会社の自席近くにクッカバラを置いてます。場所移動で北側の窓際になりました。南にいたより元気がなくなってきたんですが、直射日光の日照がなければかれてしまいますか?葉っぱ黄色くなったいう質問は過去のログで見てみましたが、日照不足が北側に置いてあって直射日光が当たらないのが致命的なのか知りたいのですが
クッカバラはサトイモ科の植物で、本来は半日陰が適しています。
日照に関しては適応範囲が広く、耐陰性も強いですね。
慣らせば直射日光に当てても日焼けせず成長に問題はないの
ですが、本来直射日光を必要とするほど日照を要求しません
ので、北側でも間接光があれば生育には問題ありません。
生育が悪くなった、とは具体的に何がどうわるくなったのか
が分かりませんが、気温が下がった、水管理が不適切(気温、生育
の状態によって水遣りの頻度は変ります)、急激な
環境の変化、など他にも原因があると思われます。
一般に日当たりが悪くなると、新芽がもっと沢山の
光を求めようとして、茎が間延びし、葉も大きくなり
一見「生育が良くなる」ように見えることが多いです。
極端に真っ暗な場所に置かれると葉色が薄くなり生育が
とまりますが・・・。
greenfingerさんご返事ありがとうございました。もう一つお聞きしたいのですが、同じくクッカバラですが、2,3枚葉が黄色くなりつつあります。これは切った方が良いでしょうか。
黄色くなってきた葉はとってかまいません。
成長を続けると古い葉(下の方の葉)はいずれ枯れてきます。
低温、そのほかのストレスなどで、葉の寿命が短くなり
一度に何枚かが枯れてくることもあります。
新芽や若い葉が枯れてくるのは根ぐされ、乾燥など、管理、
生育状態に問題が大きい場合ですので、そちらのほうの
チェックが必要です。
greenfinngerさん早速ご回答ありがとうございます。よく見ますと新芽が枯れているのがあります。水やりは表土が乾燥していたら水をやるという風に、注意しているつもりなのですが。冬場の現在は表土が乾燥していても水をあまりやらぬ方が良いでしょうか?室内は空調がかかっているので現在霧吹きで葉には水をかけているのですが。そのかける間隔がわかりません。アドバイスを引き続きいただけますか
新芽が枯れているのは北側に移ってからでしょうか?。その前から
枯れてきているのでしょうか?。北側の日照は明るい日陰くらい
なのか、かなり真っ暗なのでしょうか?。
水遣り、管理は環境によって大きく異なるので、冬場どのような
環境になるのかがわからないと具体的にアドバイスしづらいですが・・。
クッカバラは低温にも強く、慣らせばかなり低い温度でも越冬しま
す。オフィスで空調が入っているとのことですから日中は問題ない
のでしょうが、休日、朝方は何度くらいなのでしょうか?。
最低温度がどれだけあるかによって水遣りは変ります。越冬温度
を下回っており、越冬できるかどうかがいわば賭けのような場合
には、水をほとんど切ることもありますが、越冬温度が十分たもた
れていれば、土が乾いたらたっぷり与えることに変りはありません。
水を与えた後、皿に流れ出た水は都度しっかり捨てて貯めないこと
は普段と同じです。
また、冬は、水は温かい日の午前中に、室温程度の水を与えること。
水道の水は外気と同じくらい冷たいことがあるので、15度くらいに
調整して与えた方がよく、朝方冷えるときは夜間に土が濡れていると
根が傷みますので、午前中に与えて、日中にある程度水が抜けるよ
うにするためです。朝方冷え込まないなら気にしなくてかまいません。
肥料は、朝方冷え込んで生育が鈍るようなら一切与えません。
ぐんぐん生育する場合は与えてかまいません。調子を崩して
いるときは与えてはいけません。
新芽が枯れてくるということは生育に問題が生じていると
思うのですが、原因についてはこれだけでは判断できません。
植替えの有無、普段の水遣り、空調の風が当たっていないか
冷え込んでいるかどうか・・・など。空調の風が直接当たったり
暖房の熱があたると枯れこみます。
greenfinger様丁寧なアドバイスありがとうございました。新芽が枯れるのは南側に置いていたときもありました。北側でも直射日光こそは入りませんが明るい場所です。アドバイス頂いた内容からすれば問題ないのかと思います。葉に霧吹きで水をやるとというのは、アドバイス頂いたように冬場でも表土が乾燥したらしっかり水をやっておけば必要ないと言うことでしょうか。かなり前に同じようにクッカバラを会社に置いていたことがありましたが、その時はほったらかし状態でしたが良く育ってました。今回ハイポネックスをやったりなど、少々手をかけすぎているのかもしれません。
葉に水をかけるのは、根に水を与えるのと違う意味があります。
顕著に見える効果は、ハダニなどの害虫をある程度予防すること
と、室内の空気の乾燥に対して潤いを与えることですが、植物の
生育、特に新芽の発育を促すなどとも言われているようです。
もちろん、埃も洗い流してくれます。
特に冬場は空気が乾燥します。また、夏場も空調でかなり乾燥
します。気温が下がっていて、根からの給水が少なくなっている
時などは、葉が傷んだり、葉先が枯れこむこともあります。
クッカバラはあまり気にしなくて良いとは思いますが、埃を取り、
害虫を予防する意味で、霧吹きで葉の裏表に時々葉水を与えるの
は良いことです。葉から必要な水をすべて吸収するわけではない
ので水遣りとは別に、ぜひ行ってください。
もし冬に朝方15度を切るようなら、肥料は一切与えません。
肥料は規定通り与えてくださいね。調子が悪いときに肥料を与える
と、逆に新芽が枯れたりします。調子が悪いときはそれだけ吸収
する能力も衰えていますので、吸収し切れなかった肥料分が残り
根が傷むからです。
枯れてしまった部分は切り取ってかまいません。来年の春、暖かく
なったら植え替えをされると良いでしょう。一回り大きな鉢に植替え
て、温度が上がれば、ぐんぐん元気になると思います。