昨年結婚祝いに、五本巻きのパキラをいただきましたが、そのうち2本がこの冬に枯れました。
枯れた苗を抜き、三本巻きで生育しておりましたが、またそのうちの二本に異変が生じてきました。状況としては、葉が次々に落ちていき、枝のみになってしまいました。それでも枝部は青々としていたので、暖かくなればまた芽が出るかなと思っておりましたが、その枝も茶化してき、かさかさになり始めています。
何か対処の方法はあるのでしょうか?
幹が変色してしまっては、残念ながら諦めるしかないと思います。
編みこみパキラはそのうちの数本がストレスで駄目になるケースが
多いですが、5本のうち4本もとなると、別に要因があると考える
べきです。
考えられる要因として
1.もともと弱い株だった。
2.病気
3.ハダニ、カイガラムシ等の発生
4.水遣りが不適切
5.極端な日光不足
6.冬季に極端な寒さに当てた
7.冬季に植替え等で根にダメージを与えた
8.肥料の遣りすぎ
これらの要因をチェックして次回の糧にしてください。
なお、残った一本については、鉢を適切な大きさ(現状より
小さい)にして、土も新しいものにして植え替えたほうがいい
と思います。土に病原菌がいたら残りも駄目になってしまい
ますし、また、鉢は小さくしないと土の渇きが遅くなって
根にダメージを与えます。
植替え直後は水をたっぷり遣って、3週間くらいは明るい日陰で
管理してください。その間、肥料は厳禁で、鉢土が乾いたら
水を遣ります。葉水を毎日やって下さい(根が弱っていて水を
吸収できない分、霧吹き等で葉に水をやります)。