今年5月にスパティフィラムをひとまわり大きい鉢に植え替えました。
それから、葉がどんどん枯れてしまうのです。葉の先から茶色に変色し、縮れて枯れます。小さな葉が新しくどんどん出てくるのですが、ある程度の大きさになると、枯れていきます。お花もじゃんじゃん咲きますが、やはり以前にくらべると半分ほどの大きさしかありません。
おかげさまで、ずいぶん貧素になってしまいました…。液肥を月に1度くらい、水やりは控え目に(葉に元気が無くなったら)やるようにしていますが、なにか原因があるのでしょうか?
何でも乾燥ぎみにすればいいものではありません!
その植物にあった栽培環境にしてあげましょう。
まずは、その植物の性質を知る事ですね!
いくつか原因が考えられます。植え替えの時に根鉢(根が鉢の形に張っ
ている部分)を崩されませんでしたか? もし崩したのなら、その時に
根が傷んだ部分が回復し切れていない可能性があります。逆にただ前の
鉢から出して、土を足し増ししただけの場合は、新しい土の部分に根が
張っていない可能性があります。植え替えに使った土に根が馴染まない
と、なかなか株が落ち着いてくれず、葉先から枯れ込みやすくなります。
もちろん、不死鳥さんの言われているように、水やりがちょっと乾きぎ
みの方に行き過ぎていても葉先は枯れます。スパティフィラムは湿地性
で比較的水を好みます。水切れでしなしなになってもゾンビのように復
活するくらい強いのですが、適湿の状態にした方が元気になりますよ。(^^)
……ということで、植え替えられた環境でちゃんと根が張っているか、
水やりが適切かどうかを確認してみて下さい。
水遣り方法が間違っています。
植物が水を要求している時に、水を与えなければ枯れるのは当然です。
葉に元気がなくなってからでは遅いのです。
スパティフィラムの水遣りの基本は、春秋は土の表面が白く乾いてから与えます、夏場は毎日与えますが、天候や状況に合わせて与えます。
冬場は控えめにします。
花が咲いても小さいのは、葉がないからです。花を咲かせるために液肥
を与えても、葉がない事には話しになりません。植物は、養分だけでは
生きれません。水分はそれだけ重要なものなのです。