今晩は。始めて投稿させてもらいます。よろしくお願いいたします。
ガジュマルの木を育てています。4年目です。
3月頃にすべての葉が落ちて、駄目かと思っていたら、4月には次から次と葉が復活して一安心していました。ところが最近、健康な葉が落ち、ついている葉っぱも、触ってみるとべたべたした液体のようなものがついています。葉の色も、あまりつやも良くありませんし、糸で一方をひきつったような葉もあります。何とか元気になって欲しいのですが、どなたか良いアドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ガジュマルやベンジャミンゴムなどはカイガラムシの被害が出やすいの
で、葉のべたつきが見られる場合はまずそれを確認してみる必要があり
ます。虫といっても殻を被っていて動かないので注意して見ないと最初
は解りにくいかもしれません。枝が不自然にでこぼこしているような部
分をちょっと擦ってみてください。対策は擦り落としとオルトランなど
の浸透移行性の殺虫剤の土壌散布の組み合わせが効果的です。
葉の色つやが乏しい時はハダニが発生していないかどうか確認してくだ
さい。0.5mmに満たない小さな赤、または茶色のダニがゆっくりと葉の
裏を歩いていることがあります。ハダニは出たばかりの柔らかい葉を好
んで吸汁するので、被害を受けた葉は色素が抜けて色が褪せ、落ちやす
くなります。退治にはケルセン、バロックなどの殺ダニ剤を用いますが
完全に防除するのはとても大変です。(^^;; 高温乾燥時に増えやすいの
で、時々葉水を与えると抑止効果があります。
もう一つ。ガジュマルは耐陰性は高いのですが、本来直射日光の下でも
っともよく成長します。害虫に対する薬剤処理等も考えると、夏の間は
日当たりのいい戸外で管理すると成長も良く手入れも楽です。
みぞぐちさん、ありがとうございました。
ハダニは確認できたので、オルトランの粒の薬剤とスプレー式のものを散布してみました。・・で、みぞぐちさんに言われて、カイガラムシ、捜してみました。私が思ってたカイガラムシと違って、1.3mmくらいのとても小さな楕円形の平べったい茶色の殻のようなのをみつけました。葉の表とか裏・枝のところにもいました。こすりおとしてみます。
それから、もう一つ教えて欲しいのですが・・・。
> ガジュマルは耐陰性は高いのですが、本来直射日光の下でも
> っともよく成長します。害虫に対する薬剤処理等も考えると、夏の間は
> 日当たりのいい戸外で管理すると成長も良く手入れも楽です。
以前、外に出しておいて、葉が黄色くなってしまって、お花やさんに相談したところ、それは直射日光がきついせいだと言われました。
マンションのベランダで、南向きだったから、照り返しがきつくて、適さなかったのでしょうか?
沖縄や奄美などでは生け垣に使うくらいですから、真夏の直射日光でも
全く問題はありません。
ただし。
長く室内のような日陰に置かれたものは光の乏しい環境に馴染もうとし
て、葉が薄く、柔らかくなります。逆に日照が強いところでは厚く堅く
なりますね。ですから、室内暮らしが長い株をいきなり直射日光ぎらぎ
らも場所に置くと葉が焼けてしまうことがあるんです。ですから、戸外
に出す場合はしばらくは遮光するか、外に出す時間を限って徐々に光に
馴らし、新しいしっかりした葉が出てくれば強い光に当てても大丈夫で
す。また、ガジュマルの中には黄葉系の品種もあり、その場合は強い光
を当てないとその色が出ません。そうした品種である可能性もあります
ね。
みぞぐちさん、適切なご指導ありがとうございます。
しばらくは、時間を限って外に出し、徐々に日差しに慣らせて行こうと
思います。それから、みぞぐちさんのおっしゃるような、黄葉系の種類なのかどうか見極めてみます。
今日も、カイガラムシを一匹みつけて捕殺しましたが、・・(虫には気の毒ですが・・)、がじゅまるがほっと安心してるような気がして、わたしも嬉しくなりました。(教えていただいた、ハダニの薬剤も、今度試してみようと思っています。)
みぞぐちさん、ほんとうにありがとうございました。
このホームページに出会えてよかったです。