こんばんは。
ぜひ知恵を貸してください。
我が家の「ドラセナコンシンネ」に元気がなくなってます。
・全体的にクタンとしおれた感じ
・葉の色がどす黒い緑色に変色
・葉が触るだけでパラパラ落ちる
・葉先が枯れた茶色のものもあり
・幹は固い
・幹先には白い幹が伸びてきています
・水やりは半月に一度程度
・肥料タブレット状のものや液体肥料を差してます
・高さ150cm、鉢上部30cm、鉢底部25cm、鉢深さ30cm)
多分原因は寒さだと思います。
今まで明るい日陰の玄関先で育てていたのですが、雪国なので家の中とはいえ室温が3度とか5度かそんな状態です。
それに曇りの日が多く太陽がほとんど見えません。
もちろん外にも出せません。
かわいそうだと思いストーブをつける西側部屋の窓際に置いたのですが、昼間は誰も居ない為やはり寒いんだと思います。
帰宅した頃にはやはり室温が5度前後。(最低2度!)
こんな状態なんですが元気にしたいんです。
何か最善な方法を教えていただけませんでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
す〜さんが思われているように、寒害が原因だと思います。
この植物は、最低でも7〜8度は冬越しをさせるのに必要です。
玄関は人が頻繁に出入りするために、どの家庭でも何らかの植物を置い
ているようです。玄関は昼間と夜間の温度差が、極端に違うために植物
を栽培するのに最も適さない場所とされています。ある専門家の方は、
玄関で植物を栽培するのは避けるようにと指導されているくらいです。
寒さ対策として、部屋の中に取り外し可能な簡易温室を作る方法があり
ます。昔のリンゴ箱と言えば木製でしたが、現在は発泡スチロール製に
なっています。近所のスーパーなどで入手して下さい。入手出来ない時
は、ホームセンターでも購入出来ます。この箱に鉢ごと入れます。隙間
に新聞紙を軽く丸めて入れます。全体がすっぽり収まる位のビニール袋
を用意して、頭から被せます。これで簡易温室の完成となります。
帰宅して、部屋が暖まったらビニール袋だけを外してやります。
発泡スチロールは、床からの冷気を遮断させる働きがあります。
部屋の中で、暖房を頻繁に使用すると空気が乾燥気味になります。こま
まに葉水をして、葉が乾燥しないようにして下さい。乾燥気味にすると
、カイガラムシやハダニが発生する原因になります。暖房を使用する時
は、温風が直接当たらない位置に置く事も重要となります。
水遣りの方法は、特に問題がないように思えます。鉢皿に溜まった水は
、その都度捨てて下さい。
鉢ですが本体の大きさから見ると、かなり小さいように思えます。
標準的な植替え時期は5月上旬ですが、雪国地方だと多少遅れると思い
ます。北海道でない限り入梅はあるはずですから、それまでに植替えが
終わるように作業をして下さい。用土は観葉植物の土を使用します。
園芸店やホームセンターに行けば、多種多様の植木鉢を販売されてます
ので、今よりも大きめな鉢か深めな鉢を選ばれるといいでしょう。
輸入品の鉢には、同じ号数の国産鉢よりかなり深めな鉢があります。
深ければ深いほど木は安定します。鉢が大きくなると全体の重量が重く
なります。頻繁に移動させるなら、キャスター付きの台を購入して鉢の
下に敷く事で解決します。
この時期に肥料や液肥、活力剤を与えるのは御法度です。雪国だと3月
上旬から中旬までは休眠しています。この時期は活動が鈍くなっている
ので、養分を与えてもほとんど吸収はしていません。下手をすると根を
傷める事になるので、現在置いたり挿している肥料は取り除くようにし
て下さい。基本的には生長期である5月から9月上旬までの間に、2ヶ
月に一度で化成肥料か発酵油粕を与えるようにします。それ以外の時期
は与えないようにします。休眠期の間に養分を与えても、植物が元気に
なる事はありません。