こんにちは。３年ほど前から毎年、今頃にチューリップの球根を植えているのですが、うまく成長させてあげることができません。すぐに芽が出て順調に伸びていくのですが、背丈が１０㎝くらいしか伸びずに、春を待たず（まだ冬の寒さの厳しい時）に花が咲き、あっと言う間に枯れてしまうのです・・。ひどいものは茎の部分が５㎝程度の時もありました。うちは庭がないので、ベランダで３０㎝四方、深さ２０㎝程度の四角いプランターを利用しています。１鉢に球根を４個植えています。土は「球根の土」というものを購入して利用しています。上手に育てるコツなどありましたら教えてください。
すぐに芽を出し順調に伸びて・・・。
ＶＩＴＡさんの書かれているように、普通はいったん寒さに
会わないと茎が十分に伸びません。植え付け時期が少々早い
のかもしれません。お住まいの地域はどちらになりますか？。
もう少し寒くなってから植え込むとよいかもしれません。
寒さに会わないと花がうまく咲かないのは、チューリップ以外にも
秋植え球根で春に花が咲くものの多くに共通した性質です。
ちゃんと冬を越す前に花が咲いてしまうと、種を作ることができな
いので、生存をかけた植物の知恵ですね。
もちろん球根が分球しても増えていくのですが、これはある意味
クローンに近く、元の株とほぼ同じ性質です。
長い地球の自然の
営みの中では、気候やその他の環境に新たに適応すべく、種子を
作って、新たな形質つくりを子孫に伝えていくのも重要ですので、
このように春にしっかり花を咲かせるものが生き残っていくわけ
です。
話がそれちゃいましたけど・・・。
鉢植えにするとすぐに芽が顔をだしますが、普通は寒さのなかで
そのまま成長が止まります。そして春の息吹を感じるとぐんぐん
茎を伸ばし開花します。ベランダということで戸外の栽培のよう
ですが、冬の気温はどのくらいになるのでしょう？。
あとは乾燥。チューリップや水仙などの多くの球根の根は、１本
１本が直根で、普通の根のように枝分かれしません。また、植え付
け後に伸びた根がなんらかの理由でだめになると再生しません。
極端に乾燥させてしまった場合や土の中の肥料が濃すぎ場合など
では根が死んでしまいます。それでも何とか球根の中の水分だけ
で生育を続けようとし、結局短いまま花が咲いて、あっという間
に枯れてしまいます。
土の表面が乾いてきたら水をたっぷり（底から流れるくらいに）
与えます。底から流れるくらい与えないと、表面だけ湿っていて
中はからから、ということもあります。
元肥として規定通りの肥料を仕込んだら、基本的には肥料はなく
とも花はきれいに咲きます。追肥する場合は春になり、芽がぐん
ぐんのびだすのを確認してから与えます。
戸外で冬に十分寒さに当てること（積雪地帯で生産されているので
寒さには強いです。逆に室内ではうまく育ちません）と、乾燥させ
ないことを中心に見直してください。
きちんと寒さに当てないと茎が伸び切らないですよ。
植込みの時期はいつごろでしょうか？
原種系のものではないですよね？
毎年１０月中旬から下旬に植えていました。千葉県ですが暖かい方かもしれません。普通のチューリップではなくて形の変わったものを選んで購入しています。
ＶＩＴＡさん・ｇｒｅｅｎｆｉｎｇｅｒさんの教えてくださった逆の状態に置いていました・・。たくさんお日様にあててあげなきゃ！と勝手に思い込んでいて、日中はベランダでも一番陽のあたる場所を選んでおいて、夜も少しでも寒さが和らぐ場所に移動して・・・。全くの無知で反省です・・。
気温と水分に気をつけて、今年もまた挑戦してみます。どうもありがとうございました。
解決の手がかりがつかめたようでなによりです。
春先に芽が伸びだしてからは日光は大切ですが、それまでは特段
生育自体には影響はありません。芽の伸び始めが早くなるか、どう
かといったところです。
積雪地帯なら、春に雪が消えるまで日の光は届かないですし、地植
えなら球根の数倍の深さに植えるので地下にありますから。
寒さにあてると花が咲く、という性質を利用するといろいろと開花
期を調整できます。５度程度で約２ヶ月ちょっとくらいを目安に
低温にあてて、その後に生育適温で栽培すると、例えば８月くらいに
処理してその後生育適温で栽培すると、真冬にしっかり伸びたチュー
リップを咲かせることができますよ。
ただし一般の家庭では冷蔵庫を使わなくてはいけないので、ちょっと
抵抗がありますが。
来年こそきれいな花が見られますように。
色々わかったら、急に楽しみでいっぱいになりました！
本当にありがとうございました（●＾o＾●）
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