26日、南天と竜のひげのお正月飾りの寄せ植え?を頂いたのですが、最初コケ玉だと思い、検索してみると、コケ玉は主にミズゴケのことらしいのです、頂いた物は緑の苔が土の表面を覆っているのです。もしかして盆栽?と思いはじめました。違いは何でしょうか?
盆栽は株が大きくなっても植え替えなどはしないものなのでしょうか?
出来れば、南天は縁起がいいので、大きくして行きたいし、竜のひげも寄せ植えなどに利用できたらと思っています。
何時頃までこのままの状態でいいのでしょうか?
一応外見を書きます。
1、直径8センチ、高さ7センチ程の竹の手桶のような容器(底穴無し)
2、紅葉している南天1株(?)竜のひげ3株(?)(割り箸1本分位の集まりが3つ)
3、苔は容器の縁からドーム状に盛り上がっている
4、置き場所は玄関、直射日光は当たらないが、比較的明るく、気温は18度くらい
5、水は表面が乾いているようなので28日にあげました
すでに南天の葉が1枚散ってしまいました、竜のほうも葉の先が茶色になってきてしまっています。
見る見る枯れてしまいそうで不安です。説明不足のところがあるかもしれませんがよろしくお願いします。
盆栽ではなく、正月の縁起物として寄せ植えにした物を貰われたものと
考えます。表面に植えられているコケは、見栄えを良くするためと商品
価値を高めるために敷かれたのでしょう。土の表面を乾燥させないよう
に敷き詰められたのかも知れません。そのため、水ゴケとは違います。
さて寄せ植えされた南天と竜のヒゲですが、使用されている手桶風の容
器は水遣りをした際に、底付近から水が流れ出るでしょうか。
もし流れ出ない場合は、容器内に水が溜まって根腐れを起こしてしまい
ます。時期的には悪いのですが、別の鉢に移し替える必要があります。
水が流れ出るようなら、植替え時まで今の状態で管理して下さい。
南天を植え替えるなら、4月頃が適期です。暖地なら3月頃には作業が
可能です。地面に植えるなら水はけを良くするために、土盛りかウネを
立てて高くして植えてやります。鉢植えなら、水はけの良い用土で植え
てやります。
置き場所ですが、通常なら日陰でも十分に育つ植物です。しかし将来に
実をつけて楽しみたいなら、日当たりが良い場所に植える事です。日陰
では、枝だけが伸びるだけで実は付き難くなります。
竜のヒゲは、庭などで土の流失がある場合に植えると、土留めの役割を
して重宝します。南天と寄せ植えされているからと、今度も同じように
寄せ植えをしなくてもいいと思います。
> さて寄せ植えされた南天と竜のヒゲですが、使用されている手桶風の容器は水遣りをした際に、底付近から水が流れ出るでしょうか。
水をあげた際に、皿の上に乗せたのですが少ししてから見てみると皿に水が少しありました。恐らく底から出たのではないかと思うのですが。数日経っても底が湿っていたので。
> もし流れ出ない場合は、容器内に水が溜まって根腐れを起こしてしまいます。時期的には悪いのですが、別の鉢に移し替える必要があります。
植え替えなければならない場合、注意すべき点はありますか?
> 水が流れ出るようなら、植替え時まで今の状態で管理して下さい。
> 南天を植え替えるなら、4月頃が適期です。暖地なら3月頃には作業が 可能です。鉢植えなら、水はけの良い用土で植えてやります。
樹木医の方のサイトを見てみると南天は「浅根性のため乾燥害を受けやすい。堆肥、腐葉土をすき込むと良い。」と書かれてありましたが浅根性とはどういう意味なのか分かりません。また、植え替えの時に苔はどうしたらいいのでしょうか。
土は普通の培養土に腐葉土を2〜3割混ぜると考えて間違いですか?
竜のひげが茶色くなるのはすでに根腐れを起こしているのでしょうか
質問が多くて申し訳ありません。よろしくお願いします。
> 水をあげた際に、皿の上に乗せたのですが少ししてから見てみると皿に水が少しありました。恐らく底から出たのではないかと思うのですが。数日経っても底が湿っていたので。
そうすると、水が完全に抜け切っていないと言う事になりますね。
手桶風の容器は木製だと予測しますが、これでは水が抜け切るまでには
かなり日数が必要なはずで、根腐れになっても不思議ではありません。
> 植え替えなければならない場合、注意すべき点はありますか?
根腐れを防ぐには、排水性と通気性を高める事が重要となります。
そのためには、水はけの良い土を使用し水遣りに十分に注意する必要が
あります。植替えの時期は4月頃なので、とりあえず容器の下部付近に
水はけを良くするための穴を開けてはどうでしょうか。
> 樹木医の方のサイトを見てみると南天は「浅根性のため乾燥害を受けやすい。堆肥、腐葉土をすき込むと良い。」と書かれてありましたが浅根性とはどういう意味なのか分かりません。また、植え替えの時に苔はどうしたらいいのでしょうか。
南天は高木のように、根を地中の深い所まで根を張りません。地面の浅
い所に根を張って行きます。地中の深い場所では、めったに乾燥する事
はなく、常に湿った状態にあります。反対に地表に近い場所では、日照
りが続けば地表に近い場所では乾燥気味になってしまいます。南天が浅
根性と言われるのは、そのためです。
コケですが、盆栽に使われている理由は鉢が浅く薄いので、乾燥を防ぐ
意味があります。盆栽では他にも色々な理由がありますが、奥が深すぎ
るので控えさせて下さい。南天が植えてある鉢の表土上に、コケがある
と表土は乾きにくくなり根腐れが起きる原因になります。根腐れを起こ
さないためには、コケは必要がないと考えます。
> 土は普通の培養土に腐葉土を2〜3割混ぜると考えて間違いですか?
樹木医の方がサイトで言われているように、普通より多めにすき込ん
だ方がいいと思います。
> 竜のひげが茶色くなるのはすでに根腐れを起こしているのでしょうか
その可能性もあるかも知れません。竜のヒゲだけを外して、庭に移して
はどうでしょうか。次回に植替えるも、寄せ植えにする必要はありませ
んから、別の場所で楽しまれてはどうでしょうか。
不死鳥さん、ご丁寧なご返答ありがとうございました。
どちらもからさないように、がんばって見ます。
これからもよろしくお願いします。