すいません。園芸初心者です。ご質問いたします。
買ったばかりのポット苗を植えつける時などに、「根鉢を崩して植える」「根鉢は崩さずに植える」と両方の場合があるようですが、どのような違いがあるのですか?
植物によっての違いですか?
それとも状況の違いですか?
何も資料がない時に、「崩す」「崩さない」のどちらにすればよいのか、どのように判断したらよいのか、お教えくださいませ。
これ、基本的なこと、とされていますが、やはり難しい質問ですね。
実際には植物の種類、状態両方で判断します。
まず、植物によっては根をいじられるのを極端に嫌うもの(移植が
苦手なもの)があり、これらは崩せませんので、そのまま植えます。
「ネモフィラ、ボリジ、沈丁花などなど・・・」
根がびっしりと周り、鉢土の周囲が白くなって固まっている場合は、
新しい土となじまず、根が広がらないことがあるので、崩します。
こうしたほうが後々の生育がよいからです。
花屋さんで見かける鉢苗の多くは、根がびっしり回っていること
が多く、ほとんどが多少根鉢をくずしたり、底に切れ目をいれても
大丈夫な種類がほとんどです。
なので、基本は、根がびっしり回っているものは崩す、
そうでないものは崩さないで植え込む。
なお、一部根をいじられるのを嫌う植物は崩さない。
ということかと思います。
根を崩すといっても、全部ほぐすのはやりすぎで、底に十字に
軽く切れ込みをいれてほぐしたり、側面を5,6箇所引っかいて
軽くほぐす程度です。
花屋さんなどで聞いても、基本的には売る人、なので、正確なところ
がわからない場合もありますので、難しいのですが、ラベルを確認
する、ネットで事前に調べる、などするのがいいでしょう。
根を崩してはいけない場合については調べるのがわりと容易だと
思いますし、最後は苗を生産している会社に問い合わせるのも
よいでしょう。そういうことに対応してくれる園芸店、生産者は
信頼が置ける、ということだと思います。
まつりか様
丁寧かつ誠実なご教示をありがとうございます。
とても勉強になりました。
本当にありがとうございました。