子宝草の子株ちゃんを頂き、近所の畑の土を入れた鉢に置いておきました。室内に置いているせいか、ひょろひょろとした茎で、葉っぱも次第に外巻きになってきてしまいました。以前ここで検索したら「日光不足」「水のやりすぎ」に当てはまると思い、できるだけ室内の日なたに置き、水も4、5日控えました。そしたら、今度はしおれて、横に倒れるようになってきてしまいました(涙) 水はけが悪そうな土が原因でしょうか? 他に改善の手だてがあったら教えてください!!! ちなみに暖かい室内に置いてありますが、日光は(家の構造上)あまり当たりません。今は葉が6枚くらい、茎は4cmくらいです。よろしくお願いします!
小さい苗は、水を蓄える絶対量が少ない分、
大きい株より早く萎れるんですよ。
今完全に冬眠状態の苗なら、4,5日水をやらなくても平気なのですが、
室内が暖かくて成長しているなら、
外弁慶さんの言われるように、環境の激変が原因かも。
ただ、室内の日向というのは、窓際だと思いますが、
窓を通した光というのは人間の思うほど日は強くないので、それほど影響はないと思うのです。
むしろ夜窓際などに置いて、結露で濡れてしまうほうが危険です。
畑の土…それほど水はけ悪いですか?
まあ多肉用土には「最適」ではありませんが、
水はけの悪い土などで野菜を作れるほど、畑作業は簡単なものではありません。
作るものやその土地によって、適した土つくりをしているはずです。
食べられる物を作る大切な土ですので、畑として利用している土ならば
保水力があり、水はけの良いものを入れてあるはずですが…。
うちは子宝弁慶は、畑の土に砂や軽石を入れたり、ありあわせの土に植わってます。
雑菌はいるでしょうが、渇き気味に管理していれば普通は病気にはならないんじゃないかな?
神経質になりすぎると、段々自然から遠ざかっていく気がします…。
鉢植えは植えられている植物が一つ(普通は)だけ、
また、ポットで囲まれている、とい条件で、畑の土
が置かれている条件と違います。
畑の土は表面からも水が蒸発しますし、何にも囲ま
れていませんから土中へどんどん水が拡散します。
また、植物が沢山植えられており、土の中の水分を
競って吸収しています。
なので、普通の状態なら水分過多になって根腐れすること
はあまりありません。
ところが鉢の場合、穴は底にあるだけですし、植えられて
いるのは寄せ植え以外は1株だけです。水がたまりやすい
状態なわけです。よって、鉢植えにあわせた土にしてあげ
るほうが管理が楽になります(畑の土は畑に向いた土に
なっている、ということもいえます)。
なので、そのまま畑の土を鉢に入れても、うまく
いかないことのほうが多いのです。
もちろん植物の扱いが上手な人は畑の土を使用してもうまく
育てられますが、そうでない人には大変難しいことです。
畑の土が本当に鉢植えに向かないか・・・。なんらかの
アレンジはしたほうがいい、とは思います。
ただし、畑の土は害虫を持ち込んだり、また、植物に
よっては連作障害をこうむったりすることもあります。
冬の間に薬品で燻蒸していたり、一冬かけて肥料が分解
されるように肥料を漉き込んでいたり農薬がまかれている
可能性もあります。このように自分で管理していない畑
の土はすぐに植物を植えられない状態のこともあります。
また、一般的に子宝草には普通の畑の土より軽石、砂などの
多い土が向いていると思います。
それぞれに合った状態にする、ということですしそちらの
ほうが育てるには失敗がすくなく、一般的には簡単だから、
お勧め、ということでしょう。
鉢の土の中にも雑菌はいますし、鉢の土が人工的という
わけではありません。畑の土も自然の状態からはかけ離れて
います。赤玉に腐葉土を混ぜた鉢土のほうが自然に近いんで
はないかしら?。一般に市販されている、信頼できる製品は
病原菌や害虫は普通いません(まったく殺菌されてる訳では
ありません)ので、安心して使える、それから、多肉用、
蘭用など、それぞれが育てられやすいようにブレンドされて
いるものもあり、使用すると育てやすい、ということでしょう。
論争を挑むつもりは毛頭ありませんが……
> 畑の土…それほど水はけ悪いですか?
> まあ多肉用土には「最適」ではありませんが、
> 水はけの悪い土などで野菜を作れるほど、畑作業は簡単なものではありません。
それはカランさんのおっしゃる通りでしょう。
私もそう思います。
我が家の周囲にも畑が広がっているので、それはよく分かります。
だからわざわざ畑土は「鉢栽培用土としては」水はけが悪いと書いたのですが、読んでいただけなかったようで……。
畑という広い場所にあれば、畑土はたしかに水はけがよいでしょう。
しかし鉢の中という限られた環境においては、だんだんと締まってしまい、やはり次第に水はけが悪くなるように、経験上思えるのですが。
ある種のサボテンなども、プロが育てれば畑の土でよく育つことは私も知っています。
しかしそれは、ある程度園芸のコツを呑み込んでいないと、なかなかうまくいきません。
誰でも、確実に育てることができるようにするには、やはり畑の土よりも、「世間一般で鉢栽培に適した土」とされている土をお勧めする方が適切だと思い、あのように書いたのですがいかがでしょうか?
畑の土は、多肉植物の栽培には避けた方が無難と思います。
植物が小さかったり苗の場合は、雑菌に非常に弱いはずです。不純物も含まれているので、畑の土をそのままで使用するのは止めた方が安全と
思います。土壌消毒をされて殺菌した場合には、他の材料と混合すれば
水はけは改良されると思います。
一番確実で安心して栽培が出来るのは、多肉植物の土を購入されるのが
適切だと思います。
植物は、ちょっとした悪条件でも、何とかなじもうとするものです。
ご自身で書いていらっしゃるように、子宝草(セイロンベンケイでしょうか?)も日光不足と多湿の条件になじもうとして、モヤシのような状態になったと思われます。
それはそれで何とか生きていたところ、急に日当たりよく、乾燥気味の環境に移されたため、適応しきれなくなって倒れてしまったのだと思われます。
セイロンベンケイの仲間は、確かに日光と水はけのよい土を好みますが、環境の急変は良くないようです。
急に水を絶つのではなく、少しずつ水遣りの回数を減らし、また少しずつ日当たりに慣らすようにすればよかったのではないでしょうか。
でも、きっとまだ間に合うと思われます。
たぶん横に倒れていても、葉っぱや茎はきれいな緑色をしているのではないでしょうか?
そうであれば、少しずつ新しい環境になじんでいくように思われます。
今のところは、もう少し水遣りの回数を増やしてみてはいかがでしょうか?
なお、今回の症状には関係ないと思われますが、畑の土は確かにあまり良くないかもしれませんね。
おっしゃる通り、鉢栽培用土としては水はけが悪いし、雑菌や害虫が混入しているかもしれません。
八重桜が咲く頃に、赤玉土と腐葉土の混合土などに植え替えてあげると良いでしょう。
外弁慶さん、カランさん、不死鳥さん、どろんこさん、みなさんご丁寧にありがとうございました。ド素人の私ですが、とても分かりやすく、勉強になりました。まだしおれた状態ですが、安心して見守っていこうと思います。今後またお聞きすることがあると思いますが、その節はよろしくお願いします!ありがとうございました!!!