当地は北陸。
12月中旬、雪が降りそうなので屋内に入れました。
暖房の部屋の最も暖房から離れた場所に置いてあります。
20畳?くらいの事務所の床置きで明るいけれどあまり暖かくは無い端っこです。最近になって葉が茶色くなってきて引っ張るとポロリと取れてしまいます。水遣りは週2回ほどです。
昨年3月に開花鉢を貰い上手く夏も越せたのに肝心のここへ来てどうしたのでしょうか。屋内へ入れてからは肥料は与えていません。
このままで良いでしょうか。ご存知の方、御教え下さい。
推測される原因を2つ。
1 自然現象
デンドロなど多くのランはバルブが成熟し一定期間たつと
葉を落とし、バルブは栄養タンクとしての役割を果たすように
なります。
古いバルブの葉が落ちるのであれば、特段問題ないですね。
2 水のやりすぎ
よくわからないですが、1週間に2回も与えるほど植え込み
材料は乾きますか?。今の時期だともう少し乾きが遅いよう
な感じもします(環境によるのでこれ以上はなんとも)。
植え込み材料が乾いてから、15度程度の水を暖かい日の
午前中に与えるようにしてますか?。流れた水はすぐに
捨てていますよね?。
根腐れしている場合は、去年出たばかりの茎の葉もおちて
バルブにもしわがよったりします。
去年でた新しい葉が落ちているかどうかで一旦判断してみてください。
クリス様
ほんと自然現象だと良いのですが。
古いバルブの葉が落ちているようです。
水遣りの件ですが、せめて週1回くらいにしたいのですが直径10センチの鉢に数えてみたら43本バルブが出ています。
新しいのは緑がかって細く、古いのは白っぽく太めです。
新しいのには高芽が出ていてこれも15本ほどあります。古いのにもあります。
根元がびっしりで植えてある材料も見えません。
こんな状態なのですぐにバルブがしわっぽくなるので遣ってしまいます。
新しい葉は落ちていないようです。
こんなに長くもちこたえられた蘭系は初めてなので何とか春先ピンクの花を見たいと思っています。
びっしりの根元を見てつくづく悪いことをしたなーと後悔しています。
古いバルブのものは自然に落ちますからね・・・。
ただ、そろそろ植え替えのタイミングですね。
新しいバルブが細い、ということは、十分に育たなかったと
いうことです。
花を楽しむためには、新しくでたバルブを充実させることが
必要です。
春、連休くらいに、半分か、3分の1くらいに分けて、今と
同じか一回り小さめの鉢に植え替えましょう。
高芽が出ているということは、根が逆に傷んでいる可能性が
あります。根が腐っても水をすえないので、バルブがしわしわ
になり、別のところへ移動する意味もあって高いところから
芽を出します(木の幹などに張り付いているのでそこからまた
張り付いて株を広げるわけです)。
植え込み材料が乾いたかどうかは、たっぷり水をやったときと
乾いたときの重さでも判断できます。
ぬれているうちに水を与えると根が腐るもとです。
とうめん、しっかり乾かしてからたっぷりを繰り返し、
春は株分け、高芽もはずして管理するといいでしょうね。
ギンギアナムは寒さにも強く、ほったらかしでも花がつきやすいの
で、入門向きです。
ランの育て方など、原産地の様子なんかも解説してあるような本を
1冊手に入れられるか、ネットで調べてみてみるとよいでしょう。
出回っているかなりの種類が、いわゆる着生植物に近いので、
一般の草花と同じ手入れをすると枯らしてしまうのですが、逆に
毎日水を与えなくてよい、とか、肥料もほとんどいらないとか
メリットがありますので。
クリス様
> 春、連休くらいに、半分か、3分の1くらいに分けて、今と
> 同じか一回り小さめの鉢に植え替えましょう。
わかりました。花を見た後ですね、必ず植え替えます。
> 高芽もはずして管理するといいでしょうね。
ちょっと自信が有りませんが高芽を育てることも挑戦してみます。
あまり上手な手を持っていないなと自負していましたので今まで1シーズン楽しめたらそれで良いかなと思っていましたが、これを機に頑張ってみます。
今日、晴れていたので外へ持ち出してたっぷり水遣りしました。
あまりにも乾いた葉っぱに見えたので根元の次に真上からもいっぱい遣りました。
これでしばらく水遣りはがまんします。
取り込むときは瑞々しく見えましたが少しハラハラしています。がんばれキンギアナムの心境です。
ありがとうございました。
そのときの重さ、覚えておいてください。
次に乾いた状態の重さを覚えておけばいいでしょう。
いくら水をやっても、根が傷んでいると吸収できないので
土が湿っていても葉や茎が枯れてきます。
葉や茎が乾いているように見えるだけでなく、鉢の中の
水分量のおおい少ないで水を与えるようにしてください。
もともと木の幹に根を張り巡らせているので、数日なら
からからに乾いても平気です。
というより、普段は乾いていて、空気に触れているほうが好みです。
雨はスコールのように降りますが、すぐに流れさり、わずかに
樹皮が湿っている状態が数時間続きます。
養分の少ないところで、雨水を頼りに生きているので、
少ない肥料分、水分を効率よく吸収する構造の根になって
います。葉が硬く、バルブに水を蓄えているのもそのため
です。
こう考えると、草花のように土に埋め、毎日水を与えると
逆に水も養分も多すぎて枯れてしまうのがよくわかりますよね。
毎日世話できない人にも好都合なので、ぜひ、購入時より
バルブを太らせ、作上がり(以前より育ちのいいこと)
を達成してください。
クリス様
今日、K江尻氏の本を買ってきました。
楽しくて読み続けました。40本余りのバルブを付けた写真は無く、
ある意味すごいのかも、と思いました。
株分けしたらたくさん増えますものね。
勉強します。
> 雨はスコールのように降りますが、すぐに流れさり、わずかに
> 樹皮が湿っている状態が数時間続きます。
文学ですね。こんなふうに教えられたらと、これも目指します。
>
> 養分の少ないところで、雨水を頼りに生きているので、
> 少ない肥料分、水分を効率よく吸収する構造の根になって
> います。葉が硬く、バルブに水を蓄えているのもそのため
> です。
> こう考えると、草花のように土に埋め、毎日水を与えると
> 逆に水も養分も多すぎて枯れてしまうのがよくわかりますよね。
>
> 毎日世話できない人にも好都合なので、ぜひ、購入時より
> バルブを太らせ、作上がり(以前より育ちのいいこと)
> を達成してください。
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