エンジェルス・イヤリングを植えました。
つぼみがついて咲くのが待ちどおしいです。
ところで「水切れすると回復しません」と
花の説明に書いてあったのですが、
「水切れ」ってどういうことなのでしょうか?
他の植物は土の表面が乾いてきたら水遣りするようにしているのですが、
そのタイミングでは遅いのですか?
常に土の表面を触ると湿った状態にしておくのが
望ましいのでしょうか?
教えてください!
「水切れ」とは土の中の水分が無くなることです。
完全に0パーセントということではなく、根が吸い上げられなくなるほどに乾燥しているという意味です。
その程度は植物によってさまざまです。
サボテンや多肉植物のように乾燥地帯に適応したものは少ない水分をじょうずに吸収しますから土は乾き気味でも大丈夫です。
反対に湿原や熱帯ジャングルが原産地の植物はいつも湿った状態が好きです。
土が白くなるほどに乾燥させてしまうと根が死んでしまいます。
よく「土の表面が乾いてから水を」と言いますが、そういうのが好きな植物もあるということであって決して何にでも当てはまるものではありません。
観葉植物の多くはどちらかと言うといつも湿っているほうが順調に育ちます。
原生地が高温で多湿な場合が多いからです。
育てている植物の原生状態を知ることはとてもだいじなことです。
エンジェルス・イヤリングはふくしゃの園芸品種の事でしょうか
もしそうなら、乾燥しすぎも湿り過ぎも(ほとんどの植物がそうですが)だめです。
熱帯の植物のくせに日本の高温多湿も低温も嫌います。
水やりは季節、日当たり、鉢の大きさ、根の張り具合、上部の枝葉の茂り具合でかわります。鉢土の表面の乾き具合で判断するにはその植物を何年も育てた人にしかわかりません。ただぼんやり適当に水やりをしていては何年たっても上達しません。「水切れとは」と思われるくらいですからすぐに会得されると思います。
方法は色々ですが自分のやり方を披露させていただきます。
一度十分に水やりして様子をみてください。水平にピント張っている葉が
すこししなだれる様になったら水やりのタイミングです。猶予は日陰でも半日ぐらいです。
そのときの鉢土の色、土を手で触ったときの感触を覚えます。
もし、そのままにしておいたら新芽も花芽もおじぎをします。この時すぐに水やりをすれば花芽がだめになる事はあっても枝葉は快復します。
一度お試し下さい。
いちろうさん、gonta2004さん
丁寧な回答をありがとうございます。
> エンジェルス・イヤリングはふくしゃの園芸品種の事でしょうか
そうです。
たとえ園芸品種でも、もともとの原産地やその環境を調べることは
大切なことなんですね。
肝に銘じておきます。
gonta2004さんの水遣り方法、是非試してみます。
しっかり観察します!