はじめまして。
今、家には、観音竹があるのですが、一部盆栽風にしようと、株分けを試みました。子株の方は一本の葉の付いた茎と下のほうに角状のものが付いている物なのですが、新しい小さな葉を出したいので、盆栽の容器に合わせて、葉の付いた茎を下2〜3センチの所で茎のみを残してカットして植えたのですが、数日で、角状のものと茎の下(毛の生えているところ)の部分にカビが生えてきました。土の中の株のあたりもカビのようなものが生えています。別のもので何度か試しましたが、同じようになってしまいます。以前、根っこのついている竹で、やはり下数センチで茎のみを残してカットして植えたのですが枯れてしまいました。
どのようにしたら小さめに育てられるのか教えてください。
盆栽の容器はミニ盆栽のもので高さ幅とも6cmほどのものです。
よろしくお願い致します。
葉の付いた茎を下2〜3センチの所で茎のみを残してカットして植えたのですが、
観音竹は頂点の部分にしか成長点がありませんから、茎を途中で切ってしまうとその茎は枯れるのを待つだけになります。
普通の竹類もできるだけ長く切って葉っぱを付けていないと光合成できなくなるのでいずれは枯れてしまいます。
新芽に養分を供給するためにも茎はできるだけ大きく残しておくほうが安全です。
ミニ盆栽にするのでしたら小さい笹の類がいいのではないでしょうか。
カビがはえるのは日当たりと風通しが悪いせいではないかと思います。
補足です。
一般に、あまりにも小さい子株を親株から離してしまうと、自立できなくて枯れてしまいます。
カンノンチクの場合、普通は子株が3〜4枚の葉と、3本ほどの根を付けるようになったら株分けをします。
もちろん、いちろうさんが書いていらっしゃるように、茎と葉を残すことが大切で、そこを切り捨ててしまうと枯れてしまいます。
「角状のもの」とは新芽だと思いますが、新芽だけ植え付けてもおそらく無駄でしょう。
なお亜熱帯植物なので、植え替えや株分けなどの作業を行うのは最低気温が15℃以上になってからで、普通は5〜6月が適期です。
なおタケの場合、盆栽に仕立てることも可能なようです。
ただし、ある程度の大きさを持った、平たい鉢を使います。
以前詳しい方に教わったことがあるのですが、ちょっと記憶があいまいなもので、そのつもりでお読みいただければ、と思います。
タケの場合、地上部を残したままで盆栽に仕立て直すのは困難で、地下茎のみを鉢に植える必要があります。
それもなるべく乾燥させないように、手早く行います。
作業の適期は生長開始直前だったように記憶しています。
タケの盆栽に関しては、かなり怪しげな知識なので、詳しい方がフォローしてくださるとありがたく存じます。