1昨年春挿し木した金のなる木 高さ・枝張り五十センチ 10月末の風
で ひっくり返って しまったので植え替えました。根がすりこ木状で
細根ありません。ありあわせの 土でうえ支柱でしばり なにげなく見た
ら、よじるように芽だししている葉の間から粟粒のような蕾が見え,大変
霜に当てないよう傘をさしたり 暇さえあれば のぞき ためつすがめつ
しています。蕾20粒箒状に葉の間から伸びています。夜廊下にとりいれて
いますが 下枝についている葉がしなだれて しなびてきました。
まったく根はすりこぎのような棒状態でしたので 朝葉に 雨水霧吹きし
ています。しずくしたたるぐらい。蕾60位葉の間から立ちあがっていま
す。花まださきません。根がなかったので心配です。
どうも理解しづらいのですが、どう対処したいのでしょうか。
挿し木をされた時の挿し枝の大きさや、植替えた時の状況、用土の種類
などの管理方法を教えて下さい。
ひっくり返した時に、根を見たら根が全くなかったと言う事なのでしょ
うか。
挿し木15センチ位 で 2・3小枝があったと思います。鹿沼土で挿し
今春 赤玉中粒腐葉土 鉢30センチ深さ15センチの洗面器状のプラ鉢に
植え替え。その時は細根あり。天から貰い水 9月はじめ 油粕・糠・の団子(冬作って干しておいた飴玉位のもの) 4ケ置き肥
花は咲かないと思っていましたので ほうってありました。
10月29日朝横倒しになっていました。もとの鉢に植えなおそうと
持ち上げるとあまりに重たく大きくなっている。バラ鉢に植え替えて剪定していて 小さい粟粒のような 花蕾みつけ おどろき ました。植え替えたとき たっぷり水遣り そのご 根鉢の 土 湿ったままなので 枝葉に
霧吹きしています。植え替えのとき 根がすりこぎのようでした。10月末
始めて見つけた花芽次々と沸き上る様に葉の間からでてきました。
ガラスごしに日の当たる廊下に 置いて 天気の日は 霧ふいてます。
はじめて 信頼のおける情報に会った気がします。ありがとうございます。
今後のこと お教え下さい。
来年4月 駄温鉢深鉢 多肉植物用の土へ 土を落とさず植えかえる。
夏場乾燥期 1ケ月1・2回水遣り。
今年は 軒下で豪雨のときは ぬれますが 春秋日当り良く真夏は木漏れ日が あたる場所でしたが 1度も水遣りしませんでした。
10月末植え替えの時 根の土 しっかり落とし 水洗いしました!!
花が咲くとはおもわず プランターの残土 寄せ集め植えた後 花芽を
みつけたので 反省してます。 今は 花が開くのを1日千秋の思いで
待ってます。インターネット使えるっていいですね!お返事下さって感謝!
私 67歳 まだまだ ひとはな 咲けそう〜
金のなる木は、ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。
和名を花月(カゲツ)と呼んでいます。
多肉植物はサボテンと同じように、体内に水分や養分を蓄えられる機能
を持った植物です。そのために水分を与え過ぎると根腐れになり、反対
に水分を与えなかったり、少な過ぎる場合は根枯れを起こします。枯れ
るのは蓄えた水分を使い果たしてしまった事が原因となります。
クラッスラ属の生長期は、4月から9月頃までです。
とりあえず、この事だけを頭に入れて置いて下さい。
> 来年4月 駄温鉢深鉢 多肉植物用の土へ 土を落とさず植えかえる。
植替え時期は4〜6月が適期ですが、出来れば入梅前までには植替えを
終わらせた方が良いと思います。土は市販の多肉植物の土で結構です。
土を落さず植替えるのではなく、古い土を半分程度残す位にして植替え
をして下さい。古い根を落としたら古い根や傷んだ根は切って下さい。
> 夏場乾燥期 1ケ月1・2回水遣り。
> 今年は 軒下で豪雨のときは ぬれますが 春秋日当り良く真夏は木漏れ日が あたる場所でしたが 1度も水遣りしませんでした。
これでは遣っていないのと同じです。前置きでも書きましたが、自分の
蓄えた水分を使い果たしてしまい、枯れてしまいます。
屋外で栽培の場合は、年間を通して土が乾いたら十分に与えます。
だからと言って、雨のにも与えたのでは根腐れを起こしてしまいます。
雨の日は雨の振り込まない場所に退避させる事も必要です。
夏の日に、暑いだろうと水を与え過ぎるのも根腐れの原因になります。
冬場は1ヶ月に1〜2回程度で乾かし気味で管理をします。
> 10月末植え替えの時 根の土 しっかり落とし 水洗いしました!!
時期が遅すぎます。遅くとも6月までには完了しておいて下さい。
根に付いた古い土を、全部落す事は完全に間違った方法です。多肉植物
は、古い土から新しい土に全部変わる事を嫌う性質があります。上記で
も書きましたが、半分程度は残すようにして下さい。また根や根に付い
た土は、絶対に洗わないで下さい。水洗いは厳禁です。
> 花が咲くとはおもわず プランターの残土 寄せ集め植えた後 花芽を
> みつけたので 反省してます。 今は 花が開くのを1日千秋の思いで
> 待ってます。インターネット使えるっていいですね!お返事下さって感謝!
> 私 67歳 まだまだ ひとはな 咲けそう〜
枝が伸びすぎて剪定をされる場合は、夏以前に行なって下さい。夏以降
だと花が咲きません。
肥料は生長期の間に、2ヶ月に1回で固形肥料を置いてやります。
置き場所は、年間通して日当たりの良い場所に置きます。日陰でも栽培
が可能ですが、光線を十分に浴びさせてやる事で丈夫な株にさせる事が
出来ます。木が丈夫であれば、冬に気温が0度になっても軒下で栽培が
可能になります。
多肉植物は、サボテンとおなじで乾燥や暑さに耐えられる植物です。
サボテンや多肉植物は、水を与えなくても生きられる植物だと思われて
いる方がいます。それは大きな間違いで、正しくは草花より水遣り回数
と量が少ないだけなのです。生きているので水は必ず必要です。
水遣りがどれだけ重要かを忘れないで下さい。お願いします。
情報を拝見しました。少し状況がわかったような気がします。
僕が挿し木をする時の手順を書いて見ますので、岩瀬さんの方法と照ら
し合わせてみて下さい。
挿し木をする前に、挿し木をする枝の切り口を3〜4日ほど日陰で乾燥
させます。乾燥を終えた枝を市販の園芸用川砂か、挿し芽用の土に挿し
ます。3週間〜1ヶ月で発根するので植木鉢に移植します。移植をする
場合の土ですが、多肉植物の土が市販されているのでそれを使います。
鉢は駄温鉢の深型を使用しています。平型では大きくなると倒れてしま
います。駄温鉢とは桟が茶色をしている鉢です。深鉢と平鉢は店頭で見
れば判断出来ます。移植の時に注意する事は、茎を持って引き抜かない
事です。必ず移植ゴテで掘り起こします。そして根に付いた土は絶対に
落さない事です。無理に落すと、根が弱く切れやすいので根を傷めない
ようにして下さい。移植が終わっても、すぐには水を与えません。
3〜4日後の天気の良い日に十分に与えます。置き場所は、移植直後は
半日陰に置き、元気に生長を始めたら日当たりの良い場所に出します。
これらの作業は、生長期(4〜10月)の間の4〜6月迄が適期です。
肥料は生長期の間に2ヶ月に一回の割合で固形肥料か、化成肥料を適量
与えます。与える量は、肥料袋か箱の裏面を参考にして下さい。
水遣りは、年間を通して土が乾いたら与えます。冬場は1ヶ月に1〜2
回程度で乾かし気味で与えます。天からの貰い水に頼っているのは間違
いです。雨が降り続けば、鉢内は常に湿った状態になり根腐れを起こし
ます。晴れが続けば、常に乾燥した状態になり根枯れを起こしてしまい
ます。それの繰り返しで棒状になったと考えられませんか。
置き場を再度説明します。元気に生長をしている場合には、生長期の間
は日当たりが良い軒先などで、雨がしのげる所に置きます。直接に雨が
振り込む場所は避けて下さい。冬場は、夏に十分な光線を浴びて丈夫な
株になっていれば、0度以上の気温があれば冬越しが出来ます。
それ以外のものは屋内で栽培をして下さい。
葉水(霧吹きで葉に水をかける事)ですが、室内で管理をする時にエアコンや暖房器具、冷房器具を使用する事により植物の葉が乾燥してしま
う場合に葉水を行ないます。植物は根から水分や養分を吸収しますが、
葉から吸収する種類はわずかです。葉から水が滴るほど与えても、全く
意味がありません。
どうでしょうか。岩瀬さんと僕の栽培方法は、どこか違ってましたか。