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我家にある大きさ175cm〜180cm、10号鉢のフィカスウンベラータについていくつか教えていただきたいのですが、
@ 最近一番上の新葉が折れてしまいました。
それからは次に控えている赤い新芽が次々枯れてゆき、どんどん剥け て、新葉がどんどん小さな三角になっていきます。
この枝はもう延びないのでしょうか?
A 葉の表面に、直径1mmにも満たない赤い虫がたくさんいます。
気をつけてティッシュで拭いたりしますが、とにかく数が多いので
とてもおいつきません。
この虫はなんでしょうか?また、対策を教えてください。
B Aの虫に関係があるのかもしれませんが、葉のヒダの部分や、茎の分 かれ目に蜘蛛の巣のような白い糸のかたまりを見つける事がありま す。(綿のようではありません)
これはなんでしょうか?
C ここ1週間に出た新葉の色がかなり黄色いです。(所々赤いです)
今までは、黄緑の葉が出て、次第に緑へとかわっていました。
育て方も置き場所も変えていません。
どうしてなのでしょうか?
どなたか、一つでもわかる事があればおしえてください。
お願いいたします。
ハダニの被害です。
クモの巣のような糸を張っているのであれば、かなり増殖していて、被害も末期ですね。
新葉が黄色くなったり、新芽がこじれてしまうのも、ハダニの加害のせいだと思われます。
まずは、お風呂場などで、葉を表裏隅々まで丁寧に洗ってください。
ハダニは水に弱いですから...。
そのあとも、定期的に葉水をしたりして、葉を乾燥させないように努めてみてください。
これで、かなり激減するはずです。
それでも被害が止まらなければ、ケルセンなどの殺ダニ剤を散布するしかありません。
ハダニは薬剤抵抗性がつきやすいので、殺ダニ剤は2〜3剤を交互に使うのがよいでしょう。
もちろん、葉を水洗いせずに、最初から殺ダニ剤を使っても構いませんよ。
よししさん:
> もちろん、葉を水洗いせずに、最初から殺ダニ剤を使っても構いま
> せんよ。
うんにゃ、できるだけ葉についているダニは手動で減らしておいてから
の方がいいと思います。(^^;; 洗わずとも濡らした布などで水拭きする
だけでもだいぶ違いますよ。最初のダニの密度を下げておかないと
効きが悪くて「薬代返せー」というはめになりかねません。
# 何せハダニのしつこさは天下一。(^^;;
よししさん、みぞぐちさん アドバイスありがとうございます。
早速、葉をびちゃびちゃにして、天下一をほこるというハダニに立ち向かいたいと思います。
それから、以前、ウンベについた虫はオルトランという殺虫剤を使うと良いと、聞いた事があります。
この殺虫剤について、なにかご存知の事があれば、教えていただければ幸いです。
ウンベラータについた虫はオルトラン...というのはどういった根拠からなのかわかりませんが、どんな薬剤でも摘要範囲があります。
今回のハダニは、オルトランでは退治できません。
オルトランの薬効の主たる対象は、アブラムシ、スリップス、毛虫・青虫類、などなどです。
コナジラミやヨトウムシにも効く、となっていますが、経験上、あまり効きませんでした。
>みぞぐち様
ありがとうございます ぺこ <(_ _)>
サイズがサイズだったので、お風呂場でジャブジャブ、1人でできるかな...と思ったんですが、そうですね〜、濡れ布巾で拭く、という手がありますよね。
以前、病院待合室にあったホンコンカポックの葉を、その方法で拭いたにもかかわらず、すっかり忘れておりました(^^;
そりゃあ、そうですよね。
どんな虫にも効く薬なんてないですよね。
今は葉水で葉をびちゃびちゃにして、タオルで一枚一枚ふき取っているのですが、葉の枚数が多いので大変です。(虫の数は減ってるように思います)いなくなったら、二度とお目にかからなくてすむ予防法と言うのはありますか?そもそも、何が原因で発生したのでしょうか?
