160センチほどのディジゴセカを室内の明るい窓際で育てて1年ほどになります。途中カイガラムシがつき、薬剤を使いたくないため見つけたら捕殺しています。だいぶ減ってきましたが、カイガラムシが目立ち始めたころから床になにやらベタベタしたものがくっつくようになりました。最初はカイガラムシの分泌物かと思い、せっせと捕殺したのですが、めっきりその数が減った今もベタベタは衰えません。これはディジゴセカの脂(やに)でしょうか?カーテンにもつくのでできれば出ないで欲しい・・と勝手に思っておりますが、どなたかこのベタベタにお心当たりの方いらっしゃいませんか?本にも載っていないのです。
まさにカイガラムシの分泌物ですね。
カイガラムシは、見つけたら取り除くのではなく、全身を
クリーニングすることが必要です。見えない幹や枝の付け根、
そして幼虫もいますので。
また一旦付いたべたべたはなかなか取れません。とくに乾燥
してしまうと・・・。
まずやわらかめの使い古した歯ブラシや軍手を用意し、
軽くこすってこすり落とします。このときは全身をくまなく
こすってください。手の届きにくい隙間は歯ブラシが便利
です。
で、こすり終えたら浴室か戸外でシャワーを浴びせ、しっかり
と洗い流します。私はこのとき、鉢土に水がしみないよう
ビニールで被って、べたべたが気になる葉や幹は、中性洗剤で
軽く洗ってからしっかりすすぎます
(それでもとりきれない・・・)。
卵が残っていたり、とりきれなかった虫がいますので、
これを3週間に1度程度、少なくとも数回繰り返します。
本来はこれから卵がかえり繁殖するものが多いので、この次期に
薬剤を使用するのが一番効果的ですが・・・。
なお、カイガラムシが大発生するのは、木が弱っていることも
多く、栽培環境を再度チェックするほうがいいでしょう。
根詰まりほか、していませんか?。
たぶん、まだカイガラムシがいると思われます。カイガラムシは殻の色が樹皮に似ていて楕円形をしています。また、綿のような白いの中にいる事もあります。幹、枝、葉の表と裏をもう一度良く点検してみて下さい。ベタベタはカイガラムシの排泄物で糖分を含み、カビが生えたり、アリを寄せ付けたりする事があります。
すてぃっきーさん、まつさん、ありがとうございました。そうですかー・・やっぱりあれは分泌物なのですねぇ。歯ブラシによる掻き落とし作戦は1度試しました。でもなにせ、あのディジゴセカのことですので、気が遠くなり、とても根気が続きませんでした。でも、やっぱり続けなければダメですね。“根詰まり”は考えていませんでした!でも、株も充実しているので根が回りきっていてもおかしくはないです。一度見てみます。いろいろお世話になりました。ありがとうございました。