200cmのゴムの木が黒く変色して、
どんどん葉が落ちてしまいました。カイガラ虫もたくさんいます。
ですが上のほうからは横へ新芽が出て30cmくらいのものが
2本くらい、何枚かの新葉とともに出てきています。
そこで、その新芽の根元から切り、アイビーのように水に挿して
根を生やさせることはできるでしょうか。
ゴムノキの場合葉が大きいですから水挿しで発根させる事は難しいと思います。通常取り木という方法で更新します。切り取りたい部分の樹皮を幅5ミリ位、枝の一回り削り取ります。樹皮が少しでも上下で繋がっていると発根しないので気をつけて下さい。このままでは折れやすいので副木を当ててビニタイなどで固定します。樹皮を剥がした部分に水に浸して絞ったミズゴケをゲンコツ1つ分位巻きつけます。ミズゴケを覆うようにビニールを巻き、枝の上下でビニタイなどで固定します。この時下側はしっかり結び、上側は水をやるためゆるく固定します。ミズゴケの表面までたくさん根が出てきたらビニールと副木を外しミズゴケが付いたままミズゴケの下側で切り取ります。これを観葉植物用の土に植えつけて2週間程度風の当たらない明るい日陰で管理し、その後少しずつ日に馴らしていきます。
まずはカイガラムシの駆除をするのが先決と思います。黒くなったのは
カイガラムシが出す排泄物に、それを栄養源とするカビが付着したため
に起きたスス病です。スス病が直接的に害を与える事はありませんが、
表面を黒い幕で覆ってしまい、十分な光線が得られずに葉が落ちてしま
う事があります。
現在もカイガラムシがいるようなら、早めに掻き落として専用の薬剤を
散布してスス病にさせないようにして下さい。
まつさんが言われた取り木も、樹が健全でなければ難しくなります。
まつさん、不死鳥さん、ありがとうございます!
取り木を検索したら、写真入りで説明されていました。
切断してから発芽させるのかと思ってたのでびっくりです。
確かに不死鳥さんのおっしゃる通り、もとの木が元気でないとだめですね。
カイガラ虫には他の植物も含め、ほとほと困っています。
スプレータイプの薬剤を用意していますが、なるべく薬を使わずに
発症させないよう気を付けたいです。