こんにちは。
12日前に知人からデンドロビュームを頂きました。
5℃以下になるまでは戸外の日当たりに置き、水遣りも控えるようにとアドバイスもらい、そのようにしています。
場所は南向きのベランダに何もひかずに直接置いています。
水遣りはこれまでに2回やりました。
ですが、最近、葉が黄色くなってきました。見つけたら取るようにしています。
水遣りが少なすぎるんでしょうか? どれぐらいのペースであげればいいんでしょう。
今時、葉焼けなんてありえるんでしょうか?
来年きれいな花が咲いてくれるのが楽しみですが、デンドロビュームは初めて育てるのでよく分かりません。
よろしくお願いします。
デンドロにもいくつか種類があるのですが、おそらく、くださった方の
アドバイスからして、ノビル系とおもいます。
葉が黄色くなるのは、先のほうから黄色くなって全体がそうなるのか?
あるいは、葉っぱの真ん中あたりが黄色くなって枯れてくるのでしょうか?。
葉は下のほうから黄色くなるのですか、ばらばらですか?
葉が黄色くなる茎とならない茎はありませんか?
もう少しどんな具合なのか教えてください。
水は、どのくらいの量を上げていますか?
乾かし気味(水を控える)というのは、水やりの間隔をあけることです。
ミズゴケ(あるいは受え込み材料)の表面が乾いたら、数日待ってから、
そこから流れ出るくらいたっぷり与えます。与えるのは晴れた日の午前中
にします。次はまた乾くまで待ちます。
ベランダの地面に直接置いているとのことですが、素焼きの鉢でしょうか?
プラスチックの鉢だと、日中日が当たった時に鉢が熱くなる恐れがあるので
何か台の上に乗せたほうがいいかもしれません。あまりに急激な根の温度
変化は植物を弱らせます。
日焼けは、今の時期でもあります。急に強い日照にあたれば日焼けします。
しかし、くださった方も戸外で管理されていたようですし、日焼けではない
でしょう。日焼けは、葉の一部が白くなり、やがて茶色くなってきます。
デンドロは、品種によっては茎が成熟すると葉を落とし、花を咲かせる
準備にはいるものが多いので、得に環境が悪くなければ自然現象で葉を
おとしていると思われます。花が咲く時期は、植物としては休眠期に
あたり、芽を出したりしません。茎が良くふとっていれば、成熟した
証拠ですので花が期待できます。このように茎が成熟したあと、一定期間
低温に会うと花芽ができます。最低温度が5度くらいになったら、室内の
日当たりの良いところに置き、開花をまちますが、余り高温だと花芽が死ん
でしまうので、15−20度くらいのところがいいでしょう。涼しいほうが
花が長持ちします。最低は5度を切らないようにします。
このように、デンドロは茎がしっかり太らないと花が期待できません。
1年間の手入れが物をいうわけです。くださった方のデンドロの状況も
聞いてみてください。同じく葉をおとしているなら、心配ないでしょう。
取りあえずこの辺で。
sunnyboyさん、どうもありがとうございます。
早速、詳しくアドバイスしてくださったのに、お返事が遅れて申し訳ありません。
葉は先の方から黄色くなっているものもあれば、途中からそうなってきているものもあるようです。
1本の茎だけでなく、あちこちで黄色くなっています。
知人に尋ねてみたところ、やはり同様に葉が黄色くなってきているとのことです。
だとしたら心配しなくてもいいのかしら。
> 水は、どのくらいの量を上げていますか?
だいぶ、乾いてきたなと思ったら、底から流れ出るぐらいあげています。
晴れた日の午前中にあげるように心がけたいと思います。
> ベランダの地面に直接置いているとのことですが、素焼きの鉢でしょうか?
素焼きの鉢に植え込んでありますが、このまま直接ベランダに置いておいてもいいんでしょうか。
それと、鉢の下を調べてみたら、根が出かかっているようです。
この時期に植え替えをしても大丈夫でしょうか。
土はどのようなものがいいんでしょうか。
その際、注意することはありますか。
度々申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
こんにちは。
葉については、心配しなくてよいでしょう。ほぼ自然現象と思います。
落葉の程度は品種によりますが、デンドロは、種類によってはほとんど
丸坊主になってしまうものもあります。株が成長をやめ、これから花を
つける準備に入りつつあります。実際は原産地は乾季に入りますので
葉を落として水分の蒸散を抑えるとともに、花をつけ子孫を残すのに
都合がいい時期に入るわけです。
水遣りは大変結構です!。間隔をしっかりあけてください。
デンドロを始め、ランの多くは木や岩肌にくっついて生えているものが
多く、改良種もその性質を多かれ少なかれ受け継いでいます。このため
まず根をシッカリ張って体を安定させないと、成長を開始しないものです。
なので大きすぎる鉢に植えると、いつまでも根を張ろうと頑張ってしまう
ので、成長が遅れたり、根のないところの水がいつまでも残って根が腐った
りします(なんせ木や岩ですから、水はさっと流れ去るのがいいのです)。
頂いたものも、草丈にしては小さい鉢に植えられていると思いますが、
心配ありません。根がシッカリ回らないと成長が悪く花着きも悪くなります。
これからは休眠期、つまり新しく根や芽を出して成長することはないので
植替えは出来ません。植え替えても痛んだ根が回復してくれないからです。
成長を控えて、花を咲かせ子孫を残すことのみに全力を傾ける時期ですね。
多少根が出るくらいのほうが良いので、そのままにしてください。
植替えは来年の5月くらいに行います。
素焼きの鉢であれば、あまり問題なく、楽に育てられると思います。
もし、ベランダの床が黒っぽいと、熱を吸収して思ったより熱くなること
があるので、そういうことがあるなら、すのこか何かを敷いたほうがよいで
しょう。真夏だと確実に煮えますので、ウッドデッキなんかを敷いて置いた
方が良いと思います。
お花が楽しみですね。
sunnyboyさん、こんにちは。
アドバイスどうもありがとうございます。
デンドロビュームも葉が落葉して丸坊主になってしまうこともあるんですね。
前もって聞いておいてよかったです。知らなかったら大慌てだったかも。
植え替えは5月になってからですね。しばらくこのままにしておきます。
植え替える時にもあまり大きな鉢に植え替えすぎないように気をつけます。
あと、水遣りも間をあけるように、日光にもしっかり当てるように心がけます。
それから、他にもいろいろとベランダに置いているので、来年の夏までには下に何かを敷くようにしたいと思います。
詳しいアドバイスどうもありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願いします。
蕾が見えたり、花がさいたら教えてくださいね。
植物は我々が知らない姿を見せてくれてびっくりされられる事が多いです。
デンドロは、春になると芽を出しますが、あっという間にバルブ(茎)を伸ばします。その成長はタケノコのごとく早い(ちょっとだけ大袈裟ですが)
んです。
あとはそれを太らせる事に専念する訳です。今年出たのより大きく太く育て
ば、来年も花が咲く事間違い無しです。植え替えの時期、また、何か気にな
る点があったらお気軽にご相談くださいね。