お世話になります。
鉢植えの大きなシュロチクを1年3ヶ月ほど前に購入しました。
今の寒い時期は室内のカーテン越しに日光の当たる窓際で
管理していますが、それまでは戸外の半日陰の場所に置いて
いました。
そのため風で葉が折れたり、光線などで部分的に
葉が傷みました。それらの傷んだ部分は葉の形に沿って
切り取ったのですが、葉の量が少なくなった感じで見栄えが
あまりよくないです。
元のようにきれいに葉が伸びていて生い茂ったように
仕立て直しをしたいのですが、具体的にどのように
すればよろしいでしょうか。
傷んだ葉をカットしてもそこからのびてはきませんし、
茎ごと根元からカットすれば新芽が出てくるのでしょうか。
どうかご教示のほど、よろしくお願いいたします。
根元の土から新しい芽はふいてきますがそれが大きくなって茂るのには何年もかかりますね。
1年に5センチほどしか成長しませんからね。
現在の茎がまだ生きているようでしたら根を元気にするように管理するとやがて葉も茂ってくると思います。
一度植えこみ材の土を調べてみてください。
もし水はけが悪くなっているようなら植え替えの必要があるかもしれません。
通常は小粒の石で植えることが多いので水はけは良いものです。
根が空気にふれるのを好むからですが、根詰まりなどで水や空気の流通が悪くなると木は元気を無くしていきます。
5月になってから鉢増しか株分けをしてやるといいですね。
春から秋までは戸外で日光に当て、水やりは毎日、月に一度化成肥料をやるといいです。
007様、早速ご丁寧なアドバイスをいただき、ありがとうございます。
> 根元の土から新しい芽はふいてきますがそれが大きくなって茂るのには何年もかかりますね。
> 1年に5センチほどしか成長しませんからね。
根元の土からは新芽がでてくるけれども、
葉を茎ごと切り取った部分からは新芽はでないのでしょうか?
また、1株のカンノンチクを庭植えにしているのですが、
それが大きくなって生い茂るのにも年数がかかるのですか?
前に住んでいたところでは庭植えにしていたカンノンチクが
ものすごく大きくなり、母に聞いたところ、ここまで
大きくなるのに何年もかかったとのことでしたが・・・
> 現在の茎がまだ生きているようでしたら根を元気にするように管理するとやがて葉も茂ってくると思います。
茎は問題はありません。適切な水やりと、温度と、日当たりなどに
注意して育てていきたいと思います。
> 一度植えこみ材の土を調べてみてください。
> もし水はけが悪くなっているようなら植え替えの必要があるかもしれません。
> 通常は小粒の石で植えることが多いので水はけは良いものです。
> 根が空気にふれるのを好むからですが、根詰まりなどで水や空気の流通が悪くなると木は元気を無くしていきます。
水はけは少しわるくなってきているようです。
夏場はとてもよかったのですが・・・
根詰まりをおこしてきているからかもしれません。
風などで傷んだ部分を除いては、まだ葉はきれいで元気です。
これから次第に元気がなくなっていくようであれば、
5月ごろに植え替え等をしたいと思います。
> 春から秋までは戸外で日光に当て、水やりは毎日、月に一度化成肥料をやるといいです。
明るい日陰もしくは半日陰の場所に置くことと本には
書かれていますが、夏に戸外で直射日光を当てても
大丈夫でしょうか?
>
お手数をかけますが、ご返事をよろしくお願いいたします。
> 根元の土からは新芽がでてくるけれども、
> 葉を茎ごと切り取った部分からは新芽はでないのでしょうか?
「茎」と書かれているのが竹状の部分ということでしたら途中で切ってしまうとあとは枯れるのを待つだけですね。
頂上部分の成長点しか葉を出しませんから枝は期待できません。
> また、1株のカンノンチクを庭植えにしているのですが、
> それが大きくなって生い茂るのにも年数がかかるのですか?
ほぼ同じ速さで成長します。
品種による差はありますが、1年間におよそ3センチ〜10センチぐらいですね。
> 明るい日陰もしくは半日陰の場所に置くことと本には
> 書かれていますが、夏に戸外で直射日光を当てても
> 大丈夫でしょうか?
春先から日光に慣らしておけば問題ないです。
私は観音竹もシュロチクも直射日光で育てています。
でも日陰で長く置かれていたものは軟弱になっていますから用心して50パーセント程度に遮光しておくのがいいですね。
ご返事ありがとうございます。
> 「茎」と書かれているのが竹状の部分ということでしたら途中で切ってしまうとあとは枯れるのを待つだけですね。
> 頂上部分の成長点しか葉を出しませんから枝は期待できません。
「茎」と書いた部分が実際「茎」なのかわかりませんが、
中心の太い竹状の幹から出ている、葉をつけた細い茎(?)のことを
指していました。その細い茎と幹の境目をカットすれば
新芽がでてくるのかという質問内容だったのですが、
ご理解しづらかったようで申し訳ありませんでした。
なお、前回「茎は問題ありません」と書いた部分は
私が思う「太い幹」のことで、訂正させていただきます。
度々お手数をかけますが、どうかもう1度ご返事をよろしく
お願いいたします。
> 春先から日光に慣らしておけば問題ないです。
> 私は観音竹もシュロチクも直射日光で育てています。
> でも日陰で長く置かれていたものは軟弱になっていますから用心して50パーセント程度に遮光しておくのがいいですね。
春から日光に慣らしておけば夏の直射日光でも大丈夫なんですね。
でも少し用心して春と秋は戸外で直射日光をあてて、
夏は戸外の半日陰の場所に置こうと思っています。
> 中心の太い竹状の幹から出ている、葉をつけた細い茎(?)のことを
> 指していました。その細い茎と幹の境目をカットすれば
> 新芽がでてくるのかという質問内容だったのですが、
「葉をつけた細い茎」というのは葉の一部で「葉柄=ようへい」と言われるものですね。
これは切っても幹の成長には大きな障害とはなりません。
ただ、他の木のように葉柄のついていた節からは枝をふいてくることはありません。
幹の天頂部が生きていれば新しい葉を出してくると思いますからそちらのほうに期待するといいですね。
> 春から日光に慣らしておけば夏の直射日光でも大丈夫なんですね。
> でも少し用心して春と秋は戸外で直射日光をあてて、
> 夏は戸外の半日陰の場所に置こうと思っています。
そうですね、それが安全でしょうね。
春が待ち遠しいですね。
うちのシュロチクは狭い温室でぎゅうぎゅう詰めになっています。
外に出したままだと強風で葉が痛んでしまいますから仕方なくがまんさせています。
度々、温かいご指導をいただきまして、ありがとうございます。
> 「葉をつけた細い茎」というのは葉の一部で「葉柄=ようへい」と言われるものですね。
> これは切っても幹の成長には大きな障害とはなりません。
> ただ、他の木のように葉柄のついていた節からは枝をふいてくることはありません。
> 幹の天頂部が生きていれば新しい葉を出してくると思いますからそちらのほうに期待するといいですね。
「細い茎」と思っていたのは、茎ではなく葉の一部なんですね。
初めて知りました。
暖かくなって、幹の天頂部から新芽がでてくるのを
期待したいと思います。
とても勉強になりました。007様、本当にありがとうございました