友人宅のエンゼルストランペット、
春になって、株元から、ひこばえ?らしきものが、
4本もでてきたそうです。
親茎の方は、枯れたようになっていたらしいので、切ってしまい、
ひこばえのうち、元気のいい1本を残して、他は、取ってしまったそうです。
取った1本を、さし芽用にもらったのですが、
水揚げしようと、コップにさしておいたところ、
茎がぐったりしてきました。
あわてて、葉っぱを3分の2ほど切り落とし、蒸散を少なくしたやったのですが、復活しません。
このまま、さし穂に使っていいものでしょうか?
また、わかれば、エンゼルストランペットの、さし芽の具体的な方法も、教えていただければと思います。
なお、友人宅の処置の仕方は、正しかったのでしょうか?
これも、あわせて、ご教示願えればと思います。
まだ茎が柔らかかったので、切り取った後に切り口が乾いて水が切れ
てしまったか、切り口が腐ったか、いずれかだと思います。基本的に
挿し木には若芽ではなく、ある程度組織が固まった枝を使った方が成
功率が高くなります。また、水揚げする際には切り口を鋭利な刃物で
切り戻して水みちがつながるようにするとともに、断面を滑らかにし
て腐り込みを防ぐようにします。水に挿しても萎れが戻らないものは
挿しても活着しない可能性が極めて高いので、別の挿し穂が手に入れ
ばその方が宜しいでしょう。
ご友人の萌芽枝の扱いはそれでいいと思います。
その後、また、茎を切り戻し、再び水につけておいたところ、
どうやら、水揚げがうまくいったようで、元気を取り戻してきました。
若芽ですが、チャレンジしてみようと思います。
どうも、ありがとうございました。