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先日譲り受けた松の盆栽(?)なのですが、
枝部分から先が萎れてきて、クタッとなってしまいました。
・松の全長15cm程
・鉢の直径15cm程
・4つの枝のうち3本が弱っているようです。
(枝の元からクタッとなっています。)
(葉の色は緑のままで、萎れていたり丸まっています。)
(枝のうちの1本は元気です。)
いろいろ読んでは見たのですが、
水をやりすぎたのか
(夕方霧吹きで土の表面が湿る程度にあげてます。)
日光が足りないのか
(薄日が当たるレースカーテン越しの室内です。)
他の理由なのかがわからずこちらで相談させていただきました。
本来は育てていた方にお聞きするのが一番なのですが、
形見分けという形でいただいたので・・・。
なんとか枯らさずに元気に戻してあげたいと思っています。
是非、ご助言いただければ幸いです。
> 水をやりすぎたのか
> (夕方霧吹きで土の表面が湿る程度にあげてます。)
水が足りません。土の表面から水を吸うわけではないです。
土の中は乾燥しきっているのでは?。根は土の中の毛根(先端)
部分でしか水を吸いません。表面だけぬらすのは無意味です。
水は土の表面が乾いてきたら、底から流れ出るくらいたっぷり
与えないといけません。ただし、いつもじっとりとぬれていると
いけません。なので、たっぷり与えた後は、土の表面が湿っている
間は与えなくてよいです。
根が干からびると回復不能になります。また、当然受け皿にたまった
水はすぐ捨てます。
> 日光が足りないのか
> (薄日が当たるレースカーテン越しの室内です。)
> 他の理由なのかがわからずこちらで相談させていただきました。
松の盆栽であれば戸外の遮光下で育てたほうがよいでしょう。
本来は日光を好み、また通風も必要です。寒さにも強く、引き締
まった姿に育てるため、戸外で管理します。
松の盆栽なら、たくさん本もあり、インターネットでも検索が
可能だと思います。大切なものであればなおさらだめにする前に
調べるのがよいでしょう。
sunnyboy様
丁寧なご回答ありがとうございます。
よく霧吹きで水遣りをしている姿を見ていたので
見よう見まねで世話をしておりました。
さっそく水をタップリ与えて(余った水は捨てて)
ベランダへ出しました。
どのくらいで回復の兆候がみられるかわかりませんが、
根元まで枯れてしまうまでになんとか元気になってくれれば良いのですが・・・
また、本などでいろいろと調べてみます。
ありがとうございました。
根が干からびてしまっていなければよいのですが・・。
松などは葉も硬いので、梅や桜のような薄くて広い葉と
ちがって水切れしてもすぐに葉がしおれません。気づいた
時は手遅れのこともあります。
霧吹きは根に水を与えているのではなく、葉に水を与えて
います(葉水といいます)。新芽の成長を促したり、ハダニ
の予防になったりするなどの利点があり、盆栽から観葉植物
草花までかなり幅広く行われています。
霧吹きで1日1回から数回木全体をぬらすのは効果があります。
なお戸外で管理するなら、受け皿は敷かないほうが無難です。
あれは床を汚さないためだけに用いるものですから。
雨が降った後気づかずに水浸しになっていることもあります。
すくなくとも1本はなんとか生きながらえているようです。
基本的に松の木は日本にはえているものですので、あまり手を
かけなくとも育ちます。
ただし鉢植え、とくに盆栽であれば、一種特殊な環境下ですので
植え替え、水遣りといった手間が必要になります。
盆栽の本は「いかに立派な盆栽とするか」の極意が沢山かかれて
います。若干難しいところもあると思いますので、水遣り、
植え替えと置き場所、施肥、病害虫のあたりを参考にされると良い
でしょう。一通りなれたら、姿を作るあたりも、ちょこちょこと手
を出してみると面白いと思います。
なお、本を選ぶときの基準は、ただああしろ、こうしろ、と指示がし
てあるものよりも、こういう理由でこうするのだ、と理由の説明があ
るものがいいと思います。それを理解しないと、本に書かれたとおり
の作業をしても、植物の状態によっては逆に負担になる場合もあるか
らです。とくに育て方・管理についてこのあたりが充実しているとた
すかりますね。
ま、日本の植物ですから、元来日本に生えていない植物を育てるより
は楽な点も多いです。たとえ何本か枯れてしまったとしても、
それを生かして次の植物をそだてていくことが大切と思います。
ここで回答している方々も「みんな枯らして覚えた」ことと思います。
そして、ぜひ将来にはここでその体験を他の方々にお伝えください。
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