5日ほど前にも質問させていただきましたが、まだわからない所があるので教えてください。
つるアイスバーグを育てたく、フェンスの下を掘りました。掘った土が粘土のようにねっちょりした土だったので、市販の「バラ用の土」を使おうと思ってます。幅50cm×40cm、深さ50cmの大きさだと、何袋くらい必要でしょうか?市販の土を使う場合は、穴の底に堆肥や牛ふんをすき込むのでしょうか?宜しくお願い致します。
えーーと、まず土壌改良の話から。
掘った穴に市販の培養土を入れてしまうのは良い方法なのですが、培養土の量も馬鹿になりませんね。
また、培養土を入れて水はけが良くなったのは良いものの、まわりの土の水はけが良くないので、雨が降ったときなどに、水はけの良いバラの植え穴の方に向かって水が溜まりがちになります。(つまり、暗渠がわりになってしまう。)
なので、私の場合は、バラを植えるとき、周囲1m四方を掘り上げて土壌改良しています。
で...今回掘り上げる穴に、市販培養土だけでは、そのようなことが往々にして起こると思いますので、バラの植え穴とは別に、近くに暗渠用の大穴を掘って、砕石などを詰めておくと良いかな...と思うのですが。
また、バラの植え穴の方も、市販培養土だけではなく、掘り上げた粘土をふるいにかけて、赤玉土状のもの(粘土塊や微塵はのぞく)だけを穴に戻してあげると、結構な土の量を稼げます。
これに、たっぷりの腐葉土やバーク堆肥を混ぜ合わせてあげると、培養土を入れたのとさほど変わらない土に生まれ変わりますよ。
ところで、今回は‘つるアイスバーグ’を選ばれたようですが、このバラとっても生育が良くて、根の張りも1m四方くらいになります。
深さはともかく、できることなら幅60×60くらいあると、健やかに成長してくれると思います。
長い余談ですみません...。
市販の培養土をご指定の大きさに何袋いるか、と言うことですが、
メーカーによって密度に違いがありますので、一概に何袋とは言えません。
袋あたりの容量も違いますし。
多分、3〜4袋いるかも...しれませんねぇ。
また、市販の培養土を使った場合でも、元肥としての堆肥や牛糞は必要になります。また、油粕や骨粉、草木灰なども。
手軽なのは、「バラの肥料」ですね。
>バラの植え穴とは別に、近くに暗渠用の大穴を掘って、砕石などを詰めておくと良いかな...と思うのですが。
せっかく植えたバラを枯らせたくないので頑張って掘ってみます。
> また、バラの植え穴の方も、市販培養土だけではなく、掘り上げた粘土をふるいにかけて、赤玉土状のもの(粘土塊や微塵はのぞく)だけを穴に戻してあげると、結構な土の量を稼げます。
市販培養土に掘りあげた土を混ぜてもいいのですか。
> また、市販の培養土を使った場合でも、元肥としての堆肥や牛糞は必要になります。また、油粕や骨粉、草木灰なども。
> 手軽なのは、「バラの肥料」ですね。
「バラの肥料」を掘った穴に入れて、市販の培養土をかぶせ、バラの苗を植えればいいのでしょうか?
> 市販培養土に掘りあげた土を混ぜてもいいのですか。
大丈夫ですよ。
結局は土ですから。
ただし、市販の培養土よりも赤(玉)土の比重が多くなってしまいますので、適宜堆肥や腐葉土を足してあげると良いですよ。
水はけのためには、パーライトを混ぜるのも良いですね。パーライトは根切り虫(コガネムシの幼虫など)にも忌避効果があるようですし。
> 「バラの肥料」を掘った穴に入れて、市販の培養土をかぶせ、バラの苗を植えればいいのでしょうか?
そのとおりです。
肥料は、バラの根に直接触れると、根焼けをおこしますから。
以前にお伝えしたURLにも、図解で記載がありますので、ご覧になってみてください。
ちなみに、来年からの元肥を入れるときは、基本的には株の周囲を輪状に浅く掘って、元肥を入れて土をかぶせるのです。
株元に草花があって輪状に掘れないときは、ところどころに何箇所か点状に穴を掘って、元肥を分けて入れます。
やっと市販の培養土を使った場合の植え方がわかったような気がします。堆肥や牛ふんでなく、今回は「バラの肥料」で植えてみますね。ありがとうございました。P.S.今日は良い天気になったので暗渠用の大穴掘りと、掘った土をふるいにかけてみようと思います。