誕生日に160cmの大きな柱サボテンを友達から贈られました。
前からサボテンがほしい!と思っていたのでとてもうれしいです。
でもここは北海道で、外はとても寒いのですが家の中は暖房完備で暖かいのです。多分部屋の中は15度はあると思います。冬眠させようにも暖か過ぎ、育てるにも日光が弱いと思うんです。どのように育てていけばいいのでしょうか?
心なしかサボテンもシナシナになっているように思います。
でも新しい芽も出はじめていたりして、成長もしているように感じられます。
緑色もちょっと薄くなり始めていて、どうしたらいいのかわかりません。
大切に育てていきたいと思いますのでどうかアドバイスをお願いします。
状態と、貰ってからの管理方法を教えて下さい。
それと品種名が分れば、答えやすくなります。分らなければ、本体の形
や刺の形などでも結構です。詳しく説明できると思います。
白雲閣という種類の柱サボテンで、もらったのは約1ヶ月前です。
水は一週間前にあげました。もらったときは友達がお店から運んだときの衝撃なのか とげが折れてたり抜けてたりしました。今はとげは元気だと思います。形といわれるとどう答えていいのかわからないのですが、同じところから2本鋭くのびていて二つのとげの間の角度はだいたい100°くらいです。
もらってからは窓際に置いています。部屋が東向きなので朝日しか浴びられなく、北海道の冬は日が落ちるのも早いため十分な日光には当たってないと思います。なので意味はないかもしれませんが白熱灯のライトを上から当てたりしています。
部屋の温度は暖房完備のためいつも15度以上はあります。
本体は直径30cmの鉢に三つ柱サボテンが出ていて、枝分かれをたくさんしています。私のところに来てからも小さい芽が出てきて、もらったときより枝分かれしているように思います。
よろしくお願いします。
> 白雲閣という種類の柱サボテンで
ちなみにココのサイトでの管理案内です。
http://dictionary.bloom-s.co.jp/kanri-sabo/s-hakuun.htm
北海道なら熱を持つ白熱灯より、裸電球の形をした植物育成ライトが手に入りやすいと思うのですが。クリップライトのように固定する金具も別売りされていますよ。
ゆりこさん、情報を確認しました。白雲閣ですね。
マルギナトケレウスに属する柱サボテンで、自生地はメキシコです。
自生地では、高さが6〜7m位になります。花は白色で、夜咲きです。
柱サボテンに限らず、ほとんどのサボテンは外気温が5度以下にならな
ければ冬越しが出来るとされています。ゆりこさんの地域では、外気温
がどの程度下がるかわかりませんが、僕が住んでいる地域よりかなり速
く取り込まれているはずです。
サボテンは、ほとんどの種類が夏型種です。夏に生長して冬に休眠をし
ます。室内を夏場のように暖かくすれば、年中生長すると思われがちで
すが、サボテンは休眠期がくれば休眠してしまいます。
置き場所ですが、どこに置いていますか。暖房器具の近くでも構いませ
んが、直接熱や温風が当たる位置は避けて下さい。温風や熱で本体や土
の乾燥が激しくなり、ダメージを与える結果になります。室内の湿度を
高めるとか、適度な葉水(本体に霧吹きで水をかける事)をするなど、
乾燥を防ぐ対策が必要です。日中はなるべくカーテン越しの窓際に置く
事で少しでも光線を得るようにします。光線が少ないと本体の色が悪く
なります。春に外気温が5度以上にならなければ屋外に出せません。
屋外に出せたとしても、最適な場所は半日陰です。直射日光に当てれば
日焼けを起こしてしまいます。
水遣りですが、基本では土の全部が乾いたら十分に与えます。鉢皿に残
った水は、その都度捨てて下さい。次の水遣りは、土の乾き具合を確認
して与えるようにします。バーベキュー用の竹串を土に挿しておけば、
土の乾き状態がわかります。乾いたかなと思ったら、竹串を抜いて確認
します。湿っていれば数日待って与えるようにします。この方法では、
確実に土の湿り具合を確認する事が出来ます。
肥料ですが、休眠期には一切の肥料は与えません。水代わりに液肥など
を与える事も厳禁です。株が弱っているからと、植物活力剤を与える人
がいますが、これも逆効果になるので与えないようにします。
植替えですが、基本的には4〜9月が生長期ですが北海道では若干遅れ
た時期になろうと思います。北海道には梅雨がありませんが、東北地方
や北陸地方が梅雨に入る前であれば、北海道もある程度の気温があると
思いますので、それまでに植替えを終わらせるようにして下さい。
土は水はけの良い物が最適です。園芸店にはサボテン専用の土が販売を
されていますから、それを使用して下さい。
植替え時は、根についた古い土は全部落として下さい。間違っても水で
洗わないで下さい。落とす際に傷めた根や、古い根、長すぎる根は切り
落として下さい。植替えには必ず新しい土を使用し、古い土は再使用を
しないように注意して下さい。出来れば鉢も新しい方がいいです。
植替えが完了したら、すぐには水を与えません。4〜5日待ってから、
天気の良い日に十分に与えるようにします。
植替え後の施肥ですが、使用した土に肥料分が含まれて居ない場合は、
市販の緩効性化成肥料を混ぜて使用します。この場合は、追い肥は不要
です。土に含まれている場合は、新たに混ぜる必要はありません。
水管理ですが、北海道でも真夏は暑いはずです。この時期には、表面の土が乾いたら4〜5日待ってから十分に与えます。寒くなったら水遣り
の遣る間隔を長くします。3日に1度とか、1週間に1度のような機械
的な与え方はダメージを大きくするだけです。かわいそうだからと水を
多く与えれば、必ず根腐れを起こします。反対に水を与えなければ、根
枯れを起こして枯れてしまいます。
僕は西日本に住んでいます。北海道には旅行をした経験はありますが、
住んだ事がないため、もしかしたら僕のアドバイスが適切でないかも知
れません。ゆりこさんが住んでいる地域では、函館に函館熱帯植物館が
存在します。ここだったら詳しく教えて貰えるはずです。
ありがとうございます!
確かに暖房機の少し前においていたので乾燥しているのかもしれないと思いました。また、水遣りもサボテンだからという理由だけであまり与えていませんでした。本当に初心者でお恥ずかしい限りです。
大事に育てていきたいと思います。
またわからないことがあったら掲示板に書き込んだりすると思いますが、そのときはまたご指導よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。