よく見かける3本長いのが鉢に植えてある五彩閣という名前のサボテンなんですが、1本がある日、突然倒れました。
ガラス窓の際で玄関先においてます。去年までは暖房をきかせていたんですが、今年は、あまりきなかいストーブがおいてあるのみです。
そして次ぎの1本の先のほうからすすのような、見た感じはグレーにみえますが、手でさわると白っぽいカビ?のようなもの覆われてきました。そこを含め20cmぐらい切りとったのですが、すぐに先が同じ症状になりまた、切り落とし、と、同じ繰り替えしです。
根元とあと1本はみた感じも特に問題なさそうなんですが。。。
まず五彩閣という品種についてですが、紅彩閣(こうさいかく)と言う
品種の間違いではないでしょうか。だとしたらサボテンではなく、多肉
植物になりますね。もしかしたら五彩閣と言う品種があるかも知れませ
んが、僕はちょっと分りませんね。
いずれにしてもサボテンでも多肉植物でも、栽培方法に違いがあっても
病害虫に関しては同じですから、参考にされて下さい。
状態からするとどうもカイガラムシが発生して、更にスス病を併発して
いるように思えます。このままでは枯れるのを待つだけですから、早急
に処置をする必要がありますね。
一部の品種を除けば、サボテンと多肉植物は乾燥と暑さには強い植物で
す。逆に寒さには大変弱いので、冬越しをさせるなら5度以上をキープ
出来て日当たりが良い窓辺に置く必要があります。
カイガラムシの処置ですが、この時期のカイガラムシは体内にロウ状の
物質で守られているため薬剤が効き難くなっています。まずは竹串など
を使用して完全に掻き落とし、カイガラムシに有効な薬剤を散布して下
さい。刺があるため落としにくいかも知れませんが、少しでも残してい
ると後に新たな被害が生まれる可能性があります。
玄関先にストーブがあるのですか?。それで玄関先の最低室温と最高室
温はどの程度になるのでしょう。まさか24時間連続してストーブを使
用しているのでしょうか。その事が良く理解出来ません。
次に暖房を効かせている場合、加湿器を使用したり葉水で湿度を高める
工夫をされているでしょうか。カイガラムシが発生する原因としては、
室内の湿度が不足しているのが主な原因です。
まずはカイガラムシの駆除を行い、春先に植替えをされて下さい。
今は植替えはしないで下さい。状態が更に悪くなり、枯れますよ。