室内でアジアンタムを育てています。
土ではなくセラミスを使っているのですが
一度、表面にカビ(白い綿のような)がはえていらい
何回とりのぞいてもどうしてもカビが生えてきてしまいます。
はじめの頃に水をあげすぎだったようで根腐れしまったのか
葉っぱも枯れてしまいみすぼらしい状態になってしまいました。
どうにか復活させたいのですが、何かいい方法はないでしょうか。
ちなみに部屋は西向きで、レースのカーテン越しの
窓際に置いてあります。
はじめのころ、セラミス専用の液体の肥料を水をあげるごとに
あげていました。(説明書にそう書いてありました)
いわゆるハイドロ仕立てですね。セラミスというのはハイドロコーン
(焼結粘土)のことだと推察します。この場合、ハイドロコーン自体は
石と同じでカビなどによって変質することはないので、カビのエサに
なっているものがあってそれがカビを増殖させ、ハイドロコーンの上を
覆うのだと思います。カビのエサとして考えられるのは一つは腐ったア
ジャンタムの根などで、もう一つは変質した液肥です。いずれにせよ、
一度アジャンタムに取りついてしまったカビはハイドロコーンを洗おう
が滅菌しようがまた復活してくると考えた方がいいでしょうね。アジャ
ンタムの方で傷んでいるのが根だけであれば、傷んだ根を切り捨て、残
りをダイセンなどの殺菌剤にしばらく漬けて植え直せば、運が良ければ回復するかもしれません。しかし、株の中央部の芽が出てくる部分がか
さかさに乾いていたり、腐っているようであれば諦めて処分なさった方
がいいと思います。
なお、アジャンタムは強い日差しと空気の乾燥を嫌います。明るい窓
際だと根が元気でも葉が枯れ込むことがあるので、半日陰で育てた方
がいいでしょう。逆に相当暗いところでも我慢して育ちます。
それから、株の元気がなかったり、傷んでいる時には肥料は厳禁です。根腐れしている株に肥料を与え続けることはとどめを刺すことになりか
ねません。