シャコバサボテンの花芽分化のためには
２週間水をやらないという記事を読み、
心を鬼にして水断ちをしています。
葉の先端にぷっくり水泡というかにきびというか、
そんな感じのふくらみがあり、これが花芽かなと思われるのでが、
葉っぱ自体はもう痛々しいぐらいしなびた感じです。
はっきり花芽とわかるものはまだありません。
今日で１０日目なのですが、
このままで後４日耐えたほうがいいのでしょうか。
そもそもシャコバサボテンは
どのくらい水遣りなしで耐えられるものなのでしょうか。
よろしくお願いします。
シャコバの花芽は水分よりも日照時間が短い時期が一定期間続く
ことで促されます。気温が１５度から２０度くらいで、夜が１２時間
以内になる時期が１ヶ月以上程度になる時期が続くと花芽をつけます。
水遣りを控えるのは、花芽分化をさせる前に行う処理であり、水
を切ることが花芽分化を促すのではありません。
花芽は成熟した茎の先にしか付かないので、８月下旬から９月の上旬
あたりに水を控え、この時期に若い芽がでないようにするために
行われますが、これをしなくとも、短日処理を始める前にやわらかい
成熟していない芽を摘み取り、すべての茎の先をしっかりした茎(節）
にすれば、すべての茎の先に花芽が付きます。
気温が２０度より下がるようになったら、夕方５時過ぎから朝８時
くらいまで、ダンボールをかぶせたりして、一切光が入らないように
します。室内の照明、該当でも反応してしまうのですが、戸外で光
があたらなければ自然に花芽が分化します。作業は一ヶ月から４０日
程度行います。
１日でも、また、一晩に数十分でも光が当たり、夜が中断すると
そこからもう一度一ヶ月やりなおしです。
この期間も昼は日照・水も普通に必要です。
花芽がでてきたら、一切動かさないこと。小さいうちに置き場所を
変えただけでつぼみが落ちてしまいます。動かすのは蕾が大きくな
って開いてきたらもう大丈夫。
株の大きさや鉢の大きさ、おき場所他がわからないので何ともいえ
ませんが、健全に育った株なら１０日くらい水を切ってもそんなに
しわしわにならないのではないでしょうか？。
乾燥させたいあまり、かんかん照りのところにおいてたりしませｎ
よね？。
過度の乾燥はかえって弱らせるだけですし。あまりにしわしわなら
花をつけるどころではないでしょう。再度栽培環境を見直して
ください。
・・・するとよい、という作業には必ず理屈、理由があるので、
それを理解してから作業されるとよいと思います。また、単に
・・しろ、と書いてある本、文献等より、理由が書いてあるもの
を参考にしてください。
闇雲にやると場合によっては逆効果の場合もありますよ。
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