ニドトオメニカカラナイヨボウホウ・・・
ありません。
あったら世界中の園芸家から賞賛の嵐でしょう。
ハダニは一度発生すると根絶が難しい場合が多いですね。
ただし、ハダニが大発生するのは、高温、乾燥というハダニが
好きな環境に加えて、植物自体の調子が悪いときが多いようです。
これは病害虫一般に言えます。
これにあわせてもう一度管理を見直されてはいかがでしょう。
空調の効いた室内は植物にとってはあまり快適ではなく、
冷房の風が当たったりすると弱ります。このような時はハダニ
カイガラムシが大発生しやすいですね。
ハダニはなぞが多く、ベランダのバラなんかは、たかられ
まくっていたのに、急にいなくなったりしてます。
自然界だと、天敵の襲来(同じハダニの一種にもハダニを捕食
するものがいてややこしい)や、夕立や雨などもかかりますから
適度に抑制されるのかもしれません。
さて、ハダニはどこから来たか?。可能性はこんな感じでしょうか。
1.もともとついていた(弱ったのに乗じて大発生した)
2.室内外のほかの植物についていたものが移った
3.外から飛んできた
飛んできた・・・。クモの子はお尻から糸を伸ばして、
風に乗って飛散していきます。ハダニも実はクモの親戚
見たいな物。もうご覧になられてますが、糸を張ります。
ハダニも糸を伸ばして他の植物へ飛び移ることがしられて
います。特にある植物で大発生して密度が高まると、
他の植物への移動を試みるといわれています。
窓を開けているときに飛来したかもしれません。
室内ですので、薬も本来は控えたいところですね。
でも大発生してしまったら使った方がよいかもしれません。
でんぷんを主体にした薬で、ハダニに散布して、薬剤が乾くと
膜になってハダニを窒息させるというものがあります。
卵には効きませんが、でんぷん成分由来で安全度が高い、
物理的に殺すものなので、抵抗性がつかない&即効性あり
(乾けばおしまい)、という利点があります。
牛乳も同じように膜になりますが、臭うのとハエが寄って
きたりするので、散布後乾いて少ししたら洗い流すなどの
手間が必要ですね。
植物が健康なうちは、かなり病害虫に対して抵抗性
があります。まずは健全に育てることを第一に!。
なるほど。。。とてもよくわかりました。
ウンベラータに水をやる時は、ベランダに出してやっているので(鉢の底から水が出なくなればすぐ室内へ入れますが。。。)その時虫が付いてきてしまったのかも知れません。(ベランダには色々植物がありますし)
ハダニは乾燥好みとの事ですが、葉水というのは一日に何回もしてもいいものなのでしょうか?
葉水は、とくに室内が乾燥しているときは、ハダニ予防
だけでなく、植物に湿り気を与える目的で行います。
これの刺激や空気の動きで、発芽、芽の伸びを促す、
と聞いたことがあります。自然界では夜露や雨を浴びたり
風が吹いているのですから、それに近づける意味もあるの
ですね。
常に葉が濡れている必要はないですが、1日に数回程度
なら、問題ないでしょう。この問題ない、というのは、
植物にとってではなく、こちら側、つまり葉水を行う
ほうの問題ですけど・・・。その度に外に出すのは大変
ですし、室内で与えるにしてもあまり回数が多いと部屋が
湿っぽくなってしまいます。
ハダニ退治の場合は、シャワーで葉の裏を中心に洗い流す
ようにするとなおさら効果があります。糸を張るぐらい大発生
してしまったら、霧吹き程度ではちょっと弱いですね。
これを毎日か2日に一回程度しばらく行うとだいぶ減ってきます
が、ハダニは世代交代が早いので、ちょっと気を抜くと、すぐに
復活してしまいます。
ウンベラータ、結構大きいので大変だとおもいます。最初にざーっと
水で洗い流して、全体が乾いたところで薬剤を散布し、退治できたら
スプレーなどで1日に1度から数回、葉の裏も葉水を与えるようにす
るとよいのではと思います。
ハダニは、沢山の種類があるようで、特定の植物に好んでつくもの
や、複数の植物につくものなどいろいろあるようです。私のベランダ
でも、ミニバラは毎年たかられてますが、その隣のハイビスカスは
ほとんど見かけません(よく見るとたまに見かけますけど)。
ミニバラも大発生までにはいたっていません。レモンバームは
ちょっとやられています。ランタナはオンシツコナジラミが好き
なようで、ちらほらといますね。他の植物ではまったく見られま
せん。
一応ベランダのほかの植物にもいるようであれば、まとめて処理し
ましょう。
でも他のベランダからもいろいろ飛来しますし、あまり神経質
にならず、毎日観察して、大発生しないよう、こまめに対応すれ
ば大丈夫でしょう。
なお、飲み残しのコーヒーをスプレーするとハダニを予防する、
とバラの愛好家から聞きました。私も試していますが、比較対照実験
をおこなっていないので、コーヒー効果かどうかは?ですが、
ミニバラのハダニも今はほとんど見かけません。
ためしに目立たないところにスプレーして、葉がかれなかったら
気の向いたときに時々スプレーしてみてはいかがでしょうか?。
ベランダに出すこと、外に出すことにあまり神経質にならなくて
よいと思いますよ。前述したとおり、木に力があり、環境が適切
なら、ついても大発生しませんから。
カビかキノコの類でしょうね。土の中の有機物をエサにしていて、多湿
と高温が重なるといっぱい出てくることがあります。植物には実害はあ
りませんが、潅水の頻度が高すぎる(土が乾いてこないうちに継ぎ足し
潅水している)と出やすくなりますので、水やりの方法や鉢の置き場所
などに注意して下さい。鉢土の表面を赤玉土、鹿沼土の大粒のもので
浅く覆うとカビを隠してくれますし、土の乾き具合を見るのも楽になり
ます。
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