秋植球根(ユリ、ムスカリ、スイセン、チューリップ)の植込みをしています。これからは狭い庭での日照確保が困難になってきます。
これら球根類は春に新芽が地上に現れるまで日陰でいいものでしょうか?
大半が鉢植で、一部は庭植です(春になれば日が当るようになる場所)。住いは東大阪市です。
宜しくお願いします。
結論からいうと問題はありません。
これらの植物は積雪地帯でも育ちます。そのあいだ当然
日当たりはなく、闇のなかですね・・・。
まあ、土の温度が上がるのがやや遅く、芽が出るのが日向に
比べてちょっと遅くなるくらいでしょうか。
水仙、ムスカリなど、既に球根に花芽ができているものについて
は、日照は花つきよりも、その後の球根の太りに影響します。
ゆりはオリエンタル系(背の高い、山百合ほかの血を引いている
もの)は半日陰、あるいは午前中だけ日が当たるようなところが
適していますし、スカシユリ系統、鉄砲ゆり系統のものは日当た
り良好なところが好みです。もともとの親の性質によります。
> 有難うございました。
スイセン、ムスカリ、チューリップは芽が出るまで日光浴は出来ない
場所でしばらく我慢してもらいます。
ユリはカサブランカとスカシユリですが、球根を植付けた後は出来るだけ
半日でも太陽の当たる所を確保します。
カサブランカはオリエンタル系ですので、半日陰のほうがよく生育
しますね。
スカシユリは終日日のあたるところがよいです。
> カサブランカとスカシユリですが、芽が出るまでの間でも
やはり日照があるほうがいいのでようが、冬場の太陽が当らないので
困っています。
説明不足でした。
先に説明したとおり、芽がでるまでは関係ありません。
芽が出た後の育つ場合の話です。
日光が必要なのは光合成を行うからであり、それをしない間
(緑色がないとき)は基本的には関係ありません。
ただし、種には、光が当たっていると芽を出さないもの、
逆に日が当たっていないと(土をかぶせると)芽を出さない
ものもあります。
ほとんどの種は問題ないですけど。