幸福の木に花が咲くのはこれで三回目です。でも季節かまわずさいてしまい、今回はあと3〜4日くらいで開花のようです。ただ心配なのは、いつも花を咲かせた後にその部分が枯れてしまったり、細々とした葉っぱになってしまうんです。今の時期は肥料をやれないのでは、と思いやっていません。水だけです。このような時はどうすれば良いのでしょうか?
ドラセナ類の中でもフラグランス(幸福の木)は比較的花をつけやすい
ようで、うちでも2回ほど咲きました。生育環境が非常に良くてストレ
スがない場合はあまり花がつかないのですが、小さめの鉢で根詰まり気
味で育てていたり、潅水を控えて常時乾いているような場合は伸長が止
まって花を上げやすくなります。
ドラセナの場合は「これ以上枝を伸ばすのはしんどい」と株が判断して、
子孫を残そうと花をつけるのですから、花のついた枝は役目を終えて枯
れたり衰退したりするのが普通です。ですから、枝を適当なところまで
切り戻してしまいましょう。枝数が少ない場合は、その切り口の周辺か
ら新しい枝が伸びてくることが多いです。ただし、枝数が多くて一部だ
けに花がついたような場合は、残りの枝で成長を間に合わせてしまって
新梢が出ないこともあります。
花がついても特別管理を変える必要はありません。また、整枝や植え替
えなどの作業は暖かくなってから行いましょう。頻繁に花がつく場合は
鉢が小さくなってきて根詰まりしていないかどうかを確認してください。