下にも質問させてもらったのですが、違うことでお聞きしたいことがありましてもう一度書かせてもらいました。
よく夏の直射日光は葉焼けするのでよくないといわれますが、葉焼けしなければとくに害はないのでしょうか?直射日光自体ではなく温度が高くなりすぎてよくないのでしょうか?もし痛んだり弱ったりするのであればそのしくみを教えてもらいたいのです。どうぞよろしくお願いします。
葉焼けの主な原因は強すぎる紫外線だと思います。
気温だけ高くても焼けることはありません。
ただ十分な水分が無くなると蒸散作用による体温調節ができなくなりますから木に障害が出ます。
見た目の変化としては葉や枝がしなだれてきますね。
でもそれが葉焼けになることはありません。
反対に気温の低い時でも紫外線に対する抵抗力が不足していると簡単に葉焼けを起こしてしまいます。
これは紫外線によって細胞が破壊されることですから、植物でも人間でも同じことが起きると考えられますね。
人間でも植物でもふだんから日光を浴びて生活していると紫外線をさえぎる色素が皮下に増えてきてその下の細胞組織を保護してくれます。
真夏に日焼けを起こしやすいのは太陽の高度が高くなって単位面積あたりの紫外線量が増えるからだと思いますが、気温上昇による相乗作用もあるかもしれません。
真っ黒に葉焼けする寸前の状態でも木の成長に悪い影響が現れることはありますね。
葉がちぢれたり木の成長が遅くなったりする時は危険な信号と思っていいでしょうね。
夏の直射日光を避ける意味は、葉やけです。
今年の夏の直射日光は強烈でしたねぇ。
わが家の直射に強い「青年の木」も若干やられました。
葉やけしなければ、基本的に問題はありません。
ただ、強烈な日差しの下では水分の蒸発が多く、鉢土はすぐ
乾きますが、日中に水をあげたりすると鉢土の中が煮えたぐって
根がやられる場合がありますので、注意が必要です。
植物には育成に適した温度というのがあって、高温を好むものでも
35度くらいが上限でしょう。
しかし、今年の夏のように40度近く気温が上がると、さすがに
植物もまいってしまいます。
ベランダなどは、コンクリートの照り返しなどを考えると、50度近く
なった時もあるのではないでしょうか?
そうなっては、葉やけうんぬんでなく、生き物としても耐えられない
でしょう。
ご返答ありがとうございました。
植物は根の近くに水があったとしても蒸散に根の吸収がおいつかないということがあるのでしょうか?
実はいまサンセベリアの育てておりまして、9月のはじめに植え替えしました。植え替える前から葉にはしわがよっていたのですが、植え替えたあと水をたっぷりあげて、完全に土が乾けばまたたっぷり水をあげるということを繰り返したのですが葉にはしわがよったままです。最近では葉の一本がすぽっと簡単に抜けてしまいました。この状況がなにが原因なのかわからないのです。考えられることとは直射日光に当てていたことぐらいなんです。どのように思われますか?
ご返答ありがとうございました。そもそも葉焼けとは細胞が死んでしまうことなのですか?
> そもそも葉焼けとは細胞が死んでしまうことなのですか?
そうだと思います。
葉やけした部分は、再生しません。
日に当てすぎてそのようになることはないと思います。
緑色の葉が抜けてしまうというのは、おそらく根元が腐っているのだろうと思います。
日当たりが良いのに腐るのは土の過湿などが考えられますから水やりを減らすか、もっと水はけの良い土に植えなおしてみてはいかがでしょう。
葉にしわがよるのは水やりの不足の他に水が多すぎて根腐れを起こし水を吸い上げられなくなっている場合もありますね。