いつもBS掲示板では勉強させて戴いて、ありがとうございます。
少しずつ秋も深くなってきますので、そろそろ冬対策を考えています。
春からずっと、日の当たるところで過ごしてきた植物を屋内へ入れる予定
ですが、気になることがあります。
春先には、急に外光に当てると日焼けを起こす、と言うことが言われます
し、経験しましたが、その逆のことは起きるでしょうか?
昨日までベランダの日当たりに吊り下げていた鉢を、次の日に光は入るけ
れども直射ではなく、間接的な明るさ、というような西向きや北向きの窓
辺に入れた場合、日焼けの逆の、日射しの足りない弊害が何か起きること
はあるでしょうか? (新聞は読める明るさです)
冬には、ローテーションで、室内のガラス越しの柔らかい日射しの所に移
動するのですが・・・。
まだ、経験が浅くて、初めて冬越しするものが沢山あり、疑問が出てきま
した。
手持ちの植物は、ブライダルベール・フィカスプミラ・ワイヤープラン
ツ・コドナンテ・シンビジューム・ほか・・です。
今年はいろいろな用事が沢山重なって、植物を丁寧に移動させるのは全部
は出来そうにありませんので、丈夫そうな物だけは、さっと入れたい、な
どと思っているのですが、大丈夫でしょうか? やはり、日にちをかけ
て、でしょうか?
よろしくお願いします。
ここにあげられた植物なら、問題はないでしょう。コドナンテなん
かはもともと半日陰が適してますし。
あまり温度変化が激しくなければ、適宜ローテーションし、日照の不
足を補うのは良いアイディアだと思います。
ベンジャミン、タイワンモミジなどは環境が急に変わると葉を落とし
てしまうことがあります。
戸外の日当たりから室内に取り込んだときなどによく起こります。本
来は日光好きですが、耐陰性もあるので、明るい室内でも育ちます
が、急に光量が変化すると葉を落とします。
これが急に日照を落とした場合の影響です。
落葉したあと落ち着けばその場にあった葉が後ほど展開します。
そもそもその植物の生育に十分な日照が保てない場所に移した場合は
生育不良になり、葉を落としたり枯れ込んだりします。
そもそも植物が育たないような日照では、ゆっくり移そうと急に移そ
うと変わりはありません。
なお、シンビジウムについては、ある程度低温に当てないと花芽が伸
びきらないで咲いてしまいます。
朝方の最低温度が10度をきるくらいまでは戸外で管理します(マリ
リンモンローのような白花系はもう数度高い温度で取り込み、気持ち
温度高めで管理するときれいな色になるようです)。
またシンビは花芽が伸びだしてからころころと向きを変えると、花の
咲く方向がばらばらになります。
もともとの品種の性質で、そろいにくいものもあるのですが、大体は
花芽が伸びだしたら動かさないでいると、光の当たるほうにむかって
そろって咲きます。またあまり暖かい部屋ではうまく咲きません。
greenfingerさん ありがとうございます。
シンビジュウムは別にして、その他の丈夫そうな種類は室内と屋外の温度差
が小さい頃に移動することにしたいと思います。
他は、暖かい地方の植物たちですが、これはもう少し気温があるうちに中に
入れようと思います。
あとは、ローテーションのグループ分けです。
今年は鉢が増えてしまいましたので、暫くは試行錯誤が続くかと思います。
冬の太陽は意外に駆け足ですので、日射しの移動を予測して植物の席を決め
る工夫もまた楽しいことの一つです。
冬の間はシマリスの冬支度のように、ソッチコッチに運ぶことで忙しい毎日
です。
> そもそもその植物の生育に十分な日照が保てない場所に移した場合は
> 生育不良になり、葉を落としたり枯れ込んだりします。
> そもそも植物が育たないような日照では、ゆっくり移そうと急に移そ
> うと変わりはありません。
>
このことをよく考えて、無理のない範囲で冬越しの出来る物を見直すこと
も、今年の冬の仕事になりそうです。
とは言っても、ほしい物はやはり魅力があって・・・。
これから、いろいろ勉強しながら育ててゆきたいと思います。
ありがとうございます。