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金柑の実の摘果について 投稿者:サイダー 投稿日:2005/10/15(Sat) 21:55

昨年、実付きの鉢植え金柑を購入し、ベランダで育てています。
この春、一回り大きな鉢に植え替えました。
今、かなりの量の実がついていますが、このままでよいのでしょうか?
摘果の必要性はありませんか?
 ちなみに、実は金柑としては相当大振りのものです。
(品種はわかりません。)
どうぞよろしくご指導をお願いいたします。
※関東在です。


Re: 金柑の実の摘果について 投稿者:ひでちゃん 投稿日:2005/10/16(Sun) 12:04

こんにちは

経験から言えば
金柑の実がかなり大きくなっていると思われますので、今摘果しても摘果の効果は薄いと思われます。
元々金柑はそれ程摘果は必要ないようです。ただ鉢植えでは養分の吸収が限られるためあまり多く実をつけない方が良いでしょう。

実付きの量を制限する良い方法は、2月下旬〜3月下旬に一部の枝を軽く剪定して結果母枝の数を制限すると共に不要な枝を除き風通しを良くしておきます。
なお、初夏になってから枝を切ると翌年の実付き悪くなりますので避けたほうが良いでしょう。

基本的には、摘果よりも春先に枝を間引くことと、3,6,9,11月に固形肥料を与えるなどして、肥料管理を徹底することが肝要です。
 


Re^2: 金柑の実の摘果について 投稿者:ひでちゃん 投稿日:2005/10/16(Sun) 17:30

剪定(3月)について補足です。
実が成る枝
*春に枝が伸び夏までに成長が止まり、年を越した枝でこれを結果母枝と言う(1)。

実が成らない枝。
*春に枝が伸び、その先端が夏になってさらに伸び、秋に成長が止まって年を越した枝(2)。
春に枝が伸び、その先端が夏になってさらに伸び、その先端が秋になってまたさらに伸び、冬になって成長が止まって年を越した枝(3)。

(1)の枝が少ない年の剪定。
剪定は控えるか弱めに剪定し、来年の結果母枝を確保する。

(1)の枝が多い年の剪定。
(2)のような枝を剪定:夏に伸びた枝の根元(春に延びた枝の先と夏に伸びた枝の境目)で切る。
(3)のような枝を剪定:夏に伸びた枝の4芽くらいを残して切る。
そうすると、春に枝が出て来年実が成る結果母枝になる。

これを毎年繰り返す。





Re^3: 金柑の実の摘果について 投稿者:サイダー 投稿日:2005/10/17(Mon) 13:14

ひでちゃん様
早速のご返答をありがとうございます。
ちょっと、ほっとしました。
来年、実をつけてから、そのまま元気が無くなって枯れてしまう…
なんて、いやでしたから。
(購入1、2年後に、花や実をたくさんつけてから、枯れてしまう  ことが多かったもので。)
ありがとございました。


Re^4: 金柑の実の摘果について 投稿者:ひでちゃん 投稿日:2005/10/17(Mon) 22:16

追記
柑橘類は肥料負けしやすいので、特に鉢植えの場合、化学肥料を施す場合は施肥量に注意してください。
発酵固形肥料(油粕+骨粉)が安全です。私は発酵固形肥料を主体にして配合肥料を少量与えています。
ただ、3月と11月は発酵固形肥料だけにしています


Re^5: 金柑の実の摘果について ...ありがとうございます。 投稿者:サイダー 投稿日:2005/10/18(Tue) 22:25

ひでちゃん様
ご丁寧に追記までありがとうございます。
これからは発酵固形肥料を使います。
本当にありがとうございました。



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