今年04年5月に缶で育てるサボテン(ナガサボ)を植えたのです
が、10月くらいからサボテンが傾き出し、表面が赤くなり、しわ
が寄ってきています。レースのカーテン越しで西日の当たるところ
に置いていて、一週間に一度水を上げています。育て方でこうした
方が良い、という助言をいただけると幸いです・・・。
まだ、あまり大きくないのですよね?
種からでしょうか?
ちょっとしたシワなら別に問題ありませんが、もしあまりにも小さいのでしたら不安ですね。
傾きは、明るい方に伸びているのではありませんか???
特に室内など、鉢を回さないと一方に伸びてしまいがちです。
赤くなるのは、大体日焼けによるものだと思うのですが。
小さいうちは弱いものですし、そもそも西日はあまり良くありません。
風通しはありますか?
なければ、レースのカーテン越しでも、長時間の西日は痛いかもしれません。
一週間に一度なら、少なすぎることはないのですが、どれだけの量をあげているのでしょうか。
霧吹き程度だと少ないです。
サボテンは日光が好きです。室内に届く光では足りないことが多いです。
室内で育てるのに向いていませんので出来るだけ
雨の直接掛からない軒下などが良いです。
冬は、あまりにも小さい場合は外に出しておくと寒いところではだめになってしまうかもしれませんので
室内の明るい、出来るだけ寒くない場所で水をかなり控えながら越すことになると思います。
それから、ずっと缶で育てるのは難しいです。
実生からちょっとした大きさまでなら良いのですが…
底に穴が開いた容器と水はけのよい用土が好ましいです。
サボテンの植替えは時期的には4月頃からが好ましく、現時点では何も
しない方が無難です。これからの時期は休眠期に入るので、植替えをし
てしまうと状態が悪化してしまい枯れてしまう場合があります。
かけとさんも言われていますが、缶のままでの栽培は生育に支障が出る
ので来春の4月から入梅前までに植替えをされた方がいいですね。
かけとさんに反論はしたくないのですが、缶の状態での水遣りは霧吹き
で用土を湿らせる程度にしなければ水が溜まる一方なので、現時点では
霧吹きで与える方がいいかも知れません。植替えをされてからは霧吹き
では不十分ですから、通常通りの水遣りをされればいいと思います。
シワが出来る原因は色々と考えられますが、やはり光線や水遣りが原因
と思います。現時点で植替えが出来ない時期に入っているので、管理に
関しては十分に注意をされた方がいいですね。シワの状態が軽いような
ら大きくなっても影響はありません。しかしシワが重いようならシワを
回復させる事は不可能になります。サボテンが元気なら生育には問題が
ありませんが、観賞価値は無くなり見た目が悪くなります。
傾きは定期的に向きを変えれば真っ直ぐになりますが、絶対に強制的に
傾きを直さないようにしてください。傾いている先を反対の方向に向け
れば、後はサボテン自身が真っ直ぐに直します。
サボテンは室内でも栽培が出来ますが、やはり屋外で栽培をした方が色
も鮮やかになり元気に生育します。屋外の気温が5度以下になるまでは
屋外の風通しの良い場所で管理をして、5度以下になりそうな時期にな
れば室内などに入れるようにした方がいいですね。
置き場所としては、風通しが良くて半日陰の場所で十分です。