また、山野草も草花であるのですから、Iris☆さんの仰るとおり、育っている環境をよく考えながら、様子を見ながら世話をすることが大切なこともよく分かりました。 ありがとうございます。
面白いと思いましたのはサギソウ(ワレモコウも同様と思いますが)など ”<かよわい感じを楽しむ植物>に肥料を与えすぎると逞しくなって・・・”と言うところは何だか人間くさい感じで、〜成る程! と、肥料の遣り方が真っ直ぐに理解出来ました。
・・・そう言えば、ピンクのカクトラノオを育てて3年目なのですが、今年はとても元気に頑丈に育ちました。
先日、10号台風の強風に煽られていましたのに台風一過の朝にはシャキッと立っていました。野性味溢れる逞しさです。
緩効性化成肥料を定期的に入れましたので、大きく頑丈になったようです。今年はどんな立派な花が咲くのでしょうか。
ワレモコウは、不要の枯れ茎や枯れ葉はきれいに取り除き、新しく出てきた葉芽をワサワサの葉の替わりに水苔のマルチングで保護して暫くの間、養生して快復を待つことにしたいと思います。
もしかして・・・とっても元気になって元肥が効きすぎて、チョコレート色の花穂がバイブラホンのスティックのようになったら・・・(やっぱり嬉しいと思います!)
山野草との付き合い方など、よい勉強をさせて戴きました。いろいろありがとうございます。
私も最初は「これ可愛い!」って思って買った花がほとんど山野草だったん
ですね。一番最初に買ったのはミヤマオダマキでした。そのうちにだんだん
山野草の世界へ・・・といった具合です。最初は失敗しそうになったりもした
けれど、何とか持ち越してくれました(^ ^;)。ワレモコウ私も欲しいな
〜♪この前はサワギキョウとツクシシャジンを購入し、さっそく植えてみま
した。両方とも紫の花でとってもキレイなんですよ。シャジン類は特に欲し
かった花なので嬉しいです。
山野草とは知らずに育ててみたら山野草だった・・・こういう方が私は良い
と思います。それの方が山野草に対して「難しい」という先入観を持たずに
すむから。ワレモコウって秋風によく似合う花だと私は思います。風に吹か
れてるとどこか秋独特の寂しさをかもし出してるようで・・・いつか絶対に手
に入れようと思います。TAKUさんのところのワレモコウも元気になって
花をたくさん咲かせてくれると良いですね☆
Iris☆さん ありがとうございます。
今朝、株の根元の枯れ葉・茎などを整理しました。
雨が続くせいもあるかと思いますが、少し驚いたことがあります。
ワレモコウの葉が枯れ初めてから3週間余りと思うのですが、立ち枯れつつある茎葉もですが、株元でまるで腐葉土になり始めています。
素手で触りながら取り除いていますと、葉の形は見えても、柔らかく溶ける感じで最早肥料のようになっています。茎も芯の極細い繊維だけがツーッと残るだけでした。
山野では、肥料分としては落ち葉や枯れ草の他、昆虫や小虫の死骸などだけかと思いますと、枯れ葉は早いところ、腐って秋になる前に親株のために役立つようになっているのかも知れないなあ、と思いました。
時間的な差はあれ、何れは株元で肥料になるのでしょうね。
もし、鉢植えでなければ、花畑の土をほんの少し枯れ葉・枯れ茎の上に振りかけるだけで、山野草の肥料としては事足りるのかも知れませんね。
自然界ではこのようにして循環しているのかなあと、不調のワレモコウから教えて貰ったようです。
ワレモコウは、花壇があれば地植がよいと思います。
ゆとりがあれば、花木や山野草で環境が似たものを見つけて、ゆったりと寄せ植えして山野の景観のようにできるとどんなに面白でしょう。
庭があれば築山を作り、天辺から麓までいろいろ植えて、好きなことをしてみたいです・・・夢です〜〜。
そうですね。植物から教えてもらうことは本当にたくさんあります。主に高
山(だけではないかもしれないけど)の湿地の場合、この枯れた葉が寒さの
せいで微生物によって分解されないため、完全に腐らずにどんどん堆積して
いきます。だから結構栄養不足になっちゃうんですよ。そこで生まれたのが
モウセンゴケやムシトリスミレなどの食虫植物たちなんです。だからこうい
う植物に肥料をやりすぎると肥料焼けして哀れな姿になっちゃいます・・・。
私は一応山野草を庭植えしてるんですが、どうすれば一番きれいに見える
か・・・って言うのを考えるとすごく難しいです。やっぱり自然の美しさには
かないませんね〜(f^_^;)。草もの盆栽とかはすっごくきれいなので
「うちの花壇もああいう風にできないかなぁ〜?」っていつも思ってしまい
ます(笑)。
>主に高山(だけではないかもしれないけど)の湿地の場合、この枯れた葉>が寒さのせいで微生物によって分解されないため、完全に腐らずにどんど>ん堆積していきます。だから結構栄養不足になっちゃうんですよ。そこで>生まれたのがモウセンゴケやムシトリスミレなどの食虫植物たちなんです。
Irisu☆さん そうだったのですか。
低地に住んでいるわたしたちは、物は腐る・とばかり思っていますが、そうならない環境もあるのですね。
ツイ、肥料を遣りすぎる、ということもこのようなことを知ると、思いの外の少ない肥料で充分、と言うことにも納得がゆきます。
枯れ落ちた葉や茎が間もなく肥料になれば山野草はもっとエネルギッシュな感じに見えるのかも知れませんね。
化成肥料を与えてしまって、もう完全に風情をわすれたような我が家の頼もしいカクトラノオのようになるのかも・・・。
モウセンゴケやムシトリスミレの例も、成る程と思いました。
捕まえる機能が丸見えなのに、なぜムシたちは捕まるのかと不思議に思っていましたが、彼らは何時来るか分からない偶然を気が遠くなるくらいの間、じーっと待っていたのですね、今日分かりました。
腐敗した・あるいはエサになるものがなければ、小バエなどもなかなか飛んでこないでしょうから・・・。
ワレモコウや○○シャジンの美とハイブリッドのバラの美を考えると、環境は、美の質にまで大きく影響するのかなあと思いました。(少し違っていますかしら?)
いろいろ、新しい視点を教えていただきましてありがとうございます。
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