過去ログを一通り見てみたのですが、見当たらなかったので質問させていただきます。
5本で編まれているパキラを育てています。まだ25センチほどでしょうか。元気に育っているのですが、何せ5本なので、葉が多くて困っています。それに、茎を太くしたいので、5本中2本は独立させて、後の3本はそのまま編んであるまま育てようと思っています。
解けば当然茎は曲がってしまっていると思うのですが、太くするの影響はでるでしょうか?
解くときに何に気をつけるべきでしょうか?
一旦編みこんで、ある程度成長したものはほどけません。
編みこんだ直後や編みこみが甘く簡単に外れそうならべつですが。
このまま順調に育てば、各木が融合し、一本の木のようになり、
太くなります。
ただし、もともとは別べつの木なので、生存競争が起き、何本かが
枯れてしまうこともかなり多いです。
枝を整理するなりして葉を調整するといいでしょう。
ぱきぱき娘さん、ありがとうございました。
一応、解けるか試してみたら、見事5本に別れました。
でもやっぱり、少し曲がってしまっています。
太くなるにつれてそれもきっとなくなるのだと思いますが。
太くするには剪定ですよね?でも、もう少し丈が伸びてほしいのですが、いったん先端をカットしてしまったら伸びはとまってしまいますよね? 伸ばしながら、太くするのはできたりします・・・か?
もうはずされたんですか?。
はずすということは植え替えを伴うと思うのですが、通常の
室内ならちょっと早かったかもしれません。
本来なら八重桜が咲き終わるころが適期ですが、夜間もある
程度温度があり、現在新芽をバンバン出して生育を続けている
状態ならかまわないでしょう。
また、ちょっとどのような状態なのかわからないのですが、
編みこんである茎の1本1本はどのくらいの太さなんでしょう?。
まだ若いやわらかいもので編みこんで間がないのか、根もとも
ある程度太って木になっているものか・・・?
ところで、パキラについて。
実生のものは生育するに従い幹の根元が膨らんできます。
このふくらみも鑑賞の大きなポイントです。
高温多湿な地域で、地植えで日光も十分に当てると太りは
早いのですが、日本のように温度が高い時期が夏わずかしか
なく、しかも鉢植えではなかなか太りません。
また、一旦曲がって固まったものはもとには戻りません。
植物の場合はとくに、一旦出来上がった組織が柔軟に変化する
ことが無いからです。
そういう意味で、芯を止めたものは、その幹自体が伸びることは
ありません。そこから出た新しい枝が上に伸び続けます。
もし大きくしようと思うなら、今出ている枝のうち1本をどんどん
伸ばしていきます。生育期なら1月に30センチくらい伸びるのも
珍しくないので、好きな高さまで伸ばします。
細くてひょろひょろしますが、数年もたてばある程度しっかりした
幹になってきます。
あとは、毎年の植え替えと温度を保つこと、日照を十分にとること
で自然に太ることを待つしかありません。
市販のおおきなパキラのように太るにはかなりの年数がいると思い
ますが、自然に任せるほかないでしょう。
肥料もやりすぎるとかえって脆弱にそだちます。
根元の曲がりは年月を経てユニークな樹形に育つでしょうから、
かえって楽しみです。
ちなみに売られているパキラは鉢で小さなときから育てたもの
ではありません。台湾や東南アジアで、地植えで畑で栽培されて
います。そして数年であのような姿になったら、枝葉、根を取って
丸太にして輸出され、日本で再度発根、発芽させたものが鉢植えで
植えられます。
編みこむときは、ひょろひょろの細い茎をまっすぐ伸ばした状態
で、まだやわらかいうちに編みこんだあと同じように育成されるの
です。
そうですか。大変勉強になりました。
実は今日本からではなくカナダで暮らしていて、アパートの室内でハーブとともにパキラを育てています。根は太いので直径1.5センチほどです。茎も上のほうは細いものです。新しい芽は一本に1つは出ています。今は5本ばらばらにしてあります。まだやわらかいようなので3本を編み直そうか考え中です。
日当たりがそれほど良くないのですが、室内は常に暖かく保たれています(タンクトップで過ごせるほどです)。午後になれば暑いほどの日光が今だと6時間ほど部屋に入ってきます。夏にはもっと長い時間入ってくると思われます。
私の住んでいる場所は風が強く、そして乾燥しています。熱帯の植物は会わないかも知れないですね。でもかわいがっていこうと思っています。
ぱきぱき娘さんは輸入方法まで知っていらっしゃるなんて、すごいですね!
なるほど、カナダですか。
昨年、トロントとバンクーバーに行きました。
どちらもNYCにいく途中(行きと帰り)に寄ったんですけど。
どちらも楽しかったです。
ご質問になるときはお住まいの地域や、日当たり、温度などを
先に書かれると良いと思いますよ。どうしても日本の関東を
基準に書いてしまいます・・・。
この環境なら植替えは大丈夫でしょう。
まだ細いのですが、おそらくある程度曲がった幹模様は残るでしょう。
私としてはそちらのほうがあと10年たったら面白いと思います。
じつはうまくいけば、編みこんだままのほうが、早く太るのです。
前にも書きましたが、成長すると幹が太り、あるときから融合して
1本の木になるんですよ。不思議なもんですが。
ただし、パキラはややそのうちの何本かが枯れやすいです。もっと
うまくいくのはガジュマルとか、ゴムの木の類。
このまま大きく育ててください。年中暖かいので、適切な植替えと
施肥で、結構早く大きくなると思います。
頑張ってください。