近所のホームセンターで、白い苞で中央に淡いピンクの色がついたマーブルというポインセチアを見つけました。購入するつもりで何鉢か見比べていたところ、一鉢だけ、下のほう一枝分だけ真っ赤になっている苞があるものがありました。
店員さんに尋ねたら、かけあわせでつくったものなのでこういうこともある、と言われました。
うまく育てられたら来年も挿し木で増やしたいのですが、こういう場合、赤いものが入っていないもののほうが、来年もちゃんと色づくとか良い株だとか、あるのでしょうか?
純粋に白とピンクを選ぶか、赤が混ざっているのを選ぶか迷っています。両方とも買って置くスペースはないので、どなたかどうぞ教えてくださいませ。
その枝だけ先祖がえりを起こしてもとの普通の性質にもどっているの
でしょう。もともとは赤く色づくものが、あるとき、違う色づきかた
をするものが出てきて、それを繁殖させたものなので、おなじように
また赤く戻るものがでてきた、というふうに理解してください。
掛け合わせて、という説明は本来は不正確だと思いますが、まあ、
あまり気にしないことにします。
他にも、斑入りの植物の一部に斑の入っていない緑色の枝が出てくる
ことがあります。
斑入りの場合は、次第に緑色の枝のほうが勝ってくるので見つけ次第
取り除いた方がよいですね。
ポインセチアのマーブルと普通の赤いポインセチアについては、
通常そだてていると、あまり生育に差はないように感じます。
来年の色付きに関しては、日照時間(短日処理)と気温、生育
状態が影響を与えますので、赤い枝変りの有無は色づき自体に
は影響を与えません。赤い枝があるから、マーブルがきれいに
色づかない、ということはありません。
品種としては当然違った形質のものが発生しないほうが良いで
しょう。例えばの話ですが、もし、これを用いて商業用に繁殖
させるための元苗にしようとするなら、マーブルで統一されて
いるものを用います。同じ形質が現れることを期待するからです。
個人の好みと鑑賞度合いを考えると、人それぞれで評価は違う、
ということになるとおもいます。
ただし、通常の場合、ポインセチアは来年春に切り戻して育てる
ことが多いです。そのまま育ててもかまわないのですが、1年で
かなり大きく育つので、短日処理をするのに厄介になることと、
剪定して脇芽を多くした方が、赤く色づく部分が多くなるからです。
もし、短く切った結果、赤く色づく性質をもった枝しかのこらなか
った場合はマーブルが消えてしまうこともありえます。
今マーブルに色づいている枝を残せば、おそらくそのような心配は
ないかと思いますが。
逆に赤い枝を切り落としてしまうと、おそらく赤くなる枝はでて
こないと思われます。絶対、ということはないのですが、枝変り
ではその枝だけそういう性質を持つことが多いので。
結論としては品種としてしっかりその性質を保ちたければ、単一
のものを求めた方がよいと思いますが、遊びでしばらく両方楽しみ
たいのであれば(今後の管理のしかたで、どちらかだけになるかも
しれないということを念頭に置いた上で)、混じっているものを
購入してもかまわないと思います。
フレッシュで、健全な株を求めてくださいね。中心にある花の部分が
茶色っぽくなっていたらもう花は終わりの時期です。
挿し木で増やされるスペースがあるのであれば、2鉢購入されて
もよいのでは、とも思ったりしますが・・・。
なお、少々技術を要すると思いますが、1本すらっとした幹の
上に複数の種類のポインセチアを接木すると、その枝を丸ごと
切り落とさない限り、一鉢でいろいろな色のポインセチアを楽
しめます。私自身は実行したことはないのですが、そのように
仕立てられたものを何度か見たことがあります。
華やかで面白いのですが、以外と配色ば難しく、場合によって
は単一の色で統一されているほうがきれいなものもあるな、と
思いました・・・。赤と白を交互にしたものはきれいで良かった
ですね。
赤がはいっているのは 先祖がえりしちゃってるわけでしょ?
来年も同じ色のを楽しみたいのなら 白とピンクだけのほうがいいのでは?
私はよくばりなので 先祖がえりした赤いのもいい♪1つで2つ楽しめるとかって言って 赤まじりのを買いそうですけど(笑)
なご実さま、greenfinger様、心強いアドバイスありがとうございますm(__)m
先祖がえりなんですね・・・。
赤のメッシュ入りも捨てがたいけど、すでに赤は昨年購入した2号の1鉢が4号7鉢に増えているので、今年はバランスを考えて(?)純粋に白とピンクのものにトライしてみようと思います。5号鉢なので、どれほど大きくなるかちょっとドキドキしますが。
ほうばかり見ていましたが、花の様子にも注意しながら選びますね^^。
また接ぎ木ができるなんてことも初めて知りました。
来年の秋(早すぎ?^^;)、2種類のポインセチアを短日処理することを目指して楽しみながら育ててみます。