野生ランの1種、ツルランですが、元々暖地の植物なのですが、関東の気候になれたと思い、室内に取り込まないで、軒下に置いておいたら、このところの寒波で葉っぱが黒くなって冷害と思われます。再生方法はあるでしょうか。ご存知の方教えてください。
再生方法とは、黒ずんだ葉が元に戻ることでしょうか?。
微妙ですが、受けた寒さの程度によります。
寒さで葉が傷んでしまった場合:
これは戻りません。寒さの程度によっては根(塊茎)も
傷むことが有り、そうなった場合は枯れてしまいます。
そうでなければ、来年新しい葉を展開します。
えびねの仲間ですから、原産地でも四季がはっきりしている
ところは、冬は塊茎のみで越冬するものと思われます。
寒さの程度が弱く、いわば紅葉した状態となっている場合:
パンジーやビオラでもありますが、寒さに当たって一部赤黒く
なったりする場合があります。
この場合は戻る場合もあり、そのままの色の場合もあります。
いずれにせよ、受けた寒さの程度によりますし、様子を見てみないと
わからない、というのが答えです。
お住まいの地域、おかれた場所の環境もわからないので、
どんなダメージを受けたかも想像つきません。
葉も色が変わっただけか、生気を失ってしまっているのか・・。
寒さになれる、といっても限界があります。
もともと日本にも自生している植物で、ご近所が生育分布域
でないのなら、限界点を超えていると思うので、そもそも
慣れるという問題でなく、越冬は厳しいのではないでしょうか?。
また、ぎりぎり越冬するのと、健全な状態で越冬するのは違います。
ぎりぎり生存する、という場合は、ある年寒さが厳しい時は
枯れてしまうこともありますし、まずそのままの姿が保てません。
葉は傷んだり枯れたりしますし、ダメージが大きいと翌年花を
つける程度まで回復せず、ようやく回復したころにまた冬がくる
という循環になったりします。
越冬を試す場合は水遣り、霜対策などを工夫した上で、万が一
枯れることを前提になさるのが良いと思います。
クリスさん 今晩は
アドバイス、ありがとうございます。
あわてて室内に取り込みましたが、葉っぱが黒くなって以来変化がありません。来春まで様子を見ることにします。
参考になりました。