斑入りの葉と赤い実のコントラストが気に入って購入しましたが、
夏の直射日光は大丈夫でしょうか。一般的に斑入りとか薄い色の葉
は直射日光に弱いといいますよね。室内に取り込めないくらい大き
な鉢で、寄せ植えにしたいと思っています。場所は屋上です。日当
たりは最高に良好です。どうかアドバイスお願いします。
そうですね。斑入りのものは強光線に弱く、葉やけをおこしやすい
性質があります。ですから夏の直射日光ではなおさら葉やけを
起こしてしまいますね。
千両は日陰でも生長しますが、長期間暗い場所で管理すると
逆に斑が不鮮明になってしまいますので、レースのカーテン越し
程度の弱い光をあてることで、きれいな斑模様を維持することが
できます。光だけでなく乾燥や肥料不足などでも斑入り部分が
枯れてしまうこともあります。
斑入りの千両は直射日光にあてすぎると葉色がうすくなり、
小さい葉が多くつくようです。半日陰程度の弱い光で育った
ものは葉色もうすくならず、葉ものびのび育つようですね。
ですから室内のレースのカーテン越し程度の弱い光をあてて
管理することが望ましいですが、屋上に置かれるようであれば
寒冷紗や遮光ネットなどで覆って、光をさえぎる必要があります。
特に夏場の屋上では相当陽射しが強いと思うので、寒冷紗を
使用する場合は、遮光率の高い黒色のものを使用することを
お勧めします。中が蒸れたり、日よけの熱で葉やけをおこさない
ように植物との距離を置いて張るようにして、風通しをよく
してください。
遮光ネットの場合は遮光率があるので植物にあったものを選びます。
また、コンクリートの上には直接置かないようにしてください。
コンクリートの熱の照り返しで、鉢が高温になって株を傷めます
ので、必ず鉢とコンクリートの間に木製のデッキなどを置くなど
工夫をしてください。
戸外におく場合はこまめに植物の様子を見ながら、管理して
くださいね。
こまかいアドバイスありがとうございました。やはり屋上は斑入り千両にとっては過酷な環境のようですね。もう一度地植えする場所を検討してみます。大変参考になりました。PSお返事送れてすみませんでした。