何年か前から、1メートルほどの柱サボテンが2本あります。
今年の夏も吹き芽をし元気にしていたのですが、ここ1週間ほど前
からなんとなく元気がなくなってきました。
肉厚だったのに、痩せてきてしわしわしています。
水やりはほとんどしていなく、いつも日当たりのいいところに置いています。掘り返して根の状態を見たいのですが、この時期にしてよいのか迷っています。どうしたらよいか教えてください。
購入されてから、植替えされましたか?
何年か前ということで、用土が悪くなったり根詰まりしている可能性もあります。
水遣りはあまりされていないようですが、大体どれぐらいの間隔で、どれだけやっていますか?
確かに水はあまりやらなくてもよいですが、春や秋は結構水を欲しがったりするものです。
植替えはやりやすい時期というのはありますが、今でも可能です。
むしろ、調子が悪くなれば冬でも夏でも行わなければ助からないものもあります。
カイガラムシですが、一メートルほどの大きさのサボテンだと、少しついただけで、弱ってしまうことは少ないです。
弱るぐらいだと、かなりびっしりついていると思います。
気持ち悪いです。白っぽいものはついていますか?
みなさん有難うございます。
購入したのは、3.4年前だったと思います。
最初は4本あったのですが、今年の3月ごろに1本が腐り始めたので慌てて植え替えました。その時サボテンの事について何も調べず、市販の観葉植物の土に植え替えてしまいました。その後きちんとしたサボテンの土に植え替えようか迷ったのですが、元気に育っていたようなのでそのままにしていました。
水やりは1ヶ月に1回くらいだと思います。
あしたにでも、根の状態をみてみようとおもいます。
もうひとつ気になるのが、土に何匹かこばえがいます。
観葉植物用の土でも問題ないと思いますが、水やりが月に一度では少なすぎます。
土はいつもカラカラの状態でしょうから細根は出てもすぐ枯れてしまいます。
それに常時カラカラだと根ジラミも発生しやすくなります。
根を調べて白い綿ボコリみたいなのがあれば土を全部洗い落として新しい土に植え替えるのがいいと思います。
この間、地元の園芸店に弱った植物の相談に伺ったとき、柱サボテンに寄生するカイガラムシを見せてもらいました。
乾燥して風通しの悪いところだと、すぐわいて出るそうです。
サボテンの幹のへこんだところとか、筋と緑色の部分の境界線上など、見つけにくくて取りにくい場所に巣くっているかも知れません。
成虫は堅い殻に覆われているので、歯ブラシや竹串で地道に取るしかないですが、殻が半透明の若い虫は、ボルンという泡状のスプレーで駆除できるとのこと。掘り返す前に一度、ルーペなどで幹をチェックなさってみてはいかがでしょう?
あんにゃんまんさんも言われてますが、カイガラムシが原因の一つかも
知れません。カイガラムシは樹木に発生すると思われがちですが、もち
ろんサボテンにも発生します。形や色もさまざまで、動く物から定着し
ている物までいます。カイガラムシは6〜7月に孵化します。この頃が
駆除をするには最適な時期と言えます。この時期から大きく生長し固い
殻を持つようになり、薬剤も効かなくなります。確実な方法としては、
サボテンの表面を傷めないようにブラシや竹べらなどで掻き落とすのが
効果的です。更に用心の為に薬剤を散布した方が確かと思います。
僕も今年はカイガラムシに泣かされました。カイガラムシは早めの発見
と駆除が大切です。孵化時期の頃にマシン油乳剤を散布すれば、それだ
け被害が少なくなります。マシン油乳剤は薬剤ではなく油なので、薬剤
よりは多少は安全かと思います。カイガラムシの表面に油で膜を作り、
窒息死させて駆除をします。
カイガラムシ以外で気になったのは水遣りの方法で、サボテンがシワシ
ワになったのは水分が不足気味だったのかも知れません。
サボテンは草花と違い、体内に水分を蓄える機能を持った植物です。
自生地で雨が降らない時期に、何とか生き延びようとして自分が蓄えた
水分を使います。その水分がなくなった時は枯れてしまいます。
水遣りの回数は草花より少なくてすみますが、与える時は十分に与える
のが基本です。また肥料を与えていないと栄養不足になり、生育に支障
が出る事があります。
カイガラムシ以外にも原因がありそうなので、もう少し詳しい栽培管理
方法を教えて頂けないでしょうか。前回の植え替え時期と用土の種類、
水遣りの方法、施肥、置き場所などをお願いします。