職場に置いてあるパキラなのですが、ここ3ヶ月ほど、葉がグッタリと
垂れ下がり、一部の葉が枯れて落ちたり、葉先が黄色くなっています。
1年ほど前から、根本から10cmぐらいの所から新しい芽がでてきて、
そちらは生き生きとしています。水をやりすぎたかと鉢を見ていたら、
鉢の中に発砲スチロールが入っていました。これはなんのために入って
いるのでしょうか?4年ほど前に、お祝いにいただいた時のままの鉢で、
植え替えもしていなかったのですが、この際植え替えするべきでしょう
か?
鉢底石の代わりですよー<発砲スチロール
うちも、発泡スチロールのカケラを石の代用として使ってる鉢も
あったりします。
パキラの手当ては他の詳しい方、お願いします。
発泡スチロールが使用されているのは、鉢に入っている土を減らし重量
を軽くさせたり、通気性を良くしたり、排水性を良くするなどのために
使用されているようです。発泡スチロールを使用している事に対して、
便利と感じる方と不便と感じる方が居ます。僕はどちらかと言えば不便
に感じる方です。土の再利用時に、仕分けるのが困難だからです。
植物の鉢には、必ず使われている訳ではありません。鉢の大きさに関係
なく、一部の植物に使用されています。
パキラの植替えは、2年に1回は行なうのが基本です。4年間も植替え
ていないと、鉢の中は根で一杯になっているはずです。時期は5〜9月
が適期です。
もう少し詳しい管理方法を教えて貰えて頂けませんか。
大きな植物の場合、株を支える目的で3〜4個の発泡スチロールの
四角い物が鉢と株の間に入っている事があるようです。輸送中の振動
などで木が傾かないようになっているようです。
エンドユーザーの所では必要なければ取ってしまって土を入れても
問題ないと思います。
発砲スチロールは緊急に取り除いたりする必要はないのですね。
とりあえず安心しました。ありがとうございます。
パキラは、スペースの都合上、窓から5mほど離れた職場の
フロア中程に置いています。クーラーの排気口に近いのが
少々気になるところです。夏は週1回、多めに水をやっていますが、
冬は2週間に1度ぐらい土を湿らせる程度にやっています。
液体の栄養剤(全植物対応タイプ)を年に3〜4回ほどやっています。
あとはたまに向きを変えているぐらいで、ほとんどほうっている状態
に近いです。天井に葉がつきそうになると何度か剪定しています。
剪定した跡の茎から葉が伸びてきた個所もあれば、茶色く枯れたように
なっているところもあります。
葉に霧吹きで水をかけるとよいという話も聞いたのですが、これは有効
ですか?
どうも水遣り方法が、機械的な与え方になっている事が気になります。
機械的な与え方と言うのは、自分が決めた日に決まった量を与える事を
言います。このような方法を続けていると、最悪な場合では根腐れや根
枯れを起こしてしまい、最後には手の施しようがない事になります。
想像ですが、多分土の乾き具合は確認しないで水遣りをされているので
はないでしょうか。あくまで基本的な与え方ですが、11〜2月は鉢土
が乾いたら与えます。3〜6月と9〜10月は、土の表面が白く乾いた
ら与えます。7〜8月は屋外で栽培している時は、土の乾燥が激しいの
で毎日与えるようにします。乾いたら与えるように書いてますが、土が
乾いてもいないのに与える必要はありません。日頃から土の乾き具合を
確認する習慣をつける事が、水遣りが上手くなる手段です。
肥料を与える期間は、生長期(5〜9月)の間だけです。それ以外には
与える必要がありません。生長期の間に2ヶ月に1回の割合で化成肥料
か油粕を与えます。液肥では少し弱いかと思います。
葉水は葉を乾燥から守る目的で行なう作業です。暖房器具やエアコンの
暖房を使用していると、部屋が乾燥気味になってしまいます。部屋が乾
燥していなくて、十分な湿度が保たれているなら葉水は不要です。
乾燥が続くと、ハダニが発生する事があります。
置き場所について質問がありませんが、株を丈夫にしたいなら生長期の
間は屋外に出して十分に光線を浴びさせる事が大切です。その他の時期
は、室内の窓辺でガラス越しに光線を浴びさせる事です